2022-03-26(Sat)
偶然じゃなく意図的に
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ショーでキャラクターを演じている時、役に入り込み過ぎて失敗した事が何回かあります。
役に入り込み過ぎて周りが見えなくなってしまって段取りをミスってしまったり立ち位置をミスってしまったり誰かのアドリブに対応出来なかったり。
自分の感情だけを見れば「確かにこの役でこの状況ならこうなるよな」って思えるんですけど、全体の芝居には気を配れていませんでした。
なんなら自分の感情さえ、自分の中での起伏が激しくなってるだけで観客に伝わるように表現出来ていなかったような気がする。
心の中や頭の中だけで勝手に熱くなって、表現も出来てない全体の芝居も考えられないというのでは、「役に入り込む」という行為からはデメリットしか感じません。
これは僕の入り込み方が良くなかったのかも。
正しい入り込み方が分かっていないだけなのかも。
でも正解が分からないので、それからは
「どうやったら役に入り込んでいるように見えるか」
を考えるようにしました。
冷静に、自分を客観視しながら、でも「役に入り込んでしまったら自分はこうしそうだなぁ」ってお芝居を考えたり。
それが正しいかどうかは僕には分からないとして、それでも「意図して伝える」という姿勢は必要なのかな、と。
「偶然伝わった」じゃなく「意識して伝えた」じゃないといけないのかな、と。
ちょっと話は変わるけど、
全然面白くない、すっごいつまらないステージやパフォーマンスを終えた演者さん達がハイテンションで
「やっぱり演ってる俺達が楽しまないと観客は楽しめないよな!」
なんて言ってるのを耳にする事があります。
いやいや、観客は全然楽しめてなかったで。
ひとつもおもろなかったで。
楽しかったの君らだけやで。
これもきっと、楽しく演れば伝わるだろって考えで偶然に頼って失敗してるパターン、意識して伝えるつもりがなくて失敗してるパターンだと思うんですよね。
「自分達が楽しければ観客も楽しいハズ」じゃなくて「観客に楽しんでもらう為に自分達はどう楽しめばいいか」
「自分が役の感情に入り込めば観客も感情移入してくれるハズ」じゃなくて「観客に感情移入してもらう為に自分の役はどう演じたらいいか」
そんな風に考えなきゃいけないのかな、と思います。
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