2011-03-31(Thu)
形だけじゃダメなんだ
例えば
プロの書家が書いた『空』という文字、
書道の素人が書いた『空』という文字、
それは同じ書き順で書かれて同じ形をしている。
この2つ、
書道の知識や経験がない人から見たら何ら違いはないかもしれない。
しかし、素人目に違いが分からないからと言って
『この2枚はプロの作品です』
と言ってしまったならどうだろう?
素人が、自分の書いた文字を掲げて
『プロの作品です』
と言ったならどうだろう?
いわんや、
『自分の作品もプロの作品と同レベル』
と思い込んだならどうだろう?
先ほど書いたように、知識や経験のない人には違いが分からないかもしれない。
しかしながら、同じ書き順、同じ形の文字にも厳然たる『プロ』『素人』の差が存在するのです。
その差を理解する事が上達への一つの道だと思います。
立ち回りにも同様の事が言えます。
順序や動きをマネしたところで『プロの立ち回り』にはならないのです。
その順序や動きに至るまでの確かな道程があってこそのプロなんです。
形ばかりでは駄目なんです。
僕もついつい先達の形ばかりをなぞって慢心してしまう事がありますが、常に戒めておかねば、と思っています。
プロの書家が書いた『空』という文字、
書道の素人が書いた『空』という文字、
それは同じ書き順で書かれて同じ形をしている。
この2つ、
書道の知識や経験がない人から見たら何ら違いはないかもしれない。
しかし、素人目に違いが分からないからと言って
『この2枚はプロの作品です』
と言ってしまったならどうだろう?
素人が、自分の書いた文字を掲げて
『プロの作品です』
と言ったならどうだろう?
いわんや、
『自分の作品もプロの作品と同レベル』
と思い込んだならどうだろう?
先ほど書いたように、知識や経験のない人には違いが分からないかもしれない。
しかしながら、同じ書き順、同じ形の文字にも厳然たる『プロ』『素人』の差が存在するのです。
その差を理解する事が上達への一つの道だと思います。
立ち回りにも同様の事が言えます。
順序や動きをマネしたところで『プロの立ち回り』にはならないのです。
その順序や動きに至るまでの確かな道程があってこそのプロなんです。
形ばかりでは駄目なんです。
僕もついつい先達の形ばかりをなぞって慢心してしまう事がありますが、常に戒めておかねば、と思っています。
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