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2011-07-09(Sat)

アクションへの道(226)

2004年の後半にはショーパッケージ用の台本を書いたっけ…

あれはちょっとツラかったなぁ…



物語を作る時、

特にそれがTVのヒーローを描いた『キャラクターショー』であった場合、

『何が起きるか』

よりも

『誰がどうするか』

が大事になると思うんです。

それぞれの登場人物の性格設定を踏まえて、

『この人ならこうするだろう』

とか

『この人はそんな事言わないだろう』

って事を積み上げてストーリーを構築しなくちゃいけないんですね。

例えば主人公が

R…熱血(♂)
B…クール(♂)
G…軟弱(♂)
Y…イケイケ(♀)
P…お嬢様(♀)

なんて設定で、Gが敵にやられて倒れてるシーンがあるとしたら、

Y『G!大丈夫!?』

G『みんな…迷惑かけてごめんよ…』

P『誰がこんな酷い事を…』

R『きっと奴等のしわざだ…許せねぇ!今すぐぶっつぶしてやる!』

B『待て!これは奴等の罠かもしれない。落ち着いて作戦を考えよう。まずはGの手当てが先だ』

Y『仲間をこんな目に遭わされてよく落ち着いていられるわね!私も絶対許せない。R!行くわよ!』

R『おう!』

B『R、Y、待て!』

…みたいになるのが自然な展開です。

お嬢様のPが怒りに任せて突っ走ったり、

クールキャラのBが突っ走ったり、

熱血キャラのRがみんなをたしなめたりしないのが分かりやすい展開ってもんです。

(そういう例外的な展開にする時は別の設定が必要になってきます。

BとPのせいでGがやられたから2人は柄にもなく突っ走ってしまう、とか。

そしてRに

『落ち着けよ!いつものオマエ達らしくないだろ!?』

なんて言わせたり)

何かの事件が起きて、キャラクターが性格に応じた対処をすると、それだけでストーリーは進展するのです。

TVのキャラクターにはそれだけ強い個性が与えられているのです。

(上記の例だと、突っ走ったRとYは敵の罠に嵌まって大ピンチになるでしょうね)
当然ながら僕も、その方程式に則って台本を書いています。


2004年からさかのぼる事10年、

1994年辺りのエピソードで書いたと思いますが(書いてないかもしれませんが)、
当時の社員さんが、

『ベースとなる台本を作っておいて、毎年ヒーローの名前と悪役の名前だけ変えればいい。

そうすれば台本製作の手間が省ける』

というような発言をして僕が大いに憤った事がありました。

ここまで読んで下さった方ならその憤りの理由の1つを理解して下さると思います。

『キャラクターショー』は『キャラクター』によって進められるのです。

『キャラクター』とは『登場人物』を指すだけでなく、『登場人物の性格・性質』を意味する言葉なのです。

肝心の『キャラクター』をないがしろにして、『キャラクターショー』が成り立つハズがない!!

…しかし、2004年に僕が書いた台本は、まさにそのような憂き目に遭ったのです…


続きます。
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プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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