2023-03-13(Mon)
言うまでもない事
明日3月14日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。

福岡県久留米市にて18時〜21時。
未経験者歓迎・参加者募集中。
要予約なので参加希望の方はお問い合わせください♪
メール→ busow@softbank.ne.jp
電話→ 090-9479-0922 ※出られない事があります
※なお来週21日は施設休館の為お休みとなります。
同じジャンル、同じ流派でも団体によって指導の方向性が違うのは、指導者個人の成功体験の違いがあるからだ、
と書かれた小説を読んだ事がある。
それは
「自身がAという方向性の指導を受けて上達した指導者はAがベストだと判断して教えるだろうし、Bの指導を受けて成功した指導者はBという教え方を選択するだろう」
という内容だった。
まぁ詳しく書くと長くなるのでやめておくけど、確かにそうだろうなと深く納得している。
では僕自身はどうなのかというと、実は誰の指導法も参考にしていない。
不遜な言い方をするけど、誰かに教えてもらった結果の成功体験がないからだ。
そんなワケで僕は
「出来ればこんな風に教えてもらいたかった!」
をベースに指導してます。
いやそれは教えてくれた先輩方が悪いワケではなく、僕みたいな運動神経皆無人間には、それに合わせたレベルの指導じゃないと伝わらないんですよ!
普通の人なら「こーしてあーしてそーする」で伝わるものが、
「これはこーなってるからこーして、あれはあーゆー理由であーして、それはそーしないとそーならないからそーする」
ぐらいまで説明しないと理解出来ないんです僕は。
昔、先輩に教えてもらった技がどうしても上手く出来なくて、
「なんで?言われた通りにやってるのに!」
と悩んでたんですが、
それから7、8年経ってようやく「足が逆だったんだ!」と上手く出来なかった原因に気付いたんです。
先輩は右足を前に出してやってたのに僕は両足を揃えてやってたんですね。
本当に些細な違い。
でも大きな違い。
気付いてから先輩に「右足を前にしたら上手くいくって教えてくれたら良かったのに!」って言ったら「そんなん言うまでもない事やろ!」って一喝されましたけどね。
そう。
出来る人には言うまでもない事でも、出来ない人にとっては「言ってもらわなきゃ分からない事」だったりするんですよ。
出来ないと諦めてたせいもあるけど、自分で気付くまで7、8年かかったんですから。
子供の頃からそういう思いをしてきたので僕は「動きを分割して細かく説明する」という指導を心掛けています。
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