2011-02-03(Thu)
ハイリスク・ハイリターン(8)
これまでの話でお分かりいただけたように、
責任者は決断を下す時、
『こうすればメリットがあるハズ』
だけではなく、
『予想されるメリットとデメリットのどちらが大きいか』
を考えているんです。
『サービスが向上しても運営を揺るがす赤字が出るからナシ!』
かもしれないし、
『赤字は出るけど取り戻せない額じゃないし、今はスタッフのモチベーション優先!』
でアリかもしれない。
責任者ってのはそうやって全体の事を考えてるワケです。
『結局カネかよ~』
そうです。
結局カネです。
どんなに高尚な活動もお金がなかったら出来ませんからね。
無償のボランティア活動というものもありますが、人が働くという事は金銭と等価なんです。
『今は赤字を出しても後々の為に人を雇った方がいい!』
と言うスタッフは、いつかまた黒字に転ずる『かもしれない』その日まで報酬カットされても納得出来るのでしょうか?
自分の報酬だけではありません。
赤字になっている活動資金を自腹で補填する覚悟はあるのでしょうか?
もちろん黒字が出ればそれらは全て返ってきます。
しかしそうならなければ、いつまでも赤字を補填し続けなければなりません。
一度の判断ミスが、一年後、五年後、十年後まで後を引く事があるんです。
そのまま活動中止に追い込まれる事もあるんです。
活動が終わってしまえばそれはすなわち、その活動で生活していくハズだった人の人生を狂わせる事にもなりかねないんです。
それでもそのスタッフは
『今は赤字を出しても…』
と言えるのでしょうか?
それを背負った上で言わなければならないのが『当事者』です。
言えない者は『第三者』なのです。
責任者は決断を下す時、
『こうすればメリットがあるハズ』
だけではなく、
『予想されるメリットとデメリットのどちらが大きいか』
を考えているんです。
『サービスが向上しても運営を揺るがす赤字が出るからナシ!』
かもしれないし、
『赤字は出るけど取り戻せない額じゃないし、今はスタッフのモチベーション優先!』
でアリかもしれない。
責任者ってのはそうやって全体の事を考えてるワケです。
『結局カネかよ~』
そうです。
結局カネです。
どんなに高尚な活動もお金がなかったら出来ませんからね。
無償のボランティア活動というものもありますが、人が働くという事は金銭と等価なんです。
『今は赤字を出しても後々の為に人を雇った方がいい!』
と言うスタッフは、いつかまた黒字に転ずる『かもしれない』その日まで報酬カットされても納得出来るのでしょうか?
自分の報酬だけではありません。
赤字になっている活動資金を自腹で補填する覚悟はあるのでしょうか?
もちろん黒字が出ればそれらは全て返ってきます。
しかしそうならなければ、いつまでも赤字を補填し続けなければなりません。
一度の判断ミスが、一年後、五年後、十年後まで後を引く事があるんです。
そのまま活動中止に追い込まれる事もあるんです。
活動が終わってしまえばそれはすなわち、その活動で生活していくハズだった人の人生を狂わせる事にもなりかねないんです。
それでもそのスタッフは
『今は赤字を出しても…』
と言えるのでしょうか?
それを背負った上で言わなければならないのが『当事者』です。
言えない者は『第三者』なのです。
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