2011-06-07(Tue)
アクションへの道(199)
アクションリーダーのやり方で僕と合わないと思った事の2つ目、
練習で、例えば立ち回りをやるとします。
時間的に全員はやれないので3人ぐらいを選んでやらせたりするんですが、僕ら先輩の立場からすると、それは若手にやってほしいワケです。
もちろん自分だってやりたいのですが、成長の機会は出来るだけ若手に譲りたいという気持ちがあるのです。
『じゃあ3人に立ち回りをやってもらうけど、やりたい人!』
と言われても、後輩の様子を見たりなんかして、ベテランとしては(自分で言うな)なかなか手を挙げられなかったんです。
『内野さん、先輩とか後輩とか関係なくどんどん前に出て下さい。若手にも競争心を持ってほしいんです』
リーダーはそう言いました。
その考えは非常によく分かりました。
『やりたい奴!』
と言われた際、ホントはやりたいけど挙手出来ないのか、ホントにやりたくないから挙手しないのか分かりませんが、若手が引っ込み思案になってしまう事が多かったからです。
リーダーは若手メンバーに
『上手くなりたかったらどんどん前に出ろ!』
と伝えたかったんですね。
それは分かったんですが、やはり引っ掛かる部分がありました。
『先輩と若手を張り合わせるのがベストなのか?』
と思ったんです。
『若手同士を張り合わせる方法を考えた方がいいんじゃないの?』
と思ったんです。
もし自分が若手だったら、と考えた際、
びびり体質な僕は、先輩が前に出たら譲っちゃうだろうな、
と思ったんです。
だとしたら、引っ込み思案な若手達は、ますます前に出れなくなるだろうなと思ったんです。
3つ目はキャスティングに関してです。
キャラクターショーの現場は色々です。
屋外、屋内、ステージの有る無し、近くか遠くか、
通常ショー、ミニショー、スペシャルショー、
時期によっては昨年のキャラクターショーを演じる事もあります。
もちろん優劣はないですし、どの現場にも全力で取り組む事に変わりはありません。
しかし、若い時はやはりテンションが左右される事もあるんですね。
狭いステージよりは広いステージ、
昨年のキャラクターよりは今年のキャラクター、
通常ショーよりはスペシャルショーの方がテンションが上がったりもするのです。
僕が気になったのは、テンションが上がる現場に必ずリーダーが入っていた事、
そしてリーダーの周りはリーダーのお気に入りで固められていた事です。
お気に入りじゃないメンバーはまとめてテンションが上がらない現場に入れられていました。
※現場によってテンションが変わるのはおかしい、と思います。
それは批判的に見ていただいてかまいませんので、
『若い頃はそんな風に思う事もある』
とだけご理解下さい。
それは僕から見れば明らかに不公平なキャスティングで、キャスティング権を持つ者の傲慢を感じたのです。
技術が足りないお気に入りを使う時は
『こいつは下手だけど真面目に練習に来て頑張ってるから』
と言う。
練習に来てないお気に入りを使う時は
『練習には来れてないけど技術があるから周りの刺激になる』
と言う。
なんだって言い様によっては正当化出来るんです。
『じゃあ何で毎週練習に来て頑張ってて技術がある俺は入ってないの?』
と訊くと
『若手にチャンスをやりたいんですよ』
とか、
『そっちの班のチームリーダーが頼りないんで内野さんに喝を入れてほしいんですよ』
とか言う。
『頼りないメンバーに喝を入れるんならリーダーが直々にやればいいんじゃない?』
と言うと
『いや~、あいつは僕の言う事聞かないんですよ~。内野さんなら先輩だから…』
なんて言ってくる。
本当に、自分がやりたい事をやる為に無理矢理理由をつけてるようにしか感じなかったんですよ、当時の僕は。
こうしてどんどん不満がたまっていって、爆発寸前だった頃、とある出来事がありました。
それは僕にとっては、大きな大きな、かなり大きな出来事でした。
練習で、例えば立ち回りをやるとします。
時間的に全員はやれないので3人ぐらいを選んでやらせたりするんですが、僕ら先輩の立場からすると、それは若手にやってほしいワケです。
もちろん自分だってやりたいのですが、成長の機会は出来るだけ若手に譲りたいという気持ちがあるのです。
『じゃあ3人に立ち回りをやってもらうけど、やりたい人!』
と言われても、後輩の様子を見たりなんかして、ベテランとしては(自分で言うな)なかなか手を挙げられなかったんです。
『内野さん、先輩とか後輩とか関係なくどんどん前に出て下さい。若手にも競争心を持ってほしいんです』
リーダーはそう言いました。
その考えは非常によく分かりました。
『やりたい奴!』
と言われた際、ホントはやりたいけど挙手出来ないのか、ホントにやりたくないから挙手しないのか分かりませんが、若手が引っ込み思案になってしまう事が多かったからです。
リーダーは若手メンバーに
『上手くなりたかったらどんどん前に出ろ!』
と伝えたかったんですね。
それは分かったんですが、やはり引っ掛かる部分がありました。
『先輩と若手を張り合わせるのがベストなのか?』
と思ったんです。
『若手同士を張り合わせる方法を考えた方がいいんじゃないの?』
と思ったんです。
もし自分が若手だったら、と考えた際、
びびり体質な僕は、先輩が前に出たら譲っちゃうだろうな、
と思ったんです。
だとしたら、引っ込み思案な若手達は、ますます前に出れなくなるだろうなと思ったんです。
3つ目はキャスティングに関してです。
キャラクターショーの現場は色々です。
屋外、屋内、ステージの有る無し、近くか遠くか、
通常ショー、ミニショー、スペシャルショー、
時期によっては昨年のキャラクターショーを演じる事もあります。
もちろん優劣はないですし、どの現場にも全力で取り組む事に変わりはありません。
しかし、若い時はやはりテンションが左右される事もあるんですね。
狭いステージよりは広いステージ、
昨年のキャラクターよりは今年のキャラクター、
通常ショーよりはスペシャルショーの方がテンションが上がったりもするのです。
僕が気になったのは、テンションが上がる現場に必ずリーダーが入っていた事、
そしてリーダーの周りはリーダーのお気に入りで固められていた事です。
お気に入りじゃないメンバーはまとめてテンションが上がらない現場に入れられていました。
※現場によってテンションが変わるのはおかしい、と思います。
それは批判的に見ていただいてかまいませんので、
『若い頃はそんな風に思う事もある』
とだけご理解下さい。
それは僕から見れば明らかに不公平なキャスティングで、キャスティング権を持つ者の傲慢を感じたのです。
技術が足りないお気に入りを使う時は
『こいつは下手だけど真面目に練習に来て頑張ってるから』
と言う。
練習に来てないお気に入りを使う時は
『練習には来れてないけど技術があるから周りの刺激になる』
と言う。
なんだって言い様によっては正当化出来るんです。
『じゃあ何で毎週練習に来て頑張ってて技術がある俺は入ってないの?』
と訊くと
『若手にチャンスをやりたいんですよ』
とか、
『そっちの班のチームリーダーが頼りないんで内野さんに喝を入れてほしいんですよ』
とか言う。
『頼りないメンバーに喝を入れるんならリーダーが直々にやればいいんじゃない?』
と言うと
『いや~、あいつは僕の言う事聞かないんですよ~。内野さんなら先輩だから…』
なんて言ってくる。
本当に、自分がやりたい事をやる為に無理矢理理由をつけてるようにしか感じなかったんですよ、当時の僕は。
こうしてどんどん不満がたまっていって、爆発寸前だった頃、とある出来事がありました。
それは僕にとっては、大きな大きな、かなり大きな出来事でした。
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