2009-12-16(Wed)
アクションへの道(22)
普段のショーに加えて合同リハに励む僕だったが、2分の殺陣を覚える苦労は並々ならぬものだった・・・
僕の物覚えはすこぶる悪い。
今まで10秒前後しかやってなかった殺陣が今回は2分。
覚えられるワケがない!
家に帰ってソッコーでノートに手(段取り)を書き写す。
文字で説明しきれない所は絵を描いて覚える。
ノートを見ながら何回も何回も動いてみる・・・
こうして翌週のリハまでにようやく殺陣を覚える事が出来たのでした。
よかった~♪ふうぅ~~っ。
ひと安心♪
かくして翌週のリハは・・・
殺陣の秒数を削る所から始まりました。
なんですと~っ!?
・・・なるほどなるほど・・・
最初は長めに付けておいて、削る事で調節していくのね。
殺陣だけでなく、アイデア作業にはこの方法が効果的です。
ちなみに僕の2分の殺陣は・・・
25秒になりました。
なははははっ、ま、そんなもんか。
仕方ねぇや、この中で一番ヘタだし。
しかし、個人で出るシーンは短くとも、他のキャラクターと登場してる時間ってのはいっぱいあるワケです。
前回書いたように、イエローにはアクションらしいアクションはほとんどありません。
他のヒーロー達が戦ったりやられたりしてる時もあまりやる事がないのです。
ではイエローは何をするべきなのか?
間を埋めるべきなのです!
それこそが演技であり殺陣なのです!
それは普段のショーではやった事がありませんでした。
ブラックが敵に向かっていく、
「次は俺が行くぞ!」という芝居をする。
ブラックがやられる。
それを見てひるむ。
その隙にブルーがかかっていく。
劣勢を感じてかまえる。
ブルーがやられて戻ってくる。
それをかばうが、向かってくる敵と対峙して後ずさる・・・
何もやってないシーンでもこれだけの事が出来るのです。
これはまだ新人の域を出てなかった僕には新鮮な体験でした。
このシーンではどう動くか?
それを考えるのが楽しくて仕方ありませんでした。
僕は今でも格闘技のような殺陣よりも感情が見える殺陣が好きなのですが、その因子はこの時に生まれていたのだと思います。
・・・まぁこれが災いして、後に先輩達に
「エセ殺陣の内野」
との悪名をいただく事になるのですが・・・
それはもうちょい先のお話。
~つづく~
僕の物覚えはすこぶる悪い。
今まで10秒前後しかやってなかった殺陣が今回は2分。
覚えられるワケがない!
家に帰ってソッコーでノートに手(段取り)を書き写す。
文字で説明しきれない所は絵を描いて覚える。
ノートを見ながら何回も何回も動いてみる・・・
こうして翌週のリハまでにようやく殺陣を覚える事が出来たのでした。
よかった~♪ふうぅ~~っ。
ひと安心♪
かくして翌週のリハは・・・
殺陣の秒数を削る所から始まりました。
なんですと~っ!?
・・・なるほどなるほど・・・
最初は長めに付けておいて、削る事で調節していくのね。
殺陣だけでなく、アイデア作業にはこの方法が効果的です。
ちなみに僕の2分の殺陣は・・・
25秒になりました。
なははははっ、ま、そんなもんか。
仕方ねぇや、この中で一番ヘタだし。
しかし、個人で出るシーンは短くとも、他のキャラクターと登場してる時間ってのはいっぱいあるワケです。
前回書いたように、イエローにはアクションらしいアクションはほとんどありません。
他のヒーロー達が戦ったりやられたりしてる時もあまりやる事がないのです。
ではイエローは何をするべきなのか?
間を埋めるべきなのです!
それこそが演技であり殺陣なのです!
それは普段のショーではやった事がありませんでした。
ブラックが敵に向かっていく、
「次は俺が行くぞ!」という芝居をする。
ブラックがやられる。
それを見てひるむ。
その隙にブルーがかかっていく。
劣勢を感じてかまえる。
ブルーがやられて戻ってくる。
それをかばうが、向かってくる敵と対峙して後ずさる・・・
何もやってないシーンでもこれだけの事が出来るのです。
これはまだ新人の域を出てなかった僕には新鮮な体験でした。
このシーンではどう動くか?
それを考えるのが楽しくて仕方ありませんでした。
僕は今でも格闘技のような殺陣よりも感情が見える殺陣が好きなのですが、その因子はこの時に生まれていたのだと思います。
・・・まぁこれが災いして、後に先輩達に
「エセ殺陣の内野」
との悪名をいただく事になるのですが・・・
それはもうちょい先のお話。
~つづく~
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