2011-06-08(Wed)
アクションへの道(200)
おぉっ、アクションへの道も200回!
こんなネガティブなエピソードで200回を迎えて良かったのかしら。
まぁ仕方ないですね。
引き続き2002年の話。
あるメルヘンの現場の話がありました。
通常なら1つの現場で1つのショーが行なわれるのですが、そのイベントでは同日に
『女の子向けメルヘンショー』
『男の子向けメルヘンショー』
の2つが行なわれるという事でした。
その話を聞いた僕は喜びました。
僕は昨年からこの
『男の子向けメルヘンショー』
で悪役をずっと演じさせてもらっていて、
『もう一度チャンスがあれば自分の演技を完成させられる!』
と考えていたのです。
しかし、キャラクターショーというのは、テレビ放映が終わればショーも終わってしまいます。
時期的に
『あぁ…もう完成させる機会はないかもな…』
と諦めかけていた時にこの現場の話が出たんです。
だから僕は喜んだんです。
僕はメルヘンリーダーにお願いしました。
『今回も是非俺を使ってくれ!』
メルヘンリーダーは当然とばかりにOKをくれました。
しかしそこでアクションリーダーが待ったをかけたのです。
『その日はアクションも忙しいんだから内野さんはアクションに入ってもらわなきゃ困る』
はぁーっ?
いつも俺抜きでやってんじゃん!
お気に入りを集めてやってんじゃん!
何でこんな時だけそんな事言うんだぁ?
『いや、俺はメルヘンに入るよ。自分の演技を完成させたいし。こーゆー時の為に毎週メルヘン練習に参加してるんだし』
アクションリーダーは食い下がります。
曰く、
・本当に人が足りない
・チームリーダーが自分の言う事を聞かずに天狗になってるから同じ班に入って指導してやってほしい
って事でした。
だからぁ、それはリーダーが直々に説教しろって!
ここからアクションリーダーとメルヘンリーダーの話し合いが始まりました。
ここで2人は
『Sさんは入れないか!?』
と言い出しました。
『Sさん』とは、僕の同期の『S君』の事です。
先日僕が顔面にキックを入れてしまったS君です。
『そうだ!Sさんがいる!』
リーダー2人のテンションが上がります。
さっそく2人はS君の所へ交渉に向かいました。
その結果…
S君がメルヘンに、
僕がアクションに入る事になりました。
なんでぇっ!??
『いや、Sさんはスケジュール的にメルヘンの方しかリハーサルに出れないみたいで』
…Sめ、嘘つきやがったな。
Sはこの時期、その天狗になってるチームリーダーが嫌いだったのです(彼は人の好き嫌いが激しいのです)。
なのでスケジュールを理由にアクションを断ったのでしょう。
無職のS君がヒマな事は僕が知っている。
メルヘンリーダーは
『Sさんがメルヘンに入ってくれる!』
とテンションが上がっていましたが、僕は納得がいきませんでした。
S君がすごい事は分かる。
おそらくメルヘンに入ってもすごい演技でメンバーを魅了するでしょう。
しかし、S君はキャラクターショーの世界に入ってから、メルヘン練習には一切参加しなかったのです。
これまでに何度か説明してきた
『メルヘンでの演技が恥ずかしい』
『だからメルヘンを避ける』
『メルヘンを避けている自分を正当化する為にメルヘンを貶める』
S君はその代表のような人だったのです。
『メルヘン練習に参加する男は女目当て』
そう言ってる1人だったのです。
そんな彼がメルヘンに入って
『Sさんすごい!』
ってなったなら、メルヘンの立場はどうなってしまうんでしょう?
『練習なんてやらなくても、すごい人はすごい、上手い人は上手い』
って事になったなら。
『メルヘン練習なんて役に立たない』
そう言ってる奴をメルヘンメンバーが尊敬してしまったなら。
それは僕が願う
『メルヘンの向上』
からは逆行する事になる、と思ったのです。
こんなネガティブなエピソードで200回を迎えて良かったのかしら。
まぁ仕方ないですね。
引き続き2002年の話。
あるメルヘンの現場の話がありました。
通常なら1つの現場で1つのショーが行なわれるのですが、そのイベントでは同日に
『女の子向けメルヘンショー』
『男の子向けメルヘンショー』
の2つが行なわれるという事でした。
その話を聞いた僕は喜びました。
僕は昨年からこの
『男の子向けメルヘンショー』
で悪役をずっと演じさせてもらっていて、
『もう一度チャンスがあれば自分の演技を完成させられる!』
と考えていたのです。
しかし、キャラクターショーというのは、テレビ放映が終わればショーも終わってしまいます。
時期的に
『あぁ…もう完成させる機会はないかもな…』
と諦めかけていた時にこの現場の話が出たんです。
だから僕は喜んだんです。
僕はメルヘンリーダーにお願いしました。
『今回も是非俺を使ってくれ!』
メルヘンリーダーは当然とばかりにOKをくれました。
しかしそこでアクションリーダーが待ったをかけたのです。
『その日はアクションも忙しいんだから内野さんはアクションに入ってもらわなきゃ困る』
はぁーっ?
いつも俺抜きでやってんじゃん!
お気に入りを集めてやってんじゃん!
何でこんな時だけそんな事言うんだぁ?
『いや、俺はメルヘンに入るよ。自分の演技を完成させたいし。こーゆー時の為に毎週メルヘン練習に参加してるんだし』
アクションリーダーは食い下がります。
曰く、
・本当に人が足りない
・チームリーダーが自分の言う事を聞かずに天狗になってるから同じ班に入って指導してやってほしい
って事でした。
だからぁ、それはリーダーが直々に説教しろって!
ここからアクションリーダーとメルヘンリーダーの話し合いが始まりました。
ここで2人は
『Sさんは入れないか!?』
と言い出しました。
『Sさん』とは、僕の同期の『S君』の事です。
先日僕が顔面にキックを入れてしまったS君です。
『そうだ!Sさんがいる!』
リーダー2人のテンションが上がります。
さっそく2人はS君の所へ交渉に向かいました。
その結果…
S君がメルヘンに、
僕がアクションに入る事になりました。
なんでぇっ!??
『いや、Sさんはスケジュール的にメルヘンの方しかリハーサルに出れないみたいで』
…Sめ、嘘つきやがったな。
Sはこの時期、その天狗になってるチームリーダーが嫌いだったのです(彼は人の好き嫌いが激しいのです)。
なのでスケジュールを理由にアクションを断ったのでしょう。
無職のS君がヒマな事は僕が知っている。
メルヘンリーダーは
『Sさんがメルヘンに入ってくれる!』
とテンションが上がっていましたが、僕は納得がいきませんでした。
S君がすごい事は分かる。
おそらくメルヘンに入ってもすごい演技でメンバーを魅了するでしょう。
しかし、S君はキャラクターショーの世界に入ってから、メルヘン練習には一切参加しなかったのです。
これまでに何度か説明してきた
『メルヘンでの演技が恥ずかしい』
『だからメルヘンを避ける』
『メルヘンを避けている自分を正当化する為にメルヘンを貶める』
S君はその代表のような人だったのです。
『メルヘン練習に参加する男は女目当て』
そう言ってる1人だったのです。
そんな彼がメルヘンに入って
『Sさんすごい!』
ってなったなら、メルヘンの立場はどうなってしまうんでしょう?
『練習なんてやらなくても、すごい人はすごい、上手い人は上手い』
って事になったなら。
『メルヘン練習なんて役に立たない』
そう言ってる奴をメルヘンメンバーが尊敬してしまったなら。
それは僕が願う
『メルヘンの向上』
からは逆行する事になる、と思ったのです。
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