2022-08-10(Wed)
いつから「形が一番」だと錯覚していた?
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昨日の久留米教室ではヒーローアクション風の立ち回りを練習してもらいました。

僕が教えるのは王道のヒーローアクション。
少し古いヒーローアクションと言い換える事が出来るかもしれません。
近年のヒーローアクションはテンポが早く手数が多い実戦武術的な手が多かったりXMA的なアクロバットが使われていたり、90年代が全盛期だった僕からすると時代の流れによる変化を感じます。
でも、どれだけ時代が変わって立ち回りが変化しても、王道のアクションは必要だと思っています。
考えが古いのかもしれませんが、王道こそ基本だと思ってるんです。
僕は新人の頃から何故か
「ヒーローのアクションはどの一瞬を切り取ってもカッコ良くあるべき!」
って思い込んでまして。
つまり、どの瞬間を撮影してもカッコ良い写真が撮れているというのが理想だと思っていたんです。
実際はそんなん無理なんですけどね。
どうしてもキメとキメの繋ぎ目はカッコ良くならない。
でも「全ての瞬間をカッコ良く!」と意識する事は動きのクオリティーを高める事に繋がると思うんですよね。
細部にこそ神は宿る、みたいな事かもしれません。
ちなみに僕は新人の頃、先輩から
「おまえは形を気にし過ぎてるせいで動きが遅い!形はめちゃめちゃになってもいいから速く動いてみろ!」
とアドバイスされて、
(いやいや、ヒーローアクションは形こそ大切なんだよ!スピードなんか知った事か!)
と無視しまくってました。
そのせいで先輩には嫌われるわ上手くならないわ。
なので武装の殺陣教室では、ゆっくりでも形を気にする練習と、形はめちゃめちゃでも速く動く練習を並行してやるようにしてます。

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