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2011-04-27(Wed)

アクションへの道(183)

なぜA君が会議に来なかったのか、僕は理由を知りません。

(来なかったのか終了間際に来たのかも記憶があやふや)

ただ僕の推測では、A君は台本の手直しを簡単に考えていたのではないかと。

A君の台本(第一稿)にみんなが出したOKは、あくまで『大まかな流れ』に関してなのです。

第二稿ではその流れを活かすように構成や台詞や色んなものを変えて、加えて、削っていかなければならないのです。

A君はおそらく、みんなに言われた『手直しすれば使える』の意味合いをまだ知らなかったのでしょう。

台詞をちょっと削ったり書き加えたり、ささっと終わる作業だと思っていたのでしょう。

まぁ仕方ないかもしれません。

初めて台本を書いたんですから分からなくて当然とも言えます。

しかし、
だからこそ簡単に任せるべきではないのです。

世代交代だから若手に台本を書かせる、
それはいい。

しかし、任せる前に、それなりの勉強をさせなくちゃ駄目なんです。

自分がどれぐらいのペースで書けるのか、

自分にどれだけの語彙があるのか、

自分はどれだけのパターンを持っているのか、

何も分からないまま書き始めては上手くいく事の方が少ないでしょう。

結局この時、油断して締切りギリギリまで台本を放置していたA君は

『スミマセン、間に合わせる自信がありません』

と執筆続行を断念したのでした。

それからは僕がA君の第一稿をベースにして、決定稿を書き上げました。

B君の台本も完成です。

僕はA君とB君を見て

『ウサギとカメみたいだなぁ~』

なんて思ってました。

まぁ会社からの注文も、初めて台本を書く2人には厳しかったんじゃないかなぁとは思います。

例えばA君が書いていた戦隊の台本にはこんな注文がつけられていました。

◆本来は8人キャストだが、万が一を考えて7人でも出来るように。

◆人材不足の可能性があるので、レッドと怪人以外の6人は新人でも大丈夫なように。


これ、かなり厳しいですよ。

人材のやりくりは会社の方でどうにかしてほしいんですけどね。


なんにせよ、キチンと台本を書くというのは大変な事なんです。

『試しに書いてみた~い』

ぐらいの気持ちで書くな!…と言いたい。

(いや、試しに書くのはすごくいい事です。

ただ、その感覚で本番用を書かないでほしい。

何本も試しに書いて、それなりの技術を身につけてから本番用を書くようにして下さい)

台本も商品の一部ですからね。
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コメント

やはり…

やはり…

B君が部屋に先にいたということを考えれば…

闇討ちではなく…

トラップ…

エーデルワイス…

>DA.1

話が飛びすぎや(笑)

俺は『My Favorite Things』の方が好きやで。
プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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