2011-04-26(Tue)
アクションへの道(182)
さて、台本製作会議が始まりました。
メンバーは社員さん2名、若手のA君、B君、C君、そして僕です。
今回はA君が戦隊の台本を、B君が単体の台本を書く事になっています。
みんなで忌憚なく意見を出していこうという集まりです。
堅苦しい雰囲気だと自由な意見が出ないだろうから、という社員さんの配慮で、『会議』というよりも『雑談』形式で進める事になりました。
お菓子を広げてジュースを飲みながらのブレーンストーミングです。
さっそく若手のA君がお菓子をポリポリかじりながら話し始めました。
すると…
若手C君がキレました。
『オマエ!真面目な話し合いの最中に物を食うなぁ!』
…!?
今回は物を食いながら真面目な話し合いをする事になっていたのでは!?
根がまっすぐなC君には許せない状況だったのでしょう。
『俺の家やったら絶対許されん事やぞ!』
…正直C君の家の方針は我々には全く関係ないのですが、これで場が固まりました。
誰もお菓子には手をつけず自由な意見も出ない、当初懸念した堅苦しい雰囲気になったのです。
ブレーンストーミングでは、とにかくたくさんのアイデアを出す事が必要です。
良いアイデアだけでなく、
くだらないアイデア、
絶対に使えないであろうアイデア、
悪ふざけみたいなアイデア、
実現不可能なアイデア、
全く面白くないアイデア、
整合性のないアイデア、
そんなものまで、思い付いた事を片っ端から出していくのです。
僕はよく、
『みんな絶対的な1つを求め過ぎだよ~』
と思います。
『絶対に使えるアイデア』を出そうとして硬直してしまう人が多いなぁ、と。
自分でハードルを上げ過ぎて、跳ぶ事が出来なくなってるんですね。
みんな真面目なんだと思います。
僕なんか不真面目のかたまりなので、どうしようもないアイデアを出していきます。
その代わり、思い付く限りのアイデアをバンバン出していきます。
100のアイデアを出せば1つぐらい使えるものがあるかもしれません。
200出せば良いアイデアが2つあるかもしれません。
くだらないアイデアが呼び水となって素晴らしいアイデアが生まれる事だって珍しくはないのです。
しかし…
やはり若手は真面目でして…
『内野さん、使えるアイデアを出して下さい』
『真面目に考えて下さい』
『ふざけたアイデアはもういいですから』
何度も怒られました。
でも最終的に、使えるアイデアを出したのはほとんど僕だったと思います。
何事にも『有効的なやり方』があるんです。
とりあえず台本の大まかな流れが決まり、A君とB君がそれぞれ執筆に取り掛かりました。
A君とB君は同い年ですが、タイプが全く違います。
言葉は悪いですが(ごめんね)、当時のA君はあまり深く考えずに勢いで進むタイプ、
B君は慎重に考え過ぎてなかなか進めないタイプでした。
A君は勢いで台本をグイグイ進めます。
B君は周りに相談しながら、みんなにとやかく言われながら遅々として進みませんでした。
そして、A君の台本の第一稿があっという間に完成しました。
初めて書いたにしては無難な出来です。
これをベースに手直しを重ねれば、問題の無い台本が完成するでしょう。
『うん、いいんじゃない?原型はこんな感じで手直ししていけば使えると思うよ』
みんなが太鼓判を押しました。
それからしばらくして、ようやくB君の台本が形になり、『第2回台本会議』が行われる事になりました。
2人の第一稿をどのように手直しするかの会議です。
しかし、いくら待ってもA君は姿を現しませんでした。
メンバーは社員さん2名、若手のA君、B君、C君、そして僕です。
今回はA君が戦隊の台本を、B君が単体の台本を書く事になっています。
みんなで忌憚なく意見を出していこうという集まりです。
堅苦しい雰囲気だと自由な意見が出ないだろうから、という社員さんの配慮で、『会議』というよりも『雑談』形式で進める事になりました。
お菓子を広げてジュースを飲みながらのブレーンストーミングです。
さっそく若手のA君がお菓子をポリポリかじりながら話し始めました。
すると…
若手C君がキレました。
『オマエ!真面目な話し合いの最中に物を食うなぁ!』
…!?
今回は物を食いながら真面目な話し合いをする事になっていたのでは!?
根がまっすぐなC君には許せない状況だったのでしょう。
『俺の家やったら絶対許されん事やぞ!』
…正直C君の家の方針は我々には全く関係ないのですが、これで場が固まりました。
誰もお菓子には手をつけず自由な意見も出ない、当初懸念した堅苦しい雰囲気になったのです。
ブレーンストーミングでは、とにかくたくさんのアイデアを出す事が必要です。
良いアイデアだけでなく、
くだらないアイデア、
絶対に使えないであろうアイデア、
悪ふざけみたいなアイデア、
実現不可能なアイデア、
全く面白くないアイデア、
整合性のないアイデア、
そんなものまで、思い付いた事を片っ端から出していくのです。
僕はよく、
『みんな絶対的な1つを求め過ぎだよ~』
と思います。
『絶対に使えるアイデア』を出そうとして硬直してしまう人が多いなぁ、と。
自分でハードルを上げ過ぎて、跳ぶ事が出来なくなってるんですね。
みんな真面目なんだと思います。
僕なんか不真面目のかたまりなので、どうしようもないアイデアを出していきます。
その代わり、思い付く限りのアイデアをバンバン出していきます。
100のアイデアを出せば1つぐらい使えるものがあるかもしれません。
200出せば良いアイデアが2つあるかもしれません。
くだらないアイデアが呼び水となって素晴らしいアイデアが生まれる事だって珍しくはないのです。
しかし…
やはり若手は真面目でして…
『内野さん、使えるアイデアを出して下さい』
『真面目に考えて下さい』
『ふざけたアイデアはもういいですから』
何度も怒られました。
でも最終的に、使えるアイデアを出したのはほとんど僕だったと思います。
何事にも『有効的なやり方』があるんです。
とりあえず台本の大まかな流れが決まり、A君とB君がそれぞれ執筆に取り掛かりました。
A君とB君は同い年ですが、タイプが全く違います。
言葉は悪いですが(ごめんね)、当時のA君はあまり深く考えずに勢いで進むタイプ、
B君は慎重に考え過ぎてなかなか進めないタイプでした。
A君は勢いで台本をグイグイ進めます。
B君は周りに相談しながら、みんなにとやかく言われながら遅々として進みませんでした。
そして、A君の台本の第一稿があっという間に完成しました。
初めて書いたにしては無難な出来です。
これをベースに手直しを重ねれば、問題の無い台本が完成するでしょう。
『うん、いいんじゃない?原型はこんな感じで手直ししていけば使えると思うよ』
みんなが太鼓判を押しました。
それからしばらくして、ようやくB君の台本が形になり、『第2回台本会議』が行われる事になりました。
2人の第一稿をどのように手直しするかの会議です。
しかし、いくら待ってもA君は姿を現しませんでした。
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