2022-12-13(Tue)
とめはね
先週は諸事情でお休みさせてもらった久留米教室。
本日は開催。

アトラクションチーム武装の殺陣教室。
本日12月13日(火)は久留米での開催です。
18時から21時。
未経験者歓迎、参加者募集中です。
要予約なので事前に連絡くださいね。
来館の際には検温とマスク着用をお願いします。
37.5℃以上の熱がある方や体調が良くない方、マスクをしていない方は入館出来ませんのでお気をつけください。
お問い合わせはこのブログへのコメントや、Twitter、Instagram、FacebookへのDMなど。
メールはbusow@softbank.ne.jp、電話は090-9479-0922となってます。
※お電話には出られない事があります
前述の通り先週は久留米教室をお休みさせていただいたワケですが、
殺陣教室を始めて11年10ヶ月、久留米教室を始めてからは10年5ヶ月ぐらい経って、
自分の都合で休みにさせてもらったのは初めてです。
これまではどんなに体調が悪くても当日までに回復したり、怪我の痛みを我慢したりしながらやってきたんですが、
ホント、情けないですね。
我々が普段文字を書く時、漢字の「はね」とか「とめ」とか意識しなかったりしますよね。
そこまで気を付けなくても文字になるし読めるし伝わるし。
僕が殺陣やアクションを教えていて思うのは、殺陣・アクションの技術の中にはこの「はね」や「とめ」みたいな、スルーしてしまいそうなポイントが色々あるなぁって事です。
そしてそのポイントは、ものすごく大切で重要なポイントだなって事です。
たとえば「腕をどこまで上げるかの角度」とか「どちらの足に体重を乗せるか」とか「どのタイミングでどこを見るか」とか「爪先をどちらに向けるか」とか、
不慣れな方が、なんとな〜くテキトーにやってしまいがちな、「別にそこまで気にしなくていいっしょ」と思ってしまいがちな、
そういう所がめちゃめちゃ大切で、そこをテキトーにしたら全然上手くならなかったりするんですよ。
なので練習中にもけっこう指摘したりするんてすが、気にしない人はいつまでも改善されない。
そしてそういう人はいつまでも上手くならない。
まぁ、そういう人は「自分出来てる」って勘違いしてる事があるので改善の必要性を感じてないのかもしれませんが。
これ、何回か書いてきましたが、
例えば高い所を見て「あ、このぐらいの高さなら飛び降りれそう」って思って登ってみて、実際にそこから地面を見たら意外に高くて「高い!やっぱ無理!」って諦めたなんて経験ありませんか?
下からみたらそんな高く感じないけど、上からみたら地面までけっこう距離がある。
これ、技術的なギャップも同じだと思うんです。
下手な人が上手い人を見てもあまり距離を感じない。
あぁ、そんなにレベルの差はないなって思っちゃう。
でも上手い人が下手な人を見たら、あぁ、まだかなり下にいるなって思っちゃう。
下手な人は自分も出来てるつもりになっちゃって勘違いするからいつまでも上手くならなくて上手い人との差は開く一方。
これは本当によく見るしよく感じます。
※もちろん僕自身もたびたび反省してます
「自分はまだまだ出来てない」と思えば細かい所まで気を付けて練習したくなるので「はね」や「とめ」も意識出来るはず。
慢心せず、勘違いせず精進したいですね。
本当にいつまでも上手くならない人は、「はね」「とめ」どころか、基本の線すら書いてない事があります。
何回「大」を教えても「ナ」しか書かない人とか。
線が足りないよ、ここにもう一本ないと大にならないよ、ってどれだけ言っても「ナ」。
つい忘れちゃうんですよ、ここで止めちゃう癖があるんですよね、なんて言われても。
忘れないようにする為の練習。
良くない癖を修正する為の練習です。
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