2010-03-25(Thu)
強敵
物語を創っていると、いわゆる
『キャラが勝手に動く』
という状況にぶつかる事がある。
『キャラが勝手に動く』とはどういう事かというと、本来は物語の為に生み出されたキャラクターが性格をもってしまい、その個性を主張する、という事。
これは長所もあれば短所もある。
まず長所。
きっかけさえ与えればキャラクターが勝手にストーリーを進めてくれる。
作者が悩むまでもなく話が出来ていくのだから楽な事この上ない。
次に短所。
作者の意に反して登場人物が動くので、なかなか思い通りのストーリー展開にならない。
僕は今、これで悩んでいる。
『さやか見参!』の台本を書いていて気付くのだが、さやかとイバラキ、この2人、だんだん性格が変わってきている。

さやかのイバラキに対する意識が微妙に変わってきているので、それに影響されてイバラキも変わってしまったようなのだ。

イバラキは、以前なら軽々しく吐けた憎々しい台詞を最近は言いたがらない。
逆に、そーゆー台詞を言ってる奴を見てると微妙な気持ちになるみたいで、演じるこちらとしても気を使う。
これは…
最初はヒールとして登場した海原雄山が山岡士郎の超えるべきハードルに変化したのと同じようなものなのだろうか(出典『美味しんぼ』)。
しかし作者としてはキャラクターに振り回されてばかりもいられないので、奴らをコントロール出来る環境を作り出さなければならない。
悪いけどな、作者は俺だぜ!
…な~んて言った日にゃ、
『な~によ!作者づらして偉そうに!私達をコントロール出来ないのは、あんたの力量が足りないんじゃないの~?』

と、さやかに罵られ、
『ふん、やれるものならやってみろ。仏に会うては仏を斬り、魔性に向こうて魔性を倒すが我がさだめ。我らを生み出した作者なれば、相手にとって不足なし!』

とイバラキに凄まれる事間違いなしでしょうな。
2人とも、てごわいぜ…
『キャラが勝手に動く』
という状況にぶつかる事がある。
『キャラが勝手に動く』とはどういう事かというと、本来は物語の為に生み出されたキャラクターが性格をもってしまい、その個性を主張する、という事。
これは長所もあれば短所もある。
まず長所。
きっかけさえ与えればキャラクターが勝手にストーリーを進めてくれる。
作者が悩むまでもなく話が出来ていくのだから楽な事この上ない。
次に短所。
作者の意に反して登場人物が動くので、なかなか思い通りのストーリー展開にならない。
僕は今、これで悩んでいる。
『さやか見参!』の台本を書いていて気付くのだが、さやかとイバラキ、この2人、だんだん性格が変わってきている。

さやかのイバラキに対する意識が微妙に変わってきているので、それに影響されてイバラキも変わってしまったようなのだ。

イバラキは、以前なら軽々しく吐けた憎々しい台詞を最近は言いたがらない。
逆に、そーゆー台詞を言ってる奴を見てると微妙な気持ちになるみたいで、演じるこちらとしても気を使う。
これは…
最初はヒールとして登場した海原雄山が山岡士郎の超えるべきハードルに変化したのと同じようなものなのだろうか(出典『美味しんぼ』)。
しかし作者としてはキャラクターに振り回されてばかりもいられないので、奴らをコントロール出来る環境を作り出さなければならない。
悪いけどな、作者は俺だぜ!
…な~んて言った日にゃ、
『な~によ!作者づらして偉そうに!私達をコントロール出来ないのは、あんたの力量が足りないんじゃないの~?』

と、さやかに罵られ、
『ふん、やれるものならやってみろ。仏に会うては仏を斬り、魔性に向こうて魔性を倒すが我がさだめ。我らを生み出した作者なれば、相手にとって不足なし!』

とイバラキに凄まれる事間違いなしでしょうな。
2人とも、てごわいぜ…
スポンサーサイト