2010-12-27(Mon)
アクションへの道(131)
まずは吉田にいやんの出番です。
テレビ局の近くのホールで行われる
『お年玉を賭けたドッヂボール対決』
に、にぎやかしで怪獣が参加するのです。
いやいや、
怪獣の着ぐるみでドッヂボールってキツいですよ!?
フル出場は無理ですよ!?
僕らがそう言うと撮影スタッフさんは
『怪獣は素早く動けないし身体も大きいからすぐにボールをぶつけられて終わりますよ!』
と軽~く言います。
そしてドッヂボール対決が始まりました。
この対決で人数を減らして次の勝負へ、
また人数を減らして…と対決を続けて、最後の一人がお年玉を貰える、という企画なので参加者はみんな真剣です。
本気で投げる!
本気で受ける!
本気でよける!
そんな中で怪獣は…
完全に無視されています。
そりゃそうですよね。
怪獣はお年玉争奪戦には何も関係ないんですから。
怪獣にボールぶつけても何もメリットはないんですから。
怪獣はしばらく頑張って…
『もう無理』
の合図をして戻ってきました。
体力が限界を迎えた時の為に合図を決めていたのです。
僕は、戻ってきた怪獣の背中を開けて吉田にいやんに訊きました。
『大丈夫!?』
体力が限界を迎えていないか心配だったのです。
にいやんは
『体力は全然大丈夫やけどさぁ、あんなに無視されてたらやる事ないんだもん。
だから戻ってきたよ』
と言いました。
確かにその通り。
あの画面に怪獣がチョロチョロ映って盛り上がるとも思えんしね。
~つづく~
テレビ局の近くのホールで行われる
『お年玉を賭けたドッヂボール対決』
に、にぎやかしで怪獣が参加するのです。
いやいや、
怪獣の着ぐるみでドッヂボールってキツいですよ!?
フル出場は無理ですよ!?
僕らがそう言うと撮影スタッフさんは
『怪獣は素早く動けないし身体も大きいからすぐにボールをぶつけられて終わりますよ!』
と軽~く言います。
そしてドッヂボール対決が始まりました。
この対決で人数を減らして次の勝負へ、
また人数を減らして…と対決を続けて、最後の一人がお年玉を貰える、という企画なので参加者はみんな真剣です。
本気で投げる!
本気で受ける!
本気でよける!
そんな中で怪獣は…
完全に無視されています。
そりゃそうですよね。
怪獣はお年玉争奪戦には何も関係ないんですから。
怪獣にボールぶつけても何もメリットはないんですから。
怪獣はしばらく頑張って…
『もう無理』
の合図をして戻ってきました。
体力が限界を迎えた時の為に合図を決めていたのです。
僕は、戻ってきた怪獣の背中を開けて吉田にいやんに訊きました。
『大丈夫!?』
体力が限界を迎えていないか心配だったのです。
にいやんは
『体力は全然大丈夫やけどさぁ、あんなに無視されてたらやる事ないんだもん。
だから戻ってきたよ』
と言いました。
確かにその通り。
あの画面に怪獣がチョロチョロ映って盛り上がるとも思えんしね。
~つづく~
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