2023-11-19(Sun)
Walk This Way
「いやごと」って方言がありますね。
小言みたいな意味。
お説教も含まれるかも?
殺陣教室をやってると、この「いやごと」を言わなきゃいけない事もたびたびあります。
当然言わなくていいなら言いたくないですよね。
出来れば楽しい雰囲気で練習を進めたいのに、いやごとを言うと空気が変わっちゃう。
お説教よりも練習に時間を使いたいし。
もちろん僕が、自分の事を棚に上げて言ってるって自覚はありますよ。
でもやっぱり言わなきゃいけないんですよね。
参加者さんが上手くなれるかなれないかがかかってますし、
下手したら怪我につながる危険性がありますから。
僕はわりと厳しい事も言うので、
「もしかしたら次回から来てくれなくなるかもなぁ」
なんて覚悟もしています。
来てくれなくなったら寂しいし悲しいですけど、言うべき事を言わなかったせいで上手くなれなかった、または誰かが怪我をしてしまったなんて事になったらそっちの方が嫌だからです。
「上手くなってもらう」「怪我をさせない」というのは最優先されるべき大前提だと思ってます。
「上手くなれるかなれないか」は本人が趣味の範疇で練習している場合あまり強制は出来ないんですが、下手だと怪我につながる事が多くなるのでやはりある程度は上手くなってもらわなければ困ります。
怪我さえしなければ(させなければ)下手でもいいんですが、周りとの実力差が開くとみんなと同じメニューをやらせられなくなったりもしますね。
「他のメンバーは立ち回りやります、あなただけは隅で素振りやっててください」みたいな。
そうなるとやっぱり悲しいでしょうしモチベーションも下がるでしょうから、出来るだけ避けたいと思ってます。
練習中にモチベーションが低い人がいると周りの人達の士気にも関わるので
「ごめんけど出て行ってくれる?」
なんて言わなきゃいけなくなったりするし。
なので出来るだけみんなに上手くなってもらいたいと思ってます。
こういう話って、大人の方ならすぐに理解してくれるしそもそもそういう事態になる事がほとんどないんですけど、小学生が相手だとなかなか難しいですね。
小学生の頃の僕だったら間違いなく理解出来ません。
今の子供達は僕より遥かに賢いんですが、それでも難しい話をしている事に変わりはないので、
それを「理解しろ!」「理解して行動しろ!」なんて叱るのは本当に心苦しい。
それでも一生懸命理解しようと努力して向き合ってくれる子供達が可愛くて仕方ないし、大人の皆さんにも感謝しかないんですよね。
ちょうど10年前の画像。

久留米教室にて。
ソウシも織田先生も懐かしいですね。
さてさて、いよいよ本番まで残り2週間!
城島こどもフェスティバル
『フィルタンス 〜契約の娘〜』

架空の世界の架空の村、架空の森を舞台にした、ちょっとダークなファンタジーです。
僕は村長の役をやらせてもらいます。
場所がね、車じゃないと行きづらい所なので気軽に「来てね♪」とは言えないんですが、興味がある方は是非。
メインキャストの子供達が頑張ってます。
2023年12月3日(日)
開場13:30 開演14:00
久留米市城島総合文化センター インガットホール
チケット前売り(自由席)こども500円 高校生以上1000円
(当日券+500円)

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