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2021-02-16(Tue)

たまには特撮ヒーローの話でも


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本日2月16日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。

野中生涯学習センター(福岡県久留米市)にて17時から20時まで。
20210209



昨晩の「しくじり先生」で戦隊シリーズを紹介してたんですよ。

「地球戦隊ファイブマン」(1990年)からの3作品、みたいな感じで。

マンネリで最低視聴率を打ち出すもその後の色々な挑戦で、賛否を巻き起こしつつ視聴率を回復させた、みたいなテーマだったんですよ。

で、ファイブマンは「何をやっても裏目に出てしまった低視聴率の象徴」みたいな扱いをされてたんですけど、

僕は、ファイブマンで改革が始まり、次のジェットマンで改革が頂点を極め、その後のジュウレンジャーで新しい王道に行き着いた、と思ってるんですよ。

当時の僕はすげぇ特撮番組マニアだったんですけど、個人的には前の年のターボレンジャーに不満がつのってました…

後述しますがそんな中でもファイブマンやジェットマンには強い思い入れがありまして、今回は僕がファイブマンを観て「おぉっ!」とか「おぉっ!?」とか思ったポイントを簡単に紹介したいと思います。

①…第1話のドッグファイト
空中戦でのコックピット描写がリアルでめっちゃカッコ良くて1話で度肝を抜かれた。
特撮監督が矢島信男さんから佛田洋さんに変わった事を画面から感じましたね。

②…ロボットの操縦席のセンターがレッドじゃない時がある!
それまで操縦席ではレッドが不動のセンターだったんだけど、ファイブマンではエピソードのメインキャラがセンターになって必殺技を決めたりするようになった。
カンフー使いのイエローが「兄さん!私に任せて!」とレッドと席を交代し、ロボットで酔拳を使った時は度肝を抜かれた。

③…怪人が巨大化に失敗!
等身大の怪人が必殺技でやられて巨大化→ロボット戦というのが戦隊定番の流れです。
ファイブマンには「ゴルリン」というベイマックスっぽい敵キャラがいて、絶命しかけてる怪人の所に走ってきて巨大化させるのですが、
ゴルリン12号は「ヤバい!怪人が爆発してしまう!急げ!もっと急げ!」と急かされて必死に走った結果、途中でコケてしまって結局怪人爆発、巨大化失敗という度肝を抜かれるエピソードがあった。

④…誰に向けてるか分からない歌を歌う!
上記のゴルリンはベイマックス似の白い生物なんですけど、途中からパワーアップした黒いゴルリンが出てくるんです。
で、初めてそいつが出てきた時、敵の艦長シュバリエが
「く~ろ~い~ゴルリ~ン~♪…名付けて、黒ゴルリン!」
って歌で紹介するんですよ。
この歌、1959年に発売された水原弘の「黒い花びら」の替え歌なんですよね。
…誰に向けての!?(爆笑)って度肝を抜かれました。
当時のお父さんお母さんでも知らない方がほとんどだったのでは!??

⑤…初めて見るレッドの動き
宿敵ガロア艦長との戦いに備えてボロボロになりながら特訓を続けるレッド。
兄弟達は「そんな体で戦うのは無理だ」と止めるがレッドは特訓をやめようとしない。
そこでブルーがレッドに化けてガロアと戦うんだけど…
このシーンってブルーのスーツアクターさんがレッドを演じたのかなぁ??
レッドの動きが見慣れた新堀和男さんと違う気がしたんですよね。
どっしり構えた感じじゃなくて軽いというか若いというか(どちらも良い意味で)。
バク転とかしてたし。
そして最後にマスクを割られて、レッドの下からブルーのマスクがあらわれるっていう。
このシーンには度肝を抜かれましたね。

ちなみに僕が声優の松本梨香さんを知ったのはファイブマンでした。
ファイブマンを親代わりとしてサポートするロボット、アーサーG6の声をやってたんですよ(歌もある)。


ファイブマンには思い入れがあると書きましたけど、この作品は僕のヒーローショーデビューの作品なんです。

中学生ぐらいからずっと憧れてたヒーローショー。

高校3年生になって将来を考えた時にどうしてもやりたくなって、

近所にファイブマンショーを観に行った時、休憩中のアクターさんに「どうやったらショーに入れますか!?」って訊きに行ってお名刺をいただいて、

結局は別の事務所に入ったんですけど、そこから今の自分がスタートしたと思ってるんです。

で、1990年の12月18日に面接に行って半ば強制的に練習に参加させられて、練習終了後に「じゃあ来週デビューね」って言われて

12月24日にファイブマンショーの戦闘員(バツラー兵)でショーデビュー。

あの時の緊張と心の高鳴りは今でも忘れません。

お正月も元旦から5日ぐらいまでぶっ通しで入らせてもらって、毎回毎回同じところで武器を落として謝って、

レッド役の先輩がバク転するのを見て「この人オッサンやのにバク転しとる!」と驚いて(当時先輩は26~27ぐらいだったと思う)、

そこからウインスペクターショー、ソルブレインショーと戦闘員に入らせてもらい、

3月からのジェットマンショーで初めてヒーロー役(戦闘員から着替えてイエロー)をやらせてもらいました。

全然下手だしクソ生意気な新人だったけど、嬉しかったしますます頑張ろうと思ったし、この頃に得たものは技術的にも精神的にも大きいです。


ちなみに「しくじり先生で戦隊を扱うらしいよ」って教えてくれたのは、当時から一緒にショーをやってきたマブダチです。

マブダチといっても今では1年に1回会うか会わないかぐらいだし話したりする事も少ないし、ショーやってた頃だってちょいちょい仲違いしたし、めちゃめちゃ仲が悪くて2年ぐらい口をきかなかった時期もあるし、

それでも一緒に頑張った、一緒に楽しんだ、一緒にツラい思いをしたっていう経験は彼をマブダチと呼ばせるに値するなぁと思うのです。




▼緊急事態宣言中の殺陣教室▼

久留米教室
場所…野中生涯学習センター(久留米市野中町)
時間…17時~20時

福岡教室
場所…パピオビールーム(博多区千代)
時間…16時~18時30分
緊急事態の告知

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プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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