2020-02-28(Fri)
歯車
昨日は、昨年10月から参加してくれていたボンの最後の殺陣教室だった。
いずれ戻ってきます、と言ってくれているから「暫定的に最後」と言っておこう。
4ヶ月、殺陣教室の中だけの付き合いだったけど、みんなと打ち解けてくれて、まるで何年も一緒に練習した仲間のよう。
昨年の春に参加してくれたかっつんも、たった3ヶ月とは思えないぐらいみんなと仲良くなってくれてましたが、
ボンにしろかっつんにしろ、その人柄が素晴らしいんですよね。
そしてそれを受け入れる教室参加者の皆さんも。
武装の殺陣教室は本当に人に恵まれてます。
これは僕の信条というか理想というか、
僕は武装という団体における「装置」でありたいと思ってます。
素敵な人達が集まる場所を作動させる為の装置。
その役割をまっとう出来たら幸せだなぁ、と。
本体は教室の参加者さんであり武装のメンバーなので、
そのみんなが順調に動けるように働くのが僕の仕事だと思っています。
たまにこのブログでも書いてますが、武装を作る時に「一緒にやらないか?」と声をかけた友人からは
「あんたと対等の立場ならいいが、あんたの下で歯車になるのは嫌だ」
と断られました。
設立や運営のリスクを対等に背負ってくれる気はなかったと思うのでこちらからもお断りしたんですけど、
僕はこの
「歯車になりたくない」
という主張がよく分かりません。
中高生ぐらいだとそういうこと言いそうですけどね。
「社会の歯車になりたくない!」
みたいな。
まぁ僕も子供の頃は思ってましたけど。
でも今考えると
「じゃあ何になれば満足するの?」
って思っちゃいます。
歯車以外の何になる?
歯車を動かすモーター?
指示を出す頭脳?電源?
僕が考えるのは、「それらをひっくるめて歯車」って事です。
色々な役割があって、それぞれが役割をまっとうして動く事で全体が機能する。
だとしたら、全体から見ればすべての役割が歯車って事になります。
役割が違うだけ。
だとしたら自分の理想の役割の歯車になれるように、
品質の良い歯車になれるように努力したいなぁと、
僕は思います。
僕は参加者さんやメンバーの役に立てる歯車でありたい。
※内野の個人的な考えです
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