2023-11-20(Mon)
最初から全力で
明日11月21日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。

※先週は誰も来なくて中止になったので画像は先々週のものです
福岡県久留米市にて18時〜21時。
未経験者歓迎、参加者募集中です。
要予約なので参加希望の方はご連絡ください。
※来週28日は施設休館の為お休みとなっております。
次回は
11月30日(木)…福岡殺陣練習
12月5日(火)…久留米教室
の予定となっております。
このブログで、
「前にも同じ事書いたよなぁ」
って事がたびたびあります。
殺陣教室でもアドバイスとか注意って繰り返しになっちゃうんですよね。
新しい人が入ってくるたびに言わなきゃいけない事もあるし、同じ人に何度も言わなくちゃいけない事もあるし。
先日の練習でもこんな話をしました。
「基本練習から本気でやれ!『このぐらいもう出来るから本気でもやらなくてもいいかな』なんて考えるな!」
基本練習って地味だしその割に大変だから手を抜いちゃう人もいるんです。
そういう人の中には、もうある程度上手くなっているが故に「こんなんもう練習しなくても出来るのにな。わざわざキツい思いして練習するのかったりぃな。まぁほどほどでいいだろ」なんて考えてしまってる人もいるようで。
確かにね、すでに出来るようになってしまった事を何百回、何千回と繰り返すのは苦痛かもしれません。
その気持ちは分からなくもないです。
そういう人にまず話すのが、
「あなたは『自分は出来るんだから練習では力を抜いても本番でちゃんとやればいいや』と考えてるかもしれない。
本番ではきちんと出来る実力があるかもしれない。
でもね、あなたの実力なんて知らない人がほとんどなんだよ。
知らない人から見たらあなたはダラダラ練習してるだけのやる気のない人なんだよ。
やる気がない人だと思われたら本番の機会だってもらえないかもしれない。
チャンスを失ってから『いや、自分はやれば出来るんです』なんて言っても手遅れなんだよ。
本番ではきちんと出来るって事を証明する為には練習からきちんとやっておく必要があるんだよ」
って事です。
実力があろうがなかろうが、最初から「あぁ、こいつはこんな程度か」って思われたらデメリットしかありません。
なので練習だろうと人が見ていない状況だろうと全力で臨んでおいた方がいいんです。
そして次に話すのが
「自分は上手くなった、と思ってる?
上手くなったから基本練習なんて今さら繰り返さなくても、と思ってる?
勘違いしちゃ駄目だよ。
まだ全然ヘタクソだよ」
って事。
本当に基本練習が不必要なぐらい上手くなるって並大抵のレベルじゃありませんし、本当に上手い人は基本練習で手を抜いたりしません。
基本練習をダラダラやってる時点で下手な証拠なんです。
「自分は上手い」などと勘違いしない事が大切なのではないかと思います。
視野が狭くなると勘違いしやすくなる気がしますね。
視野が狭くなると狭いコミュニティしか見れなくなる。
その小さなコミュニティの中では上手い方に入る。
コミュニティの中では上手い上手いと褒められる。
そうすると「あ、自分は上手いんだ」と錯覚しちゃう。
小さなコミュニティの中の評価なんて
「素人から見たら上手い」
「素人にしては上手い」
「趣味にしては上手い」
「子供にしては上手い」
「知り合いの中では上手い」
「この団体の中では上手い」
程度のものです。
当たり前だけど本当に上手い人とは雲泥の差があります。
視野を広くして自分の力量を見誤らないようにしなくちゃいけません。
まぁ手抜きをする人がみんな勘違いをしてるワケではないでしょうけど、せっかくの練習を効果的に活かす為にまずは基本練習を全力でやっていきたいですね。
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