2011-08-11(Thu)
アクションへの道(248)
自分の未熟な頃を振り返り、現在と比較する事で反省点を浮き彫りにし、
自分への戒め、そして後輩達へのメッセージを示す事。
あるいは若い頃の情熱を思い返し、現在の自分の指針とする事。
僕が『アクションへの道』を書くのにはそんな理由があります。
そして、
『キャラクターに関わる事の大変さ』
を伝えたいというのも大きな理由の1つです。
『えっ!?普通は楽しさを伝えるもんじゃないの!?』
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
いいんです楽しさなんて。
どうせキャラクターの世界に入って来る人は、
そして続けている人のほとんどは、
この世界に興味があったり好きだったりするワケですから、
興味があって好きな仕事は楽しくて当然なんです。
好きな世界にいるんだから楽しくて当然。
逆に楽しくないならこんな仕事やめてしまえばいい。
誰かに強要されてやるような仕事じゃないんだから。
だから僕は
『ショー(キャラクター)ってこんなに楽しいよ!』
なんて言うつもりはありません。
むしろ、
『自分が楽しむ為だけにキャラクターに関わってる人』、
『楽しい事だけしかしようとしない人』に、
『そうじゃないんだよ!』
と伝えたい気持ちが大きいんです。
我々の仕事は(今風に言えば)スーツアクターです。
キャラクターの衣裳を着けて演技をする俳優です。
それにはもちろん技術が必要ですし、技術を体得する為の練習や勉強が必要です。
スーツアクターの仕事とは、それら身に付けた技術を用い、鑑賞に堪え得る、観客を満足させる作品を作り出す事なのです。
しかし中には、
『キャラクターの格好をしている事』
に満足してしまい、
『子供に囲まれている事』
で悦に入ってしまう人がいるのです。
それだけで満足しちゃう人は本当に楽しくて仕方ないでしょうね。
大した努力もせず、
何の技術もなく、
スーパーヒーローの姿で人前に登場して、
子供達から握手や撮影をねだられるワケですからね。
それは100%衣裳の人気なんですが、そーゆー奴は自分の実力みたいに勘違いしちゃうんですよね。
おまけにショーの後、
『いやぁ~、今日はめっちゃ暑かったんで途中で倒れるかと思いましたよ~』
なんてドヤ顔で言われたりすると、
『何の努力もしとらんのやから暑いぐらい我慢せぇっ!』
と言いたくなってしまいます。
つづく
自分への戒め、そして後輩達へのメッセージを示す事。
あるいは若い頃の情熱を思い返し、現在の自分の指針とする事。
僕が『アクションへの道』を書くのにはそんな理由があります。
そして、
『キャラクターに関わる事の大変さ』
を伝えたいというのも大きな理由の1つです。
『えっ!?普通は楽しさを伝えるもんじゃないの!?』
なんて思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
いいんです楽しさなんて。
どうせキャラクターの世界に入って来る人は、
そして続けている人のほとんどは、
この世界に興味があったり好きだったりするワケですから、
興味があって好きな仕事は楽しくて当然なんです。
好きな世界にいるんだから楽しくて当然。
逆に楽しくないならこんな仕事やめてしまえばいい。
誰かに強要されてやるような仕事じゃないんだから。
だから僕は
『ショー(キャラクター)ってこんなに楽しいよ!』
なんて言うつもりはありません。
むしろ、
『自分が楽しむ為だけにキャラクターに関わってる人』、
『楽しい事だけしかしようとしない人』に、
『そうじゃないんだよ!』
と伝えたい気持ちが大きいんです。
我々の仕事は(今風に言えば)スーツアクターです。
キャラクターの衣裳を着けて演技をする俳優です。
それにはもちろん技術が必要ですし、技術を体得する為の練習や勉強が必要です。
スーツアクターの仕事とは、それら身に付けた技術を用い、鑑賞に堪え得る、観客を満足させる作品を作り出す事なのです。
しかし中には、
『キャラクターの格好をしている事』
に満足してしまい、
『子供に囲まれている事』
で悦に入ってしまう人がいるのです。
それだけで満足しちゃう人は本当に楽しくて仕方ないでしょうね。
大した努力もせず、
何の技術もなく、
スーパーヒーローの姿で人前に登場して、
子供達から握手や撮影をねだられるワケですからね。
それは100%衣裳の人気なんですが、そーゆー奴は自分の実力みたいに勘違いしちゃうんですよね。
おまけにショーの後、
『いやぁ~、今日はめっちゃ暑かったんで途中で倒れるかと思いましたよ~』
なんてドヤ顔で言われたりすると、
『何の努力もしとらんのやから暑いぐらい我慢せぇっ!』
と言いたくなってしまいます。
つづく
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