2011-01-18(Tue)
アクションへの道(152)
1997年はエキストラのエピソードを書いちゃうと後は特にないんだよなぁ(笑)
忙しい時はショーに入ったりしたけど、
『OBの気持ち』
で、気楽~にやってたなぁ。
いま考えたら『現役』と『OB』でショーに対する取り組み方が変わるのもどうかと思うけど(お客さんには関係ない事ですもんね)、でも実際、
『一線引いた』
感覚はありました。
当然いいショーになるように頑張るんだけど、
『楽しくやりま~す』
みたいな。
まぁ第一線を後輩に譲ってOBになったワケだから、あまり前へ前へって感じになってもね…
前へ前へで後輩にプレッシャーかけるのもアリだったなって今は思いますけど(嫌われるだろうけど)。
忙しい時期だと『OB班』なんてのもありまして…
これはOBばかり集めて作ったチームの事なんですが…
メンバーが足りないと、ショーを退いて久しい大先輩方が駆り出される事があるんです。
ほとんどの大先輩は若手と面識がありません。
ショーのスタイルも世代で変化があります。
そんな大先輩方を現役チームにまんべんなく振り分けると、現役と先輩の双方が居心地悪~い現場になったりするんです。
…仲が悪いとかではないですよ。
見知らぬ大先輩に演出をつける後輩も気を使うし、先輩も現場を離れている自分がアドバイスするのは気が引けるし…
みたいな感じです。
若手社員の飲み会に部長が混じってしまった感じ、でしょうか(知らんけど)。
それならOBはOBで、現役は現役で固めた方がお互い上手くいくだろう、って判断ですね。
まぁOB班とは言うものの、実際は
『OB+新人』班
が多いんですけど。
まだ自己主張のない新人メンバーならOBと組ませても被害が少ない(?)、という事だと思いますが。
そんな
『OB+新人』班
があると、僕はよくその中に入れられてました。
まぁこれは僕に限った話ではないんですが、
OBとも浅~い繋がりがある。
新人とも浅~い繋がりがある。
そんなメンバー(何故か怪人役が多い)はOBと新人の橋渡し役をやらされる事が多かったんです。
数年ぶりにショーに入ってテンションの高い先輩もいれば、逆にテンションの上げ方を忘れてる先輩もいます。
そしてほとんどの先輩は体力が
ガクーーーーン
と落ちています。
立ち回りの時は、体力の落ちている先輩(主役)を出来るだけ動かさないように怪人が動く事になります。
新人に負担をかけすぎてもいけないので、本来なら戦闘員がやるような事も怪人がやったりします。
『次は●●です!』
『大丈夫ですか!?』
先輩をフォローしつつ、
『オマエが先に出てオマエが2番目な!』
『急いでハケろ!』
『かかっていけ!右殴り!』
と、新人もフォローしなくてはいけません。
ショーの後のサイン会や撮影会も大変です。
主役に入っている先輩方の体力を消耗させないように、迅速、かつ丁寧に進行させなければなりません。
サイン会撮影会の時は悪役に入っていたアクターがジャージに着替えてスタッフに変身します。
列を作る係、
子供をステージに上げる係、
子供をステージから降ろす係…
それを悪役アクターで分担してこなすのです。
しかし『OB+新人』班の時、怪人役の周りには新人しかいないのです。
『ここに立って手を上げて、大きな声で「サイン会の列はこちらでーす!一列にお並び下さーい!」って言い続けるんだ!』
『前の子供が写真を撮り終わった瞬間に次の子をステージに上げて主役の前に連れて行くんだ!』
どれだけ具体的な指示を出していても新人さんは上手くやれません。
大きな声も出せないし、ましてや変化に対応するなんて出来るハズがないのです。
そこでまた怪人アクターはあっちこっち走り回りながら新人に指示をしながら大声を出してお客さんを誘導しながら先輩に気を使いながらいつも以上に頑張る事になります。
『OB+新人』班の時はいつもこんな感じなので、苦労した想い出はあってもショーの出来不出来はさっぱり覚えてません。
…こんな事は尾籠ですが、怪人役ってホントにキツいんですよ!
もちろん主役もキツいんですが…
ショーが終わったらすぐに衣裳を脱いでぐったりしたいぐらいキツいんです。
でも…
先輩と新人ばかりだと
『自分が頑張らなければ!』
って未知の力が発動するのか、何故か元気に頑張れるんですよね。
不思議なものです。
忙しい時はショーに入ったりしたけど、
『OBの気持ち』
で、気楽~にやってたなぁ。
いま考えたら『現役』と『OB』でショーに対する取り組み方が変わるのもどうかと思うけど(お客さんには関係ない事ですもんね)、でも実際、
『一線引いた』
感覚はありました。
当然いいショーになるように頑張るんだけど、
『楽しくやりま~す』
みたいな。
まぁ第一線を後輩に譲ってOBになったワケだから、あまり前へ前へって感じになってもね…
前へ前へで後輩にプレッシャーかけるのもアリだったなって今は思いますけど(嫌われるだろうけど)。
忙しい時期だと『OB班』なんてのもありまして…
これはOBばかり集めて作ったチームの事なんですが…
メンバーが足りないと、ショーを退いて久しい大先輩方が駆り出される事があるんです。
ほとんどの大先輩は若手と面識がありません。
ショーのスタイルも世代で変化があります。
そんな大先輩方を現役チームにまんべんなく振り分けると、現役と先輩の双方が居心地悪~い現場になったりするんです。
…仲が悪いとかではないですよ。
見知らぬ大先輩に演出をつける後輩も気を使うし、先輩も現場を離れている自分がアドバイスするのは気が引けるし…
みたいな感じです。
若手社員の飲み会に部長が混じってしまった感じ、でしょうか(知らんけど)。
それならOBはOBで、現役は現役で固めた方がお互い上手くいくだろう、って判断ですね。
まぁOB班とは言うものの、実際は
『OB+新人』班
が多いんですけど。
まだ自己主張のない新人メンバーならOBと組ませても被害が少ない(?)、という事だと思いますが。
そんな
『OB+新人』班
があると、僕はよくその中に入れられてました。
まぁこれは僕に限った話ではないんですが、
OBとも浅~い繋がりがある。
新人とも浅~い繋がりがある。
そんなメンバー(何故か怪人役が多い)はOBと新人の橋渡し役をやらされる事が多かったんです。
数年ぶりにショーに入ってテンションの高い先輩もいれば、逆にテンションの上げ方を忘れてる先輩もいます。
そしてほとんどの先輩は体力が
ガクーーーーン
と落ちています。
立ち回りの時は、体力の落ちている先輩(主役)を出来るだけ動かさないように怪人が動く事になります。
新人に負担をかけすぎてもいけないので、本来なら戦闘員がやるような事も怪人がやったりします。
『次は●●です!』
『大丈夫ですか!?』
先輩をフォローしつつ、
『オマエが先に出てオマエが2番目な!』
『急いでハケろ!』
『かかっていけ!右殴り!』
と、新人もフォローしなくてはいけません。
ショーの後のサイン会や撮影会も大変です。
主役に入っている先輩方の体力を消耗させないように、迅速、かつ丁寧に進行させなければなりません。
サイン会撮影会の時は悪役に入っていたアクターがジャージに着替えてスタッフに変身します。
列を作る係、
子供をステージに上げる係、
子供をステージから降ろす係…
それを悪役アクターで分担してこなすのです。
しかし『OB+新人』班の時、怪人役の周りには新人しかいないのです。
『ここに立って手を上げて、大きな声で「サイン会の列はこちらでーす!一列にお並び下さーい!」って言い続けるんだ!』
『前の子供が写真を撮り終わった瞬間に次の子をステージに上げて主役の前に連れて行くんだ!』
どれだけ具体的な指示を出していても新人さんは上手くやれません。
大きな声も出せないし、ましてや変化に対応するなんて出来るハズがないのです。
そこでまた怪人アクターはあっちこっち走り回りながら新人に指示をしながら大声を出してお客さんを誘導しながら先輩に気を使いながらいつも以上に頑張る事になります。
『OB+新人』班の時はいつもこんな感じなので、苦労した想い出はあってもショーの出来不出来はさっぱり覚えてません。
…こんな事は尾籠ですが、怪人役ってホントにキツいんですよ!
もちろん主役もキツいんですが…
ショーが終わったらすぐに衣裳を脱いでぐったりしたいぐらいキツいんです。
でも…
先輩と新人ばかりだと
『自分が頑張らなければ!』
って未知の力が発動するのか、何故か元気に頑張れるんですよね。
不思議なものです。
スポンサーサイト