2021-04-04(Sun)
チャンス
殺陣教室とかやっといてこんな事を書くのってアレだと思うんですけど、
殺陣って活用出来る機会が非常に少ないと思うんです。
趣味の方は日常で使う事は全くないでしょうけど、役者を目指す方でもこの先使う機会があるのか?ないのか?かもしれないなと思うんですよね。
役者になったとして、もしかしたら時代劇に出演する機会がないかもしれない、時代劇に出てもチャンバラ(殺陣)がない作品かもしれない、チャンバラがあっても自身はそのシーンに絡まないかもしれない。
女性だとなおさらだと思います。
基本的には女性は刀を差してないので、普通に考えたら時代劇で普段練習してる殺陣を使う事はないんじゃないでしょうか。
可能性があるとしたら、男装の女性剣士とか?美男子の侍とか?リアルな時代劇じゃなければ女性のキャラクターも登場するかも。
僕は役者でもないしそういった撮影に関わった経験もないので想像しか出来ませんが、現在殺陣を学んでる方でもそれを仕事で活かすまでにはかなりのハードルがありそうです。
なので「殺陣の稽古の優先順位をどうするか?」というのはいつも生徒さんに考えてもらいたいと思ってます。
ただ、
それらのハードルを乗り越えて、殺陣の技術を活かせる機会がやってきた時に
「今は下手だけどこれから練習します!」
では手遅れになる場合もあると思ってます。
有名だったり人気があったりで、「それでもあなたに出演してもらいたい!」って言われるような人でない限り、これから練習して上手くなるというような時間の猶予はもらえないんじゃないかと。
殺陣の技術を持ってる役者さんはたくさんいるでしょうから「じゃあこちらの方にお願いしよう」ってなっちゃう気がします。
殺陣を活かす機会はほとんど来ないかとしれない。
でもその機会が来た時の為には練習しておかなきゃいけない。
殺陣やアクションってそういうものなのかなぁ、と、
素人考えで想像しています。
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