2018-12-07(Fri)
大人の世界・子供の世界
子供の頃から大人というものを全く信用していなかったので
「大人の理屈」を受け入れる事が出来なかった。
大人が語る世界というものは大人にとって都合のいい欺瞞に満ちていて
「おまえも大人になったら分かるよ」
なんて言われた日には
「てめーと一緒にすんなボケ!」
と思ったものだ。
思えばその頃の自分は、世界には絶対的な正義や真理があると考えていた。
正論こそが正しいと考えていた。
そんな自分にとって大人の理屈は、正義や心理を踏み外してしまった奴の言い訳にすぎなかった。
「おまえも大人になったら分かるよ」
というのは
「おまえも大人になったら踏み外すよ」
と同義語だと思っていた。
今考えてみると、それは半分正しく半分正しくない。
子供の頃に考えていた正義や心理、正論というのは、子供の世界における正義・心理・正論に過ぎなかった。
大人の世界が絶対でないように、子供の世界も絶対ではない。
世界は大人のものでも子供のものでもないので、大人の理屈を押し通しても子供の理屈を押し通しても歪んでしまうのだ。
子供の頃に持っていた正義や正論は大切にした方がいいと思う。
でもそれが子供の世界の子供の理屈である事も知るべきだ。
…なんて事を考えてますよ、46歳のおじさんは。
「大人の理屈」を受け入れる事が出来なかった。
大人が語る世界というものは大人にとって都合のいい欺瞞に満ちていて
「おまえも大人になったら分かるよ」
なんて言われた日には
「てめーと一緒にすんなボケ!」
と思ったものだ。
思えばその頃の自分は、世界には絶対的な正義や真理があると考えていた。
正論こそが正しいと考えていた。
そんな自分にとって大人の理屈は、正義や心理を踏み外してしまった奴の言い訳にすぎなかった。
「おまえも大人になったら分かるよ」
というのは
「おまえも大人になったら踏み外すよ」
と同義語だと思っていた。
今考えてみると、それは半分正しく半分正しくない。
子供の頃に考えていた正義や心理、正論というのは、子供の世界における正義・心理・正論に過ぎなかった。
大人の世界が絶対でないように、子供の世界も絶対ではない。
世界は大人のものでも子供のものでもないので、大人の理屈を押し通しても子供の理屈を押し通しても歪んでしまうのだ。
子供の頃に持っていた正義や正論は大切にした方がいいと思う。
でもそれが子供の世界の子供の理屈である事も知るべきだ。
…なんて事を考えてますよ、46歳のおじさんは。
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