2010-12-18(Sat)
一見さんお断り
近年思うところがありまして…
キャラクターショーにおける、いわゆる
『スペシャルショー』
って、誰にとってのスペシャルなんでしょうね?
例えばよくある
『6番目の戦士が登場!』
みたいなスペシャルショー。
でもこれって、
『通常のショーには5人だけしか出ないんですよ~』
って事が前提のスペシャルじゃないですか。
そんな大人の事情すら最近の子供達は理解してくれてるワケですが、本当に純粋な観客からしたら、6番目の戦士は
登場するのが当たり前
なんですよ。
だってテレビでは普通に出てくるんですから。
ヒーローのパワーアップ形態が登場する時も同じ。
これはメジャーマイナー問いません。
『通常のショーではパワーアップしない』
という前提を知らない一見さんにとってパワーアップ形態の登場は、
『おおーっ!』
ではなく、
『ふむふむ』
ぐらいだと思うんです。
想像してみて下さい。
あなたは友人に連れられて、ある歌手のコンサートに行きました。
友人はその歌手の大ファンですが、あなたは初見です。
歌手はラメ入りの赤いジャケットで決めています。
そしてアンコール。
歌手はラメ入りの青いジャケットで登場しました。
…さぁどうでしょう?
あなたは
『おおーっ!!』
と思う事が出来そうですか?
何が『おおーっ!!』か分からない、ですって?
実はこの歌手が青いジャケットを着るのは、本当に満足のいくステージだった時だけ。
非常にレアな事なのです。
あなた以外のファンは当然その事を知っています。
『まさか青ジャケットが見れるなんて!』
と感動しています。
『おおーっ!!』
と思っています。
『おおーっ!!』と思わなかったのは予備知識のないあなただけ。
想像出来ましたでしょうか?
僕にとってのスペシャルショーってこんなイメージなんですよ。
予備知識がない人には全然スペシャルじゃないんです。
例えば僕らが7月にやったショー。
僕にとってはスペシャルショーです。
普段は
キャスト5名
スタッフ兼MC1名
でやってる『さやか見参』、
その日は
キャスト9名
スタッフ1名
MC1名
の大所帯。
キャストの中の3名は東京から呼んだプロです。
MCは地元のタレントさんです。
新キャラも4人登場させました。
ストーリーも殺陣もいつも以上に見応えを重視しました。
僕にとっては間違いなくスペシャルです。
予算の面でも普段の3~4倍かけてます。
しかし、
初めて『さやか見参』を観たお客様にはそのスペシャル感は伝わらない、というか関係ないのです。
新キャラが出ようがストーリーが進展しようが殺陣に気合いが入っていようが、
『ふ~ん、そうなんだ~』
で終わっちゃうもんなんです。
それが当たり前なんです。
あ、
スペシャルショーを否定してるワケじゃありませんよ。
関係者も気合いが入りますし、ファンに対するサービスとしても大切な事だと思います。
では何が言いたかったかというと、
スペシャルショーは一見さんには全然スペシャルじゃない。
だから演る側が『どや顔』をしてはいけない。
って事です。
キャラクターショーにおける、いわゆる
『スペシャルショー』
って、誰にとってのスペシャルなんでしょうね?
例えばよくある
『6番目の戦士が登場!』
みたいなスペシャルショー。
でもこれって、
『通常のショーには5人だけしか出ないんですよ~』
って事が前提のスペシャルじゃないですか。
そんな大人の事情すら最近の子供達は理解してくれてるワケですが、本当に純粋な観客からしたら、6番目の戦士は
登場するのが当たり前
なんですよ。
だってテレビでは普通に出てくるんですから。
ヒーローのパワーアップ形態が登場する時も同じ。
これはメジャーマイナー問いません。
『通常のショーではパワーアップしない』
という前提を知らない一見さんにとってパワーアップ形態の登場は、
『おおーっ!』
ではなく、
『ふむふむ』
ぐらいだと思うんです。
想像してみて下さい。
あなたは友人に連れられて、ある歌手のコンサートに行きました。
友人はその歌手の大ファンですが、あなたは初見です。
歌手はラメ入りの赤いジャケットで決めています。
そしてアンコール。
歌手はラメ入りの青いジャケットで登場しました。
…さぁどうでしょう?
あなたは
『おおーっ!!』
と思う事が出来そうですか?
何が『おおーっ!!』か分からない、ですって?
実はこの歌手が青いジャケットを着るのは、本当に満足のいくステージだった時だけ。
非常にレアな事なのです。
あなた以外のファンは当然その事を知っています。
『まさか青ジャケットが見れるなんて!』
と感動しています。
『おおーっ!!』
と思っています。
『おおーっ!!』と思わなかったのは予備知識のないあなただけ。
想像出来ましたでしょうか?
僕にとってのスペシャルショーってこんなイメージなんですよ。
予備知識がない人には全然スペシャルじゃないんです。
例えば僕らが7月にやったショー。
僕にとってはスペシャルショーです。
普段は
キャスト5名
スタッフ兼MC1名
でやってる『さやか見参』、
その日は
キャスト9名
スタッフ1名
MC1名
の大所帯。
キャストの中の3名は東京から呼んだプロです。
MCは地元のタレントさんです。
新キャラも4人登場させました。
ストーリーも殺陣もいつも以上に見応えを重視しました。
僕にとっては間違いなくスペシャルです。
予算の面でも普段の3~4倍かけてます。
しかし、
初めて『さやか見参』を観たお客様にはそのスペシャル感は伝わらない、というか関係ないのです。
新キャラが出ようがストーリーが進展しようが殺陣に気合いが入っていようが、
『ふ~ん、そうなんだ~』
で終わっちゃうもんなんです。
それが当たり前なんです。
あ、
スペシャルショーを否定してるワケじゃありませんよ。
関係者も気合いが入りますし、ファンに対するサービスとしても大切な事だと思います。
では何が言いたかったかというと、
スペシャルショーは一見さんには全然スペシャルじゃない。
だから演る側が『どや顔』をしてはいけない。
って事です。
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