2023-02-26(Sun)
無条件に安全ではないのです
殺陣やアクションのレッスンと、
例えばお芝居や歌などのレッスンで一番大きな違いは、
やはり
「怪我をする可能性がある」
という事だろうか。
軽い怪我、大きな怪我、
下手をしたら命に関わるような怪我もあるかもしれない。
その危険性がないように教えるのが講師の役割ではあるんだけど、
可能性はゼロにはならない。
全員がゼロを目指していればかなりの確率で防げるものの、
これが気を抜いていたり注意力が足りなかったり集中力が欠けていたり、
基本の技術を疎かにしていたりしたら事故が起きる可能性は高くなる。
なんとなくふんわりマイペースに練習していると怪我をするかもしれない、または怪我をさせるかもしれないという緊張感は絶対に必要なのです。
どのタイミングで近付くか、距離感はどうするか、
足の位置は、腕の高さは、身体の向きは、
練習中に指示される事に無駄なんてない。
全てを指示通り形にして初めて、安全でカッコいい立ち回りが出来るのです。

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