2023-02-23(Thu)
無くて七癖、有って四十八癖
人にはおそらく、自分が気持ちいい言動、心地いい言動、やりやすい言動があってそれを「癖」というのだと思うけれど、
無くて七癖のことわざ通り人にはたくさんの癖があります。
たくさんの癖のうち、ほとんどは無害なもの、気にならないものですが、
中には「それは直した方がいいよ!」って癖もあります。
例えば、悪意はないけど人が嫌がる事を言ってしまう、とか、
仕事で必ずA→B→Cの順番にやらなきゃいけない事をB→A→Cでやっちゃう、とか、
そういうのは
「癖なんだよねぇ〜」
で済ませてはいけない、済ませない方が良いものです。
それは殺陣やアクションの技術でも同じ事が言えて、
ただカッコ悪いだけならともかく、周りの人を怪我させる危険性があるような癖や、周りの人達がやりにくくなるような癖はやっぱり直さなくちゃいけない。
練習には癖を矯正するという役割もあるんですよね。
これまで見てきた中には、あきらかに良くない癖で動いているのに指摘されても「あえてやってる!」みたいに開き直ったり「直らないんだから仕方ない!」と開き直ったり、
「自分にはそんな癖ないのにおかしなイチャモンつけてくるなぁ?」みたいにアドバイスを受け入れなかったりと癖を直さなかった人達もいますが、そういう人達はほとんど上手くならなかったですね。
(僕もそういうタイプだったので上手くならなかったんだと思います…)
癖を直す為にはまず自分の癖に気付く事。
癖に気付く為には周りのアドバイスを素直に聞く事。
自分の癖は自分では気付き難いですからね。

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