2011-08-18(Thu)
アクションへの道(253)
『温故知新』って言葉がありますよね。
古いものを知る事で、現在の事をより理解する、というような言葉です。
僕はこれを
新しいものを作る為には古いものを研究しなければならない
と解釈しています。
『新しい』とは、『過去』や『現在』との比較で生まれる概念です。
すなわち、『過去』や『現在』を知らないものに、新しいものは作れないのです。
新しいものを作る為には、まず古いものを知る事。
かなり極端な喩え話をしましょう。
博多のラーメン店『一蘭』。
その一部の店舗では『重箱』に入ったラーメンがあるそうです。
現在ラーメンの器の主流はもちろん『どんぶり』。
『重箱』は少数派です。
しかし、もし数十年後、『重箱』が主流になっていたら。
『ラーメンは重箱で食べるもの』
というのが常識になって早十数年、
そこに次世代のラーメン界を担おうとする1人の若者が現われた!
彼は言う。
『今のラーメン業界は古いやり方に縛られ過ぎなんスよ。
もっと新しいやり方を考えなきゃ』
『だからね、俺はまず器から見直す事にしたんです。
オッサン達は、ラーメンは重箱って常識みたいに思ってますからね』
『これ聞いたら斬新でびっくりしますよ。
俺、ラーメンをどんぶりに入れようと思ってるんです!』
『かつ丼とか牛丼が入ってるようなどんぶりにラーメンが入ってたらびっくりしません!?
きっと重箱よりも食べやすくなるし、これなら目新しくて、若い奴等も食いついてくると思うんスよ!』
『やっぱり常に、新しいアイデアを出していかなくちゃですね!』
…どうでしょう?
これは極端な喩えですが、
古きを知らずに新しいものを作ろうとすると、こんな恥ずかしい事になったりするんですよ。
キャラクターショーにおいても同じ事です。
仮に『仮面ライダー』をキャラクターショーの始まりとしても(本当はもっと古いですが)40年の歴史があるワケで、
ことアクションに関しては、歌舞伎や能まで遡る事も出来るワケで、
それを知らずして新しいものは作れないと、そう思いません?
だから僕は、僕が知ってる事、僕がやってきた事を書き残して伝えていきたいと思っています。
後輩達が新しいものを生み出せるように。
古いものを知る事で、現在の事をより理解する、というような言葉です。
僕はこれを
新しいものを作る為には古いものを研究しなければならない
と解釈しています。
『新しい』とは、『過去』や『現在』との比較で生まれる概念です。
すなわち、『過去』や『現在』を知らないものに、新しいものは作れないのです。
新しいものを作る為には、まず古いものを知る事。
かなり極端な喩え話をしましょう。
博多のラーメン店『一蘭』。
その一部の店舗では『重箱』に入ったラーメンがあるそうです。
現在ラーメンの器の主流はもちろん『どんぶり』。
『重箱』は少数派です。
しかし、もし数十年後、『重箱』が主流になっていたら。
『ラーメンは重箱で食べるもの』
というのが常識になって早十数年、
そこに次世代のラーメン界を担おうとする1人の若者が現われた!
彼は言う。
『今のラーメン業界は古いやり方に縛られ過ぎなんスよ。
もっと新しいやり方を考えなきゃ』
『だからね、俺はまず器から見直す事にしたんです。
オッサン達は、ラーメンは重箱って常識みたいに思ってますからね』
『これ聞いたら斬新でびっくりしますよ。
俺、ラーメンをどんぶりに入れようと思ってるんです!』
『かつ丼とか牛丼が入ってるようなどんぶりにラーメンが入ってたらびっくりしません!?
きっと重箱よりも食べやすくなるし、これなら目新しくて、若い奴等も食いついてくると思うんスよ!』
『やっぱり常に、新しいアイデアを出していかなくちゃですね!』
…どうでしょう?
これは極端な喩えですが、
古きを知らずに新しいものを作ろうとすると、こんな恥ずかしい事になったりするんですよ。
キャラクターショーにおいても同じ事です。
仮に『仮面ライダー』をキャラクターショーの始まりとしても(本当はもっと古いですが)40年の歴史があるワケで、
ことアクションに関しては、歌舞伎や能まで遡る事も出来るワケで、
それを知らずして新しいものは作れないと、そう思いません?
だから僕は、僕が知ってる事、僕がやってきた事を書き残して伝えていきたいと思っています。
後輩達が新しいものを生み出せるように。
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