2018-05-22(Tue)
楽しい仕事
若い頃、よく父親から言われていた。
「仕事とは嫌いな事をするものだ」
「嫌いな事をするのが仕事だ」
「好きな事をするのは仕事じゃない」
父親は仕事が嫌いな人間だった。
思い返したら昔からろくに働いていなかった。
働くのが嫌でしょうがなかったんだろう。
「本当はこんな仕事はしたくない」
「好きな趣味に没頭して生きていけるならそうしたかった」
そう言われた事がある。
「仕事とは嫌いな事をするものだ」
「嫌いな事をするのが仕事だ」
「好きな事をするのは仕事じゃない」
この言葉は呪詛だ。
自分の苦しさを子供達にも背負わせて自分の生き方を正当化しようとした呪いの言葉だ。
兄はよく言っていた。
「仕事なんて嫌いだ」
「好きな事を仕事にしたらいい、なんて言われるけど好きな仕事なんてない。仕事が嫌いなんだから」
弟は言っていた。
「仕事なんて嫌いだ」
「好きな事を仕事にしたらいい、なんて言われるけど、仕事にしたら好きな事じゃなくなってしまう」
嫌々働いている親を見て育ったら、渋々仕事をしている親を見て育ったら、仕事の愚痴ばかり言っている大人を見て育ったら、
子供は働く事への希望や楽しみなんて持てないだろう。
僕は父親の言葉を全く受け入れる事が出来なかった。
世の中、嫌々働いてる人間ばかりじゃないと思っていたからだ。
プライドを持って、苦しみながらも楽しんで仕事をしている大人達がいる事を(情報として)知っていたからだ。
なので僕は好きな仕事をしていこうと決めた。
認められなくても一人前の生活が出来なくても楽しんで働いていこうと決めた。
そうして今の自分がある。
当初の予定通り(?)認められもせず、一人前の生活も出来ず、人様に迷惑をかけながら働いている。
当然色々と苦しい事や悔しい事もある。
夜中に絶叫したくなるぐらい悩んで追い詰められる時もある。
でもストレスはない。楽しんでいる。
父親に「好きな事だって仕事に出来るはずだ」と反論した時に言われた言葉。
「楽して食っていけるハズがない」
父親にとっては「楽しい仕事=楽な仕事」だったのだろう。
どうりで働かなかったわけだ。
でも、これは極端だとしても同じような考えの人は多いんじゃないだろうか。
好きな事を仕事にする=好きな事だけやればいい=嫌な事はやらなくてもいい
みたいな。
そんな馬鹿な。
役者や声優なら大変なレッスンもあるだろう。
漫画家なら何日も睡眠不足で原稿と向き合う事もあるだろう。
頑張った結果を観客や視聴者や読者や演出家に完全否定される事もあるだろう。
好きな事っていうのは嫌な事やツラい事を内包している。
それを理解しなければ何をやっても挫折する。
間違いない。
「学校に行きたくない~」「仕事に行きたくない~」という声をよく聞く。
何の為にその学校に行き始めたのか、何の為にその仕事を始めたのかを考えたら本来出るはずがない言葉だと思う。
何かの目的があって行き始めた学校や仕事なら喜んで行くべきだし、何の目的もないならやめてしまえばいい。
理由があってやめないのなら、その理由を優先してる時点で「行きたくない~」なんて言う権利はないのだ。
それでも「行きたくない~」と思うんだったら目的なんて捨ててしまえ。※義務教育は除く
綺麗事だと思われるだろうけど、仕事の楽しさって結局は人に喜んでもらう事じゃないだろうか。
自分が好きなジャンルで、自分が楽しめる職種で結果を出して人に喜んでもらう。
こんなに幸せな事はない。
僕は自分が関わっている仕事でそれを噛み締めている。
未経験者大歓迎、参加者募集中!
本日5月22日(火)は久留米での殺陣教室です。

アトラクションチーム武装 殺陣教室
福岡県久留米市にて18時~21時、
参加希望、お問い合わせは
busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武
までお気軽にご連絡下さい♪
「仕事とは嫌いな事をするものだ」
「嫌いな事をするのが仕事だ」
「好きな事をするのは仕事じゃない」
父親は仕事が嫌いな人間だった。
思い返したら昔からろくに働いていなかった。
働くのが嫌でしょうがなかったんだろう。
「本当はこんな仕事はしたくない」
「好きな趣味に没頭して生きていけるならそうしたかった」
そう言われた事がある。
「仕事とは嫌いな事をするものだ」
「嫌いな事をするのが仕事だ」
「好きな事をするのは仕事じゃない」
この言葉は呪詛だ。
自分の苦しさを子供達にも背負わせて自分の生き方を正当化しようとした呪いの言葉だ。
兄はよく言っていた。
「仕事なんて嫌いだ」
「好きな事を仕事にしたらいい、なんて言われるけど好きな仕事なんてない。仕事が嫌いなんだから」
弟は言っていた。
「仕事なんて嫌いだ」
「好きな事を仕事にしたらいい、なんて言われるけど、仕事にしたら好きな事じゃなくなってしまう」
嫌々働いている親を見て育ったら、渋々仕事をしている親を見て育ったら、仕事の愚痴ばかり言っている大人を見て育ったら、
子供は働く事への希望や楽しみなんて持てないだろう。
僕は父親の言葉を全く受け入れる事が出来なかった。
世の中、嫌々働いてる人間ばかりじゃないと思っていたからだ。
プライドを持って、苦しみながらも楽しんで仕事をしている大人達がいる事を(情報として)知っていたからだ。
なので僕は好きな仕事をしていこうと決めた。
認められなくても一人前の生活が出来なくても楽しんで働いていこうと決めた。
そうして今の自分がある。
当初の予定通り(?)認められもせず、一人前の生活も出来ず、人様に迷惑をかけながら働いている。
当然色々と苦しい事や悔しい事もある。
夜中に絶叫したくなるぐらい悩んで追い詰められる時もある。
でもストレスはない。楽しんでいる。
父親に「好きな事だって仕事に出来るはずだ」と反論した時に言われた言葉。
「楽して食っていけるハズがない」
父親にとっては「楽しい仕事=楽な仕事」だったのだろう。
どうりで働かなかったわけだ。
でも、これは極端だとしても同じような考えの人は多いんじゃないだろうか。
好きな事を仕事にする=好きな事だけやればいい=嫌な事はやらなくてもいい
みたいな。
そんな馬鹿な。
役者や声優なら大変なレッスンもあるだろう。
漫画家なら何日も睡眠不足で原稿と向き合う事もあるだろう。
頑張った結果を観客や視聴者や読者や演出家に完全否定される事もあるだろう。
好きな事っていうのは嫌な事やツラい事を内包している。
それを理解しなければ何をやっても挫折する。
間違いない。
「学校に行きたくない~」「仕事に行きたくない~」という声をよく聞く。
何の為にその学校に行き始めたのか、何の為にその仕事を始めたのかを考えたら本来出るはずがない言葉だと思う。
何かの目的があって行き始めた学校や仕事なら喜んで行くべきだし、何の目的もないならやめてしまえばいい。
理由があってやめないのなら、その理由を優先してる時点で「行きたくない~」なんて言う権利はないのだ。
それでも「行きたくない~」と思うんだったら目的なんて捨ててしまえ。※義務教育は除く
綺麗事だと思われるだろうけど、仕事の楽しさって結局は人に喜んでもらう事じゃないだろうか。
自分が好きなジャンルで、自分が楽しめる職種で結果を出して人に喜んでもらう。
こんなに幸せな事はない。
僕は自分が関わっている仕事でそれを噛み締めている。
未経験者大歓迎、参加者募集中!
本日5月22日(火)は久留米での殺陣教室です。

アトラクションチーム武装 殺陣教室
福岡県久留米市にて18時~21時、
参加希望、お問い合わせは
busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武
までお気軽にご連絡下さい♪

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