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2011-06-11(Sat)

6月9日の殺陣教室(前編)

9日、
警備の後はテレビ番組のロケ、
ロケの後は殺陣教室でした。

参加予定のシライシさんが少し遅れるとの事だったので、独りでジャンプしたり壁倒立したりして待ちました。

壁倒立、前回は50秒ぐらい保ったのに、今回は多分30秒ぐらい。

腕がプルプルして、

『もうダメだっ!』

となってしまいました。

後で原因を考えた所、肩が前に出てバランスが崩れていた可能性がある。

次はフォームを気にしながらやってみよう。

そんな事をやっているとシライシさんが到着。

ストレッチをしてもらって、ジャンプと筋トレで身体を温めました。

前回は体調が悪そうだったシライシさん、本日は好調そうです♪

まずは剣殺陣からスタートしました。

最近定番化した片足ジャンプと站椿をやってから摺り足の前進後退。

摺り足は、剣殺陣の完成度に直結する練習だと思うので欠かせませんね。

続いて木刀での素振りは、真っ向と袈裟の2種類。

刀を振る身体を作る為には何回も刀を振るのが一番、と考えています。

久しぶりに合わせもやりました。

2人で向かい合って顔の前で刀を合わせる練習です。

以前、ショーの先輩である北斗氏に

『みんな剣先の位置が高いよ』

と指摘を受けた事があります。

本来は顔の高さにあるべき剣先が頭より上に出ている、そんなメンバーがけっこういたのです。

これは『自分の刀を打ち込む事』よりも、『相手の刀を受ける事』に意識が向かってしまった結果だと思います。

常に斬りにいく気持ちを持っていないと、段取りだけのつまらない立ち回りになってしまいますから注意が必要ですね。


続けて、合わせた後に相手の刀をはじく練習。

合わせた瞬間に刀を返してはじくのですが、慣れるまではフォームをキメるのが難しいようです。

形としてカッコ良く、なおかつ次の動作にスムーズに移行出来るようにしなければなりません。

初心者の方には、ゆっくりゆっくりやりながら自分の動きの癖を見極め、自分に合った形を見つけてほしいですね。

余談ですが、僕が新人の頃、ある先輩が

『お前は形を気にしすぎて動きが遅い!

形はめちゃくちゃでいいから、とにかく速く動いて練習しろ!』

と指導してくれました。

『ヒーローアクションは形を気にするべきだ』

との理念を持っていた僕は例によってそのアドバイスを実行しませんでしたが。


今になって考えたら、形を気にせずスピードを上げる練習も必要だと思います。

ただしそれは、

『スピードは遅くてもいいから形を気にする練習』

と交互にやるべきかと。

色んな指導法はあるでしょうが、僕は

『交互にやらせて後々融合させる』

方法で指導したいと思います。

合わせからのはじきが終わったら刀を使った立ち回りです。

今回はシライシさんにシン(主役)の動きを覚えてもらいました。

覚えてもらったのは、僕が新人の頃に見て感動したTさん(他社の大先輩)の立ち回りです。

この立ち回りはビデオで何回も何回も見て勝手にパクらせていただきました。

Tさんゴメンナサイ。

けっこう長い立ち回りなので、覚えてもらったのは前半を少しだけ。

実際の立ち回りでは、基本とは違う動きや特殊な動きが出てきます(逆の足を踏み込んで斬ったり)。

それはすなわち応用という事なんですが、きちんとした基本が身についてからでないと応用をやらせる事は出来ません。

最初に応用(実践)で技術を身に付けた人は

『自分が動きやすいクセ』

で動く傾向があります。

一度そうなった人にきちんと基本を覚えてもらおうとしても、なかなか熱心に取り組んではもらえません。

自分のクセを封じられ、形を厳しく決められた基本は非常に窮屈に感じるようなのです。

『こんな窮屈で地味な練習をしたくない!』

という思いから、

『基本は実践では役に立たない!』

という言い訳が生まれ、

『自分は今まで通りの動きの方がやりやすいんだ!』

という結論に至るみたいです。

そんな人を今まで何人も見てきました。

では、実践で使いづらい基本技を何故練習しなければいけないのかを説明しましょう。

基本とは何なのか、
それは『応用の基盤』となるものです。

立ち回りとは何なのか、
それは『演技』です。

演技とは、ある人物(キャラクター)の感情を表現する事です。

つまり役柄によって表現(立ち回りの動き)は変わってくるのです。

同じ技でも、力が強い者と弱い者では動きが違ってくる。

男と女でも違う。

戦いに慣れた者と慣れてない者でも違う。

優しい者と非情な者でも違う。

その違いを出すのが『応用』です。

きちんとした基本が身に付いていなければ、役柄に応じた応用は出来ないでしょう。

基本が出来ていない人は、どんな役を演っても結局同じ動きなんです。

それでは重要な役は出来ませんし、人に指導する事も出来ません。

なので、せめて武装のメンバー、武装殺陣教室の生徒さんにはしっかりした基本を覚えてもらいたいと思っています。


話が完全に飛びました。

要するに、シライシさんに立ち回りをやらせたのは、それに応じた段階に至ったからだと言いたかったんです。
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プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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