2011-04-12(Tue)
アクションへの道(173)
さてさて、来たるべき彼女の父親に会う日の為に僕は特訓を始めました(笑)
現状のままでも問題なかったんですが、やはり『一撃で』『完膚無きまで』倒さねば、と思ったんですね。
特訓は、朝の5時から2時間、公園で毎日行ないました。
木を相手に実戦を想定して動きます。
攻撃を捌いて肘!
入り込んで体当たり!
膝に向かって斧刃脚!
毎朝そんな事をやっていたら、その公園には誰も来なくなってしまいました。
後はXデーがいつになるかです。
僕は彼女に
『こっちがスケジュールを合わせるから、お父さんに都合のいい日を聞いといてくれない?』
と言っていたので、返事が来ればいつでも行く準備は出来ていました。
しかし、しばらくして彼女から聞いた返事は
『娘経由で予定を聞いてきた事が気に入らん!』
というものでした。
もう僕はめんどくさくなって、
『あ~、もういいや。俺達は別れた事にしとこう。そう言っといて~』
と彼女に言ったのでした。
そして2000年。
旅行好きの彼女の両親は夫婦でよく出かけていました。
ある雷雨の夜。
その日も両親は旅行中で、彼女は一人で家にいました。
そして僕の所に
『雷が怖いから一人でいたくない。泊まりに行っていい?』
と電話をしてきました。
彼女が来てしばらくすると電話が。
父『キサマ、ウチの娘を返せ!』
第一声がこれでした。
前回書きましたが、僕は威嚇してビビらせようとする奴が大嫌いなんです。
僕『あぁっ?オマエは誰や』
彼女の父親と知りながら僕は敢えて言いました。
父『キサマ、初対面の人間をオマエ呼ばわりか!礼儀を知らんのか!』
僕『人に電話しといて名乗りもせんとキサマ呼ばわりしとるオマエは何か。それが礼儀か?』
父『…生意気な奴だな…』
恫喝が効かないので調子が狂ったようです。
そして作戦を変えたようでした。
父『俺はキサマが誰か知っとるぞ。キサマは内野やろう』
僕『そらぁ電話してくるぐらいやから俺が誰かぐらい知っとるやろ。そんな事ぁいいけん、まず自分の名を名乗れ』
それでも何故か名乗ろうとはしません。
父『今からそっちに行く』
僕『おぅ、すぐ来い』
父『キサマの家は南区やな。●●の●丁目だろう』
さっきから脅し方がマンガに出て来るマフィアみたいで笑えます。
キサマの事は調べがついてるぞってな事でしょうか。
僕は自分の事を隠してるワケでもないし、僕だって彼女の家の住所・電話番号・家族構成ぐらい知ってます。
こんな対等な条件では脅しも効くハズないのに。
僕『住所が分かっとるなら話は早いわ。今からすぐ来い。それからそろそろ名乗れ。オマエは礼儀も知らんのか』
僕がそう言うと電話が切れました。
今から来るのかなぁとワクワクしていましたが、一向に来る気配がありません。
そしてまた電話が鳴りました。
今度は彼女の母親からでした。
現状のままでも問題なかったんですが、やはり『一撃で』『完膚無きまで』倒さねば、と思ったんですね。
特訓は、朝の5時から2時間、公園で毎日行ないました。
木を相手に実戦を想定して動きます。
攻撃を捌いて肘!
入り込んで体当たり!
膝に向かって斧刃脚!
毎朝そんな事をやっていたら、その公園には誰も来なくなってしまいました。
後はXデーがいつになるかです。
僕は彼女に
『こっちがスケジュールを合わせるから、お父さんに都合のいい日を聞いといてくれない?』
と言っていたので、返事が来ればいつでも行く準備は出来ていました。
しかし、しばらくして彼女から聞いた返事は
『娘経由で予定を聞いてきた事が気に入らん!』
というものでした。
もう僕はめんどくさくなって、
『あ~、もういいや。俺達は別れた事にしとこう。そう言っといて~』
と彼女に言ったのでした。
そして2000年。
旅行好きの彼女の両親は夫婦でよく出かけていました。
ある雷雨の夜。
その日も両親は旅行中で、彼女は一人で家にいました。
そして僕の所に
『雷が怖いから一人でいたくない。泊まりに行っていい?』
と電話をしてきました。
彼女が来てしばらくすると電話が。
父『キサマ、ウチの娘を返せ!』
第一声がこれでした。
前回書きましたが、僕は威嚇してビビらせようとする奴が大嫌いなんです。
僕『あぁっ?オマエは誰や』
彼女の父親と知りながら僕は敢えて言いました。
父『キサマ、初対面の人間をオマエ呼ばわりか!礼儀を知らんのか!』
僕『人に電話しといて名乗りもせんとキサマ呼ばわりしとるオマエは何か。それが礼儀か?』
父『…生意気な奴だな…』
恫喝が効かないので調子が狂ったようです。
そして作戦を変えたようでした。
父『俺はキサマが誰か知っとるぞ。キサマは内野やろう』
僕『そらぁ電話してくるぐらいやから俺が誰かぐらい知っとるやろ。そんな事ぁいいけん、まず自分の名を名乗れ』
それでも何故か名乗ろうとはしません。
父『今からそっちに行く』
僕『おぅ、すぐ来い』
父『キサマの家は南区やな。●●の●丁目だろう』
さっきから脅し方がマンガに出て来るマフィアみたいで笑えます。
キサマの事は調べがついてるぞってな事でしょうか。
僕は自分の事を隠してるワケでもないし、僕だって彼女の家の住所・電話番号・家族構成ぐらい知ってます。
こんな対等な条件では脅しも効くハズないのに。
僕『住所が分かっとるなら話は早いわ。今からすぐ来い。それからそろそろ名乗れ。オマエは礼儀も知らんのか』
僕がそう言うと電話が切れました。
今から来るのかなぁとワクワクしていましたが、一向に来る気配がありません。
そしてまた電話が鳴りました。
今度は彼女の母親からでした。
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