2021-06-12(Sat)
力不足
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今は殺陣教室の新しい動画がないので、過去のショー動画を投稿してます。
アトラクションチーム武装のオリジナルキャラクターショー「忍者ライブショー さやか見参!」
現在は
「第2部スタート編」(2010年)
「さやか対ニセさやか」(2010年)
「炎のファイター」(2011年)
を公開してます。
殺陣教室で指導させてもらう際、
「この人、もう無理かも」
と思っても出来るだけ諦めたくない、と思ってます。
無理かも、にもいくつか種類があって、
技術的な事がなかなか伝わらない、
努力の方向性や必要性に対する考え方のズレを正せない、
人間関係や団体行動に関する考え方のズレを正せない、
などなど。
そこを少しずつでも僕のやり方と擦り合わせていけるように説明をしていくようにしているんですが、それでも「無理かも」って諦めそうになる時があります。
でもそれは生徒さんの側に原因があるとは限らない。
僕の説明がその人に合ってないだけという可能性も大いにあります。
だとしたら「無理かも」って思っちゃう原因は僕の努力不足でしかない。
なので万策尽きるまで考えて伝えていきたい。
何度も書いてきたけど僕は昔から運動神経が悪くて、走り方も分かりませんでした。
これ言っても分かってもらえないんですけど、普通に走るだけなのになかなか前に進まないんですよ!
それに対して先生とか親は
「腕を早く振れ」
「膝を上げろ」
なんてアドバイスをくれるんですけど、前に進まない奴が腕を早く振って膝を上げたらその場で腿上げしてるだけになっちゃうんですよね。
そんなワケで大人達はアドバイスを諦めて
「おまえは運動神経が無いんだ」
って所に落ち着いたんですけど、
二十歳ぐらいになった時に自力で気付いたんですよ。
「あれ?地面を後ろに蹴ったら前に進むぞ?」
って。
つまりそれまでは地面を蹴らずに膝を上げてたから前に進まなかったんですね。
ただそれだけだったんですよ。
なので、もし子供の時に大人達がそれに気付いてくれてたら、僕はもっと早い時期に走れるようになってたかもしれない。
なので効果的な指導の方法、効果的なアドバイスの方向性というのは人によって違うんだ、と思ったんですよね。
なのでアドバイスが伝わらない時は自分の側に原因があると考えるようにしています。
ちょっと前に、体育の先生とそういう話をしたんですよね。
そしたら先生が
「言っても伝わらん人には何か障害があるんよ」
って断言しててすごいショックを受けたんです。
もちろんそういう事も多いのかもしれないけど、その人に合った指導が出来てないだけかもしれないじゃん。
他の人は当たり前に出来る、この人はいくら言っても出来ない、それは障害があるせいだ、
なんて決めつけないでほしいんだよ。
俺が走れなかったのにはちゃんと原因があったんだよ。
周りの大人がそれを見抜けなかったんだよ。
それを「内野は障害があるから走れないんだ。仕方ない仕方ない」って思われてたとしたら、それはすごく悲しい。
その体育の先生は恩師なんだけどその発言は受け入れ難かったな。
とはいえ、万策尽きたら諦める事もあります。
その時は
「自分の力ではこれ以上指導する事が出来ません、スミマセン」
って言うしかないですね。
(殺陣教室でもこれまで何組かお断りした例があります)
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