2011-04-16(Sat)
4月14日の殺陣教室(後編)
右殴りが終わった頃、最後の参加者が到着しました。
『nassyさん』です。
nassyさんといえば熊本のローカルヒーローチーム
『FFF(Fire Fly Fantasy)』の代表です。
お仕事の都合で熊本と福岡を行ったり来たりのnassyさんは、そんな忙しい合間を縫って時々練習に顔を出して下さるのです。
計らずも長崎・熊本の2大ヒーローチームの代表が揃った今回の殺陣教室。
続いては剣殺陣に移ります。
まずは剣殺陣の基本、摺り足から。
左右の摺り足で前進するだけなんですが、これがまた難しい!
何が一番難しいって、やっぱり基本が一番難しいワケです。
僕も慣れるまでかなり練習しました。
そして、そのおかげで得たものは大きいです。
この動きは、
『踏み出した前足に後ろ足が引っ張られる』
ではダメで、
『後ろ足で地面を蹴った反動で前足を踏み出し、それに後ろ足がついていく』
ようにしなければなりません。
その上で爪先の向きや膝の角度、体重移動など全体のフォームも気にしなければいけないのです。
全てを一致させるのは大変で、僕もまだまだ苦労してます。
それから木刀での素振り。
足を踏み換えながらの真っ向斬りです。
この日は剣の振りは置いといて、摺り足だけを意識してやりました。
腕が疲れた所で…
まだ木刀を振ります(笑)
二人で向かい合って上段の剣合わせ。
一巡目はガッツリ合わせて、二巡目は寸止めで。
続けて下段合わせ…やったっけ!?
もう記憶があやふやです。
そして『天々地々』。
これは左右の上段合わせと左右の下段合わせをミックスしたものです。
ここまででかなり木刀を振ってますから、腕が疲れて狙った位置に剣先が行きません。
それでもテンポを崩さず続けるのです。
僕の考えですが、『技』と『殺陣』は違います。
例えば『天々地々』という『技』を見せるのであれば、しっかりと腕を休めて呼吸を整えて、万全の体勢から一瞬に集中すればいい。
しかし、『殺陣』という一連の芝居の中での『天々地々』はそうはいかないのです。
お芝居の中で腕が疲れてるかもしれない、
息があがってるかもしれない、
足場が悪いかもしれない、
それでも練習通りに動きをキメる為には、殺陣に順応出来る身体を作り、身体の使い方をマスターしなければいけないのです。
筋力と、持久力と、
力の抜き方を身につけなければいけないのです。
この場合の『力を抜く』とは、『手を抜く』のではなく、
『消費エネルギーを可能な限り押さえる』
という事です。
『そんな事したら迫力なんて出ませんやん!』
と思う方、
力を抜いても力が入ってるように見せるのが演技ですよ。
逆に演技が出来ない人がどれだけ力を入れたって迫力ある殺陣は出来ません。
まぁ色々書きましたが、どれもこれも、まずは筋力と持久力ありきの話。
というワケで、その2つを身につける為に木刀を何百回も振るのです。
さぁ腕も疲れました。
皆さんには木刀を降ろしてもらって『山形』をよける練習をしてもらいました。
左右から頭を斬りにいく『山形』を後退しながら躱します。
躱し方を覚えたら新メニュー其の壱
『緊迫感を持って山形を躱す練習』
新メニューなので詳細は書きません。
『もう剣殺陣は充分だ!』
という事で新メニュー其の弍に移行しました。
正拳突きのアレンジなのですが詳細は書きません。
考案した際、
『こりゃあ筋トレになるぞ~!』
と考えましたが、想像をはるかに超えるキツさで地獄を見ましたね。
次回からは回数を減らしましょう。
メインメニューのラストは立ち回りです。
カラミがシンに蹴りでかかっていく。
蹴りを落とされて、お腹、顔と殴られて吹っ飛ぶ。
という短い殺陣。
これを交代しながら繰り返しやりました。
みんな熱が入り過ぎて怪我人が出るんじゃないかって勢い。
怪我をしない為の練習もしなくちゃいけませんね。
…という事でメインメニューが終わりました!
終了時間まで後少し。
酷使した身体をクールダウン…
…とならない所が武装のいい所。
『じゃあ最後にキツい事やろうか!』
一斉に
『えぇ~っ!?』
と声があがりました。
そんな非難にはお構いなく、改めてジャンプ6パターン+腕立てキープ。
シライシさんとよっちぃ~さんは本日2セット目のジャンプです。
普段は温厚な阿部さんからも
『誰やっ!こんなメニュー考えた奴はっ!』
と呪詛が洩れます。
メニューを考えた当の本人は…
みんなが苦しむ顔を見て…
ニヤニヤしてました。
…ドS…
でも自分も死ぬほどキツい。
…ドM…
…とまぁそんな感じで14日の殺陣教室は終了したのでした。

シライシさん、
よっちぃ~さん、
nassyさん、
阿部さん、
皆さんお疲れ様でした!!
『nassyさん』です。
nassyさんといえば熊本のローカルヒーローチーム
『FFF(Fire Fly Fantasy)』の代表です。
お仕事の都合で熊本と福岡を行ったり来たりのnassyさんは、そんな忙しい合間を縫って時々練習に顔を出して下さるのです。
計らずも長崎・熊本の2大ヒーローチームの代表が揃った今回の殺陣教室。
続いては剣殺陣に移ります。
まずは剣殺陣の基本、摺り足から。
左右の摺り足で前進するだけなんですが、これがまた難しい!
何が一番難しいって、やっぱり基本が一番難しいワケです。
僕も慣れるまでかなり練習しました。
そして、そのおかげで得たものは大きいです。
この動きは、
『踏み出した前足に後ろ足が引っ張られる』
ではダメで、
『後ろ足で地面を蹴った反動で前足を踏み出し、それに後ろ足がついていく』
ようにしなければなりません。
その上で爪先の向きや膝の角度、体重移動など全体のフォームも気にしなければいけないのです。
全てを一致させるのは大変で、僕もまだまだ苦労してます。
それから木刀での素振り。
足を踏み換えながらの真っ向斬りです。
この日は剣の振りは置いといて、摺り足だけを意識してやりました。
腕が疲れた所で…
まだ木刀を振ります(笑)
二人で向かい合って上段の剣合わせ。
一巡目はガッツリ合わせて、二巡目は寸止めで。
続けて下段合わせ…やったっけ!?
もう記憶があやふやです。
そして『天々地々』。
これは左右の上段合わせと左右の下段合わせをミックスしたものです。
ここまででかなり木刀を振ってますから、腕が疲れて狙った位置に剣先が行きません。
それでもテンポを崩さず続けるのです。
僕の考えですが、『技』と『殺陣』は違います。
例えば『天々地々』という『技』を見せるのであれば、しっかりと腕を休めて呼吸を整えて、万全の体勢から一瞬に集中すればいい。
しかし、『殺陣』という一連の芝居の中での『天々地々』はそうはいかないのです。
お芝居の中で腕が疲れてるかもしれない、
息があがってるかもしれない、
足場が悪いかもしれない、
それでも練習通りに動きをキメる為には、殺陣に順応出来る身体を作り、身体の使い方をマスターしなければいけないのです。
筋力と、持久力と、
力の抜き方を身につけなければいけないのです。
この場合の『力を抜く』とは、『手を抜く』のではなく、
『消費エネルギーを可能な限り押さえる』
という事です。
『そんな事したら迫力なんて出ませんやん!』
と思う方、
力を抜いても力が入ってるように見せるのが演技ですよ。
逆に演技が出来ない人がどれだけ力を入れたって迫力ある殺陣は出来ません。
まぁ色々書きましたが、どれもこれも、まずは筋力と持久力ありきの話。
というワケで、その2つを身につける為に木刀を何百回も振るのです。
さぁ腕も疲れました。
皆さんには木刀を降ろしてもらって『山形』をよける練習をしてもらいました。
左右から頭を斬りにいく『山形』を後退しながら躱します。
躱し方を覚えたら新メニュー其の壱
『緊迫感を持って山形を躱す練習』
新メニューなので詳細は書きません。
『もう剣殺陣は充分だ!』
という事で新メニュー其の弍に移行しました。
正拳突きのアレンジなのですが詳細は書きません。
考案した際、
『こりゃあ筋トレになるぞ~!』
と考えましたが、想像をはるかに超えるキツさで地獄を見ましたね。
次回からは回数を減らしましょう。
メインメニューのラストは立ち回りです。
カラミがシンに蹴りでかかっていく。
蹴りを落とされて、お腹、顔と殴られて吹っ飛ぶ。
という短い殺陣。
これを交代しながら繰り返しやりました。
みんな熱が入り過ぎて怪我人が出るんじゃないかって勢い。
怪我をしない為の練習もしなくちゃいけませんね。
…という事でメインメニューが終わりました!
終了時間まで後少し。
酷使した身体をクールダウン…
…とならない所が武装のいい所。
『じゃあ最後にキツい事やろうか!』
一斉に
『えぇ~っ!?』
と声があがりました。
そんな非難にはお構いなく、改めてジャンプ6パターン+腕立てキープ。
シライシさんとよっちぃ~さんは本日2セット目のジャンプです。
普段は温厚な阿部さんからも
『誰やっ!こんなメニュー考えた奴はっ!』
と呪詛が洩れます。
メニューを考えた当の本人は…
みんなが苦しむ顔を見て…
ニヤニヤしてました。
…ドS…
でも自分も死ぬほどキツい。
…ドM…
…とまぁそんな感じで14日の殺陣教室は終了したのでした。

シライシさん、
よっちぃ~さん、
nassyさん、
阿部さん、
皆さんお疲れ様でした!!
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