2020-05-10(Sun)
リスペクト
「こーゆーのやってみようよ!」
「え?やだよ」
「こんなんやってもらえませんか?」
「ん?嫌」
「こんなんやってみていいですか!?」
「え?駄目」
昔からこんなやりとりをたくさんしてきた。
基本的には提案する側が多かったと思う。
拒否される事も多かったし呑んでもらえる事もたくさんあった。
自分の中に理想のショーの形があったから、それに近付ける為なら色んなアイデアを出した。
単純な身内受けを狙ってると思われる事もあったし、ふざけてるだけだと思われる事もあったけど、
でも信念のない提案はしていなかったと思う。
相手の信念とぶつかって断られる事もあったし、相手とのモチベーションのギャップで断られる事もあった。
それはやっぱり口惜しかったけど、でもそのおかげで自分のやりたい事が明確になったし、
「自分のやりたいものを作るには自分が器を作るしかない」
という思いが武装を立ち上げる原動力になった。
思えば僕も後輩からの提案を無下に却下する事があったように思う。
その時は「そのアイデアのどこに信念があるの?」と思っていたんだけど、人によって信念の形が違うわけだから、一方的に基準を押し付けていた僕が良くない。
(中には明らかに信念と呼べないこだわりが詰まったアイデアもありましたが)
まぁそんなんで齟齬を生むぐらいなら自分のチームを作った方がストレス少ないわな。
メンバーさん達や生徒さん達の中ではストレスがあるかもしれないけれど。
僕の中で大切にしたいのは
①観てる人に伝えたい想いがある事
②観てる人に伝える為に動く事
その2点に尽きます。
その後に演者側の都合、制作側の都合。
たまにイレギュラーもあるけど、それはそれで信念に則ったものだという自信があります。
その信念さえ共通していれば、アイデアを提案する側もされた側も、
提案を採用する場合も却下された場合も悪いようには転ばない気がします。
そんな風にリスペクトし合える関係を作れたら、本当に幸せでしょうね♪
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