2011-03-17(Thu)
アクションへの道(162)
1999年。
僕はこの年もあまりショーに関わっていません。
ショーの台本も後輩達が書くようになっていたし、世代交代の年だったのかもしれません。
そんな中で僕が関わった事と言えば、後輩が書いた台本の手直しや、パッケージ録音の際の声優、しゃべりショーの悪役などでしょうか。
他の事はともかく、台本の手直しに関しては後輩は嫌だったと思いますよ~。
僕はこの時点でショー台本執筆7年のキャリアがあります。
何をどう書いたらどんな結果になるか大体見えているワケです。
対して後輩達にはやりたい事、試してみたい事がある。
これまでの古いパターンを脱却して、自分達の新しいショーを作りたい!
そんな熱い思いがある。
しかしそれは、僕の古臭い考えで潰されてしまう。
『アイデアは面白いけど、このやり方じゃお客さんが盛り上がらないと思うよ。こんな風にしてみたら?』
『この台詞は流れに全く必要ないし、これがある事でテンポが悪くなるからバッサリ切ろう』
…後輩達はきっと内心
(だからその考え方は古いんだって!今までのパターンを踏襲するしか能がない年寄りめ!もう時代は変わってるんだ!これから俺達が新しいショーを作るんだよ!)
なんて思ってた事でしょう。
これは僕が新人時代に先輩方に対して思った事なんです。
だから後輩の気持ちは痛いほど分かりますし、彼らには僕に噛み付く権利があります。
もちろん先輩としてキチンとした理屈の上で手直しを命じるワケですが、先輩の理屈が若者に通じない事も身をもって知っています。
それでも…
自分が7年間培ってきたものを伝えていけたら…
そう思っていました。
僕はこの年もあまりショーに関わっていません。
ショーの台本も後輩達が書くようになっていたし、世代交代の年だったのかもしれません。
そんな中で僕が関わった事と言えば、後輩が書いた台本の手直しや、パッケージ録音の際の声優、しゃべりショーの悪役などでしょうか。
他の事はともかく、台本の手直しに関しては後輩は嫌だったと思いますよ~。
僕はこの時点でショー台本執筆7年のキャリアがあります。
何をどう書いたらどんな結果になるか大体見えているワケです。
対して後輩達にはやりたい事、試してみたい事がある。
これまでの古いパターンを脱却して、自分達の新しいショーを作りたい!
そんな熱い思いがある。
しかしそれは、僕の古臭い考えで潰されてしまう。
『アイデアは面白いけど、このやり方じゃお客さんが盛り上がらないと思うよ。こんな風にしてみたら?』
『この台詞は流れに全く必要ないし、これがある事でテンポが悪くなるからバッサリ切ろう』
…後輩達はきっと内心
(だからその考え方は古いんだって!今までのパターンを踏襲するしか能がない年寄りめ!もう時代は変わってるんだ!これから俺達が新しいショーを作るんだよ!)
なんて思ってた事でしょう。
これは僕が新人時代に先輩方に対して思った事なんです。
だから後輩の気持ちは痛いほど分かりますし、彼らには僕に噛み付く権利があります。
もちろん先輩としてキチンとした理屈の上で手直しを命じるワケですが、先輩の理屈が若者に通じない事も身をもって知っています。
それでも…
自分が7年間培ってきたものを伝えていけたら…
そう思っていました。
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