2021-08-23(Mon)
小道具
アトラクションチーム武装公式ホームページ→コチラ
告知や報告、動画などを出来るだけ更新してます。

良かったら見てみてね♪
YouTubeチャンネルもぼちぼちやってます→コチラ
練習動画や過去のショー動画(忍者ライブショー さやか見参!シリーズ)を投稿してます。
今回はアクションショーで使う武器製作について!
あくまでも個人的な経験と考えによるものです!
僕が初めて作った武器はジェットマン(1991年)の「ブリンガーソード」だったかな。
ジェットマンショーに入った先輩が、道場に置いてあった何だか分からない剣で立ち回りするって言うから
「いやいや、ジェットマンがわけ分からん剣で戦ったらいかんでしょ!ブリンガーソード使わな子供も納得せんでしょ!」
と思って徹夜で作った思い出があります。
とはいえショーを始めてまだ半年ぐらいの新人が、作り方も分からないまま有り合わせの材料で作ったものだから見た目も耐久性もアレだったと思います。
それでもやっぱりジェットマンはブリンガーソード使わな!
(当時はテレビの設定にこだわらない先輩が多かった)
そんな感じで、僕はキャラクターショー出身だから見た目にもそこそここだわるんだけど、
一番大切なのは耐久性だと思います。
当たり前だけど、
アクションしても壊れない!
ってのが一番大事。
幸いにも長年造型をやってきたおかげで、今は
「この材料でこの作り方をすればこのぐらいの事は出来るだろう」
が分かってきました。
ここはやっぱり経験がものを言いますね。
アクションやらない人が作ってくれた、または用意してくれた武器が、ちょっと動かしたら一瞬で粉々って事は何度も味わいました。
なのでこれまでの知識と経験を活かして、ある程度耐久性のある武器を作るんですが、
この武器の耐久性っていうのは、あくまで「アクション出来る人が使った場合」の耐久性なんですね。
素人さんが使うとすぐに壊れてしまったりするんです。
アクションや殺陣の技術の中には
「武器や小道具を壊さないように動く」
というスキルも含まれているんですよ。
いかに武器に負荷をかけずに大きく力強く動くか、みたいなスキルが。
じゃあ素人さんが使う武器はすごく頑丈にすればいいんじゃね?なんて方向性で進めたら、
素材が木のカタマリとか鉄のカタマリになっちゃう。
それなら硬くて丈夫ですが、まず重い。
重過ぎて素人さんには扱えない。
そして硬い。
相手を怪我させたり自分が怪我したりするおそれがあるので素人さんには使わせられない。
結局は適度に丈夫な武器をアクションスキルがある人が使わないといけないんですね。
そんな言いながら、こちらは予算の都合で耐久性が低い自作の武器。


太刀。
ダイソーの刀を改造してます。

長いのは2本繋げてるだけ、短いのはそのままですね。
拵えなんかを追加してます。
元がおもちゃだからとにかく脆い!
2本繋げてるやつは更に脆い!
これは扱うのに技術を要するやつですね。
鬼の金棒。

元はダイソーのバット。
そこにトゲトゲを付けて色を塗りました。
バット自体は丈夫なんですが、トゲトゲは厚紙製なので脆いです。
しかもボンドでくっつけてるだけですし。
色もポロポロ剥げてました。
本当は「もっとこうしたらいいんじゃない!?」ってアイデアもあったんですが、それは製作期間や予算に左右される部分が大きいので何とも言えません。
いつかリトライしたいと思ってます。
福岡コロナ特別警報からの緊急事態宣言発令に伴い
久留米→9月7日(火)までお休み
福岡→9月9日(木)まで博多区のレンタルスタジオで18時~21時
となってます。
スポンサーサイト