2010-09-23(Thu)
ハッキリ言って…
動きの再現しか出来てないキャラクターはただのモノマネです。
もし近所のイベントのポスターに
『水嶋ヒロのそっくりさんがやってくる!』
って書いてあったとしたら?
どの程度嬉しいものでしょうか。
またそれが
『顔が似てるだけで他には芸がない』
人だったらどうでしょうか。
そのイベントって楽しいんでしょうか。
モノマネで終わってるキャラクターショーも似たようなものです。
そこで僕が最終的に行き着いたのが
『再現+α』
という事です。
基本的にはテレビを再現する。
でも、テレビに追いつけない部分(例えばロボットが出ない、光線が出ない、爆発しない、変身前が出ない、ジャンプや飛び降りがない、新キャラが出ない、などなど…)には、それに代わるエンターテイメントを加える。
ショーでしか見せられないもので観客を引き込む。
それが+αだと思います。
モノマネ芸人さん。
顔が似てる、しゃべりが似てる、歌が似てる、そんな芸人さんはたくさんいらっしゃいますし、素人さんでも上手い方はいますよね。
でも、それだけで輝いてる人って少なくないですか?
コロッケさんだったり栗田貫一さんだったり、トップを走ってらっしゃる方の芸って、ただのモノマネで終わってないんですよね。
必ず+αが加えられてる。
『おぉ~っ!似てる~!』
だけで済まさず、印象に残る『芸』を加えてるんですよね。
この『芸』こそが一流を一流たらしめてるものだと思うし、テレビを再現しなくちゃいけない『キャラクターショー』に必要なものだと思います。
『+α』=『プロの芸』
それはキャラクターショーに関わる者のアイデンティティー。
~おわり~
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確かにそうだべ…
コメントサンキュー♪
DA1もホントにそう思う~?
例えがすごく判りやすいです。なるほど、ただモノマネするだけでなく、+αが必要なんですね…
俺はそんな風に思ってんだよね。まぁあくまでも『基本が出来てる事』前提の+αだけど。
いつも楽しみに拝読してます。
全く同感です。奇しくも、僕が信頼している若手のアクターさんも同じようなことをおっしゃってました。それにテレビキャラは、テレビを見れば正解があるからプラスし易い。でもオリジナルキャラは、自分が『正解』になってしまうから難しい、とも。
僕はアクターではありませんが、アクターさんのそう言う心構えって大事だと思います。
いつもありがとうございます!
こうしてご意見をうかがう事が出来て本当に感謝しています。
確かに自分が正解になってしまうと難しいですよね。
自分が明確な基準を作らなくちゃいけないし、プラスもマイナスも自分次第ですし…
でもテレビのアクターさんも同じ作業を毎年なさってるんですよね!
テレビのアクターさんが試行錯誤の末に作り出したキャラクターを上辺だけマネて満足してたら、それは大変失礼な事だと思ってます。
確かにおっしゃる通り。テレビの作品は概ね、1年ごとの作品が多いですから、それはそれで大変でしょうね。
一度アクターの方たちと、戦隊~仮面ライダーの日朝タイムを一緒に過ごした時、見てるポイントが全然違うことを実感しました。彼らはこれをこんなところまで毎年研究して吸収しているんだなぁ、と。当たり前だけどスゴイなぁと思いました。
オリジナルキャラは、ずっと一人のアクターなら「正解」の重みもプレッシャーにならないでしょうけど、彼は歴代5代目ですからね、いろいろ思うところがあるみたいです。それくらい思ってくれているのが、僕らには嬉しいんですけど。
僕はあまりテレビを研究しない不真面目アクターだったので偉そうに言えませんが、やはり皆さん細かい所まで研究されてますよね~。
僕としては、dragonmacさんはどのような視点で番組を観てるのか、それが気になります♪
5代目にもなると背負うものが大きそうですね!
先人の残したものを受け継ぎつつ自分らしさも加えなきゃいけませんもんね。
ウチは『アクターが変わったら別のキャラ』ぐらいのゆる~い考えなので簡単ですが(笑)
きっとお酒が何本あっても足りない気がします(笑)
僕は、テーマとストーリーで見てます。もともと架空の世界を実写にしているわけですから、現実へのつじつまをどこで合わせているのか。そっちに興味が行ってます。一応、ものを書く側の人間ですから。
キャラのデザインはタイトルに付随するものですし、流行り廃りもあるし、好みの世界だと思っているものですから。アクションも「特撮」ですから、僕にはあんまり関係なくて・・・。
それよりも彼らが、変身前を演じる俳優さんや女優さんの動きを熱心に見ていることには驚きました。しかし
「子どもたちには『この人が変身している』わけですから。」とあっさり。これには目から鱗が落ちた感じでした。
『アクターが変わったら別のキャラ』。これは僕も理解できるくくりです。だけどこの「ゆるさ」は、僕らのようなキャラ展開で、表情の見えないマスクキャラのアクターにはかえって難しいんでしょうけどね。
さやかショーは顔出しなので、アクターが変わったら見た目から変わっちゃいますもんね(笑)
だからこそ『別キャラ』って開き直りも出来るワケですが…
テレビのアクターさんの動きだけでなく変身前から研究し、キャラクターの内面からアプローチする…
そこまでの努力をするアクターは僕の周りには少ない気がします。
そういった熱い志を忘れない(しかもごく当たり前に)アクターの皆さんは僕の目標でもあります。
dragonmacさんのお言葉からは、演者さんも制作さんも高い目的意識を持って活動されてるのがひしひしと伝わります。
いつか皆さんのショーを観に行きたいなぁ…
変身前と変身後を演じた方が、彼らの師匠というのが大きいと思いますけど、それを差し引いても彼ら自身の向上心、お客さんへの心構えを僕は尊敬しています。
もっとも僕は、武装の皆さんのステージを今まで2度拝見させていただいていますが、常に共通するものを感じています。それは、殺陣の見事なステージショーだけでなく、ステージが終わってからの皆さんの動きも含めてです。
今でも、昨年長崎の公園でのショー終わりに、わざわざ代表が真っ先に呼びにきてくださった時のことを心地よく覚えています。
『アクターが変わったら別のキャラ』も、顔出しは顔出しで、また違うプレッシャーがあるでしょう。特にみんみんさんの後ってなると、それはそれでたぶん。
結局形はどうあれ難しいことを、武装のみなさんはやっていらっしゃるんですよ。それだけに、それをまとめて率いて維持している代表ってスゴイです。
だから代表のブログも読んでて楽しいです。時々愚痴っぽいこともありますけど(笑)たまにはそんなのもないと、と思ってます。
悲しいかな僕らのキャラのショーの予定が全くなくて、お恥ずかしい限りです・・・。
そのように言ってもらえるとこれからの励みになります。
ありがとうございます♪
自分でも
『しょーもない事書いてるな~』
と思う事が多いブログですが、それも売り(?)だと思ってますので呆れずに読んでください(笑)
僕もdragonmacさんのブログ楽しみに読ませていただいてます。
いつか必ずショーを観に行きます!
その時は色々とお話させていただけたらすごく嬉しいです♪♪
いつか観ていただけるように、僕らもがんばります。
そうなると嬉しいですねぇ、いろいろお話聴かせてください。
2日目(2日も飲むんかい!)には、よっち~さんも呼んで。
楽しみです!
是非実現させたいですね!
その時はよろしくお願いします♪♪