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2023-03-30(Thu)

リズムとテンポ


アクションや殺陣において技の形はもちろん大切だけど、同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのがリズムやテンポだと思う。

メトロノームのように単調な立ち回りは見ていて飽きてしまうし「間がおかしい」立ち回りは何となく気持ち悪く感じてしまう。

感じ方は人それぞれだろうけど、僕は自分の好きな、自分が気持ちいいリズム、テンポの立ち回りをしたいし見たい。

気持ちいいリズム、テンポは音にすると分かりやすい。

殺陣を付ける人が擬音を多用するのはそこに理由があると思う。

「お腹を殴って一瞬溜めてから顔を殴る」よりも「ドン!グッ!バシーン!」の方が具体的に伝わるからだ。

僕も立ち回りを付ける時は

「カキーンカキーンカキーンズバッ!じゃなくてキンキンカキィーンズバッ!ね!」

みたいな説明をしたりします。

頭の中で流れてる音があるんですよね。

僕が殺陣教室の練習動画に効果音を入れるのは、頭の中の音を第三者に伝える為でもあります。

「ここでこの音が欲しい」がハマった時の気持ち良さ、外れてる時の違和感を知ってもらいたいんですよね。

殺陣教室の皆さんがそれを気にしてるかどうかは分かりませんが。


リズム、テンポの良い立ち回りをする為には、自分自身の身体の使い方を理解してコントロールする必要があります。

ひとつの動作が終わる直前に次の動作の準備をしておかなきゃスムーズに動けないんですね。

「自分の身体はこうしておけばこう動かせる」を知っておかなきゃいけないんです。

そんなワケで、リズムとテンポを良くする為に次の動作の準備をしなきゃいけないって話なんですが、

同時に、

「観てる人にその準備がバレないようにしなきゃいけない」

ってのがあるんですね。

実際の戦いでは敵の次の一手を読んで動く事は難しい。

それをしっかり準備して対応してたらリアルさが出ない。

「次にどんな攻撃が来るか分かっちゃってるじゃん」

って思われちゃう。

立ち回りはもちろん段取りなんですが、段取りである事がバレたら観てる人は興ざめしちゃいます。

準備はしなくちゃいけないけどバレてはいけない、

ではどうしたら良いかというと、

「身体の中で準備する」

というのが僕の答えです。

体重移動や重心移動をあからさまにやらず、こっそりと身体の中でやる。

外からは微かに動いただけに見えるけど身体の中ではしっかり移動が出来ている、というのが僕の理想です。


気持ちの良いリズム、テンポで立ち回りする。

その為には音を意識する、自分の身体の使い方を理解する、身体の中の動きをコントロールする、


結局は意識的な練習の積み重ねが大切って事ですね。
20230328練習風景

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プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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