2011-08-21(Sun)
アクションへの道(256)
自分には大きなターニングポイントが2回あったと思います。
1つは自分の傲慢が後輩との軋轢を生み、現場を干された2002年、
一生懸命に取り組んでいるのに仕事を干され、クビまで切られそうになるなんてなかなかありません。
これは当時の僕がどれだけ問題を抱えていたかという証明だと思います。
次が、武装を立ち上げた2007年、
これがなければ僕の考え方はずいぶん違っていたでしょうね。
この時に得た教訓、
これは『代表』という立場にならなければ(僕は)気付かなかった教訓です。
ショーチーム所属のアクターだった頃には特に考えなかったし、考えたとしても実践しなかった事です。
しかし、
もし、アクター時代にこういう考え方が出来たなら、
自分はもう少し成長出来たんじゃないかと、
そんな風に思うのです。
だから、
僕が『今』思う事を後輩達に伝えたい、と、
そう考えてしまうのです。
いつも長々とブログを書いてしまうのは、それが原因だったりもするのです。
僕が武装を立ち上げて、
代表になって気付いた事。
それは、
『逃げなければ新しいアイデアが生まれる(可能性がある)』
という事です。
この事についてしばらく書いていきたいと思います。
『逃げなければ新しいアイデアが生まれる(可能性がある)』
僕がそう思ったのは、
『代表』は『逃げられない立場』だ
と気付いてからです。
僕が『逃げられない』と実感したエピソードの一例をあげてみましょう。
一番逃げられないと思ったのは、
『メンバーへの指導』
に関する事ですね。
2002年、仕事を干された時に気付いたのは、
『人を指導する為にはまず相手を認めなくちゃいけない』
って事と、
『褒めない者には叱る権利はない』
って事でしたが、これはすごく当たり前で、わざわざ代表にならなくとも気付く事です。
30歳になるまで気付かなかった僕がおかしいのです。
(でも気付かず指導に当たっている人もけっこういるんですよ)
では『代表』として指導する場合の
『逃げられない事』
とは何なのか。
ショーのメンバーって、色んな人が集まるんですよ。
TVキャラクターを扱うチームだと繁忙期には100人を越すアクターが動く事もあって、とにかく頭数が必要なんです。
だからアクター希望者は基本的に採用する事になります。
年齢や病気、怪我、その他特別な要因がなければ
『じゃ、とりあえずやってもらいますか』
ってなるんです。
その結果、色んなタイプが集まる事になります。
動ける人、運動が苦手な人、社交的な人、付き合い下手な人、偉そうな奴、勘違いしてる奴、ただのヒーローオタク…
キャラクターショーチームは、
『いかに良い人材を採用するか』
ではなくて、
『入ってきた人材をいかに育てるか』
に最も力を入れていると言っても過言ではないのです。
つづく。
1つは自分の傲慢が後輩との軋轢を生み、現場を干された2002年、
一生懸命に取り組んでいるのに仕事を干され、クビまで切られそうになるなんてなかなかありません。
これは当時の僕がどれだけ問題を抱えていたかという証明だと思います。
次が、武装を立ち上げた2007年、
これがなければ僕の考え方はずいぶん違っていたでしょうね。
この時に得た教訓、
これは『代表』という立場にならなければ(僕は)気付かなかった教訓です。
ショーチーム所属のアクターだった頃には特に考えなかったし、考えたとしても実践しなかった事です。
しかし、
もし、アクター時代にこういう考え方が出来たなら、
自分はもう少し成長出来たんじゃないかと、
そんな風に思うのです。
だから、
僕が『今』思う事を後輩達に伝えたい、と、
そう考えてしまうのです。
いつも長々とブログを書いてしまうのは、それが原因だったりもするのです。
僕が武装を立ち上げて、
代表になって気付いた事。
それは、
『逃げなければ新しいアイデアが生まれる(可能性がある)』
という事です。
この事についてしばらく書いていきたいと思います。
『逃げなければ新しいアイデアが生まれる(可能性がある)』
僕がそう思ったのは、
『代表』は『逃げられない立場』だ
と気付いてからです。
僕が『逃げられない』と実感したエピソードの一例をあげてみましょう。
一番逃げられないと思ったのは、
『メンバーへの指導』
に関する事ですね。
2002年、仕事を干された時に気付いたのは、
『人を指導する為にはまず相手を認めなくちゃいけない』
って事と、
『褒めない者には叱る権利はない』
って事でしたが、これはすごく当たり前で、わざわざ代表にならなくとも気付く事です。
30歳になるまで気付かなかった僕がおかしいのです。
(でも気付かず指導に当たっている人もけっこういるんですよ)
では『代表』として指導する場合の
『逃げられない事』
とは何なのか。
ショーのメンバーって、色んな人が集まるんですよ。
TVキャラクターを扱うチームだと繁忙期には100人を越すアクターが動く事もあって、とにかく頭数が必要なんです。
だからアクター希望者は基本的に採用する事になります。
年齢や病気、怪我、その他特別な要因がなければ
『じゃ、とりあえずやってもらいますか』
ってなるんです。
その結果、色んなタイプが集まる事になります。
動ける人、運動が苦手な人、社交的な人、付き合い下手な人、偉そうな奴、勘違いしてる奴、ただのヒーローオタク…
キャラクターショーチームは、
『いかに良い人材を採用するか』
ではなくて、
『入ってきた人材をいかに育てるか』
に最も力を入れていると言っても過言ではないのです。
つづく。
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