2011-05-20(Fri)
アクションへの道(192)
…なんだか最近ブログの文章が堅かったですね。
~である!
…軍人か!
~なのだ!
…バカボンのパパか!
反省して少し柔らかくしますね。
『キャラクターの役割』について、なんて言ってる僕ですが、撮影初期の頃は役割どころか何をしたらいいのかすら全然分かりませんでした。
ある程度ロケに慣れ、何度かオンエアを観る事で、ようやく、
『あ、この時は(キャラクターが)映るな』
『一生懸命リアクション取ってるけど、ここは基本的に映らないのか』
なんて事が分かるようになり、
スタッフさんの動きで何となくの進行具合いも分かるようになり、
カメラが回っていない時間の雰囲気も段々読めるようになり、
ようやくその中で僕は自分が演じるキャラクターの役割を見つけたのです。
それは、
『撮影中に子供達を飽きさせない』
という事、です。
このコーナーはオンエア上では5分~10分ぐらいしか流れないので、テレビを観ている子供達は撮影も短時間で終わると思っています。
しかし、撮影って実はすごい時間かかるんですよね。
素人が絡めばなおさら、
大勢の子供が関われば言わずもがな。
10分のコーナーを撮る為に1時間半もかかるなんて子供達には想像も出来ないでしょう。
最初は
『イェーーーイ!!』
と積極的にカメラに向かっていた子供達が、30分を過ぎたぐらいから
『…意外と長いね…』
なんて囁きくようになり、1時間を回る頃には
『…イェーー、イ…』
明らかにトーンダウンしてしまいます。
途中からおしゃべりが増え、好き勝手に動き出します。
タレントさんもスタッフさんも子供達の集中力を切らさないよう一生懸命です。
しかし前回書いたように撮影中はバタバタなので思うようにフォローが出来ません。
そんな時に微力ながらフォローするのがキャラクターの役割、と僕は(勝手に)判断したのです。
だってフリーで動けるのはキャラクターだけなんですもの。
子供達のテンションが下がった気配を察知した時こそキャラクターの出番です。
広い体育館を縦横無尽に走り回り、参加者に、先生に、見学の生徒達に絡みます。
撮影に飽きた子供達は刺激に飢えているので予想外のアクションで大いに盛り上がるのです。
しゃべれないキャラクターにとって頼みの綱はボディアクションのみ。
子供達を盛り上がるのに一番有効だったのはお笑い芸人さんのネタです。
オリエンタルラジオさんの『武勇伝』、
小島よしおさんの『そんなの関係ねぇ』、
レイザーラモンHGさんの『フォーッ!』
長州小力さんのパラパラ、
色んなネタをやりました。
ギャグだけではありません。
戦いを挑んでくる子供がいれば本格的にスパーリングをやりました。
軽やかに技を繰り出すと歓声が上がったものです。
ダンスだってやりました。
撮影の邪魔にならない範囲で思い付く限りのネタをやりました。
体力的にはめちゃめちゃハードでしたが、子供達も喜んでくれれば万事OKです。
後でタレントさんやスタッフさんから、
『余計な体力を使わせてゴメン!でも場をつないでくれて助かったよ!』
なんて言ってもらえれば疲労だって勲章です。
余談、
子供達のリクエストに応えてお笑い芸人さんのネタをやっていると、ある女の子から
『ヒロシやって!』
と言われました。
『…ヒロシです…』
もちろん最大限の演技をしたのですが…
傍から見れば巨大な着ぐるみが立ち尽くしているだけ…
子供達から
『あれ?止まった!?』
『疲れた?キツいのにやらせてゴメンね』
と心配されたのは苦い想い出です。
動きで見せるネタ以外は着ぐるみには出来んとです…
タケシです…
タケシです…
タケシです…
~である!
…軍人か!
~なのだ!
…バカボンのパパか!
反省して少し柔らかくしますね。
『キャラクターの役割』について、なんて言ってる僕ですが、撮影初期の頃は役割どころか何をしたらいいのかすら全然分かりませんでした。
ある程度ロケに慣れ、何度かオンエアを観る事で、ようやく、
『あ、この時は(キャラクターが)映るな』
『一生懸命リアクション取ってるけど、ここは基本的に映らないのか』
なんて事が分かるようになり、
スタッフさんの動きで何となくの進行具合いも分かるようになり、
カメラが回っていない時間の雰囲気も段々読めるようになり、
ようやくその中で僕は自分が演じるキャラクターの役割を見つけたのです。
それは、
『撮影中に子供達を飽きさせない』
という事、です。
このコーナーはオンエア上では5分~10分ぐらいしか流れないので、テレビを観ている子供達は撮影も短時間で終わると思っています。
しかし、撮影って実はすごい時間かかるんですよね。
素人が絡めばなおさら、
大勢の子供が関われば言わずもがな。
10分のコーナーを撮る為に1時間半もかかるなんて子供達には想像も出来ないでしょう。
最初は
『イェーーーイ!!』
と積極的にカメラに向かっていた子供達が、30分を過ぎたぐらいから
『…意外と長いね…』
なんて囁きくようになり、1時間を回る頃には
『…イェーー、イ…』
明らかにトーンダウンしてしまいます。
途中からおしゃべりが増え、好き勝手に動き出します。
タレントさんもスタッフさんも子供達の集中力を切らさないよう一生懸命です。
しかし前回書いたように撮影中はバタバタなので思うようにフォローが出来ません。
そんな時に微力ながらフォローするのがキャラクターの役割、と僕は(勝手に)判断したのです。
だってフリーで動けるのはキャラクターだけなんですもの。
子供達のテンションが下がった気配を察知した時こそキャラクターの出番です。
広い体育館を縦横無尽に走り回り、参加者に、先生に、見学の生徒達に絡みます。
撮影に飽きた子供達は刺激に飢えているので予想外のアクションで大いに盛り上がるのです。
しゃべれないキャラクターにとって頼みの綱はボディアクションのみ。
子供達を盛り上がるのに一番有効だったのはお笑い芸人さんのネタです。
オリエンタルラジオさんの『武勇伝』、
小島よしおさんの『そんなの関係ねぇ』、
レイザーラモンHGさんの『フォーッ!』
長州小力さんのパラパラ、
色んなネタをやりました。
ギャグだけではありません。
戦いを挑んでくる子供がいれば本格的にスパーリングをやりました。
軽やかに技を繰り出すと歓声が上がったものです。
ダンスだってやりました。
撮影の邪魔にならない範囲で思い付く限りのネタをやりました。
体力的にはめちゃめちゃハードでしたが、子供達も喜んでくれれば万事OKです。
後でタレントさんやスタッフさんから、
『余計な体力を使わせてゴメン!でも場をつないでくれて助かったよ!』
なんて言ってもらえれば疲労だって勲章です。
余談、
子供達のリクエストに応えてお笑い芸人さんのネタをやっていると、ある女の子から
『ヒロシやって!』
と言われました。
『…ヒロシです…』
もちろん最大限の演技をしたのですが…
傍から見れば巨大な着ぐるみが立ち尽くしているだけ…
子供達から
『あれ?止まった!?』
『疲れた?キツいのにやらせてゴメンね』
と心配されたのは苦い想い出です。
動きで見せるネタ以外は着ぐるみには出来んとです…
タケシです…
タケシです…
タケシです…
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