fc2ブログ
2009-12-04(Fri)

反省

今でこそ武装の代表なんかやってる僕ですが、ほんの数年前は後輩や先輩と上手く付き合えずにバイト先で孤立し、
「もうすぐクビになるらしい」
なんて噂が流れるほど協調性のない男でした。

・・・あ、協調性は今も足りませんが・・・

当時僕はショーチームの中枢で乗りに乗ってました。
勢いに乗ってました。
調子に乗ってました。

もちろんそれだけの練習もしてたし努力もしてました。

ただ、その努力が過信を生み、僕は自信過剰になっていたのです。


後輩達の言う事・やる事が足りないように思う、間違っていると思う。
自分の意見は正しいと思ってるからそれを押し付けようとする。
後輩が素直に従わなければ「アイツはダメな奴だ!」と決め付ける。

こんな先輩は孤立して当然です。

もちろん後輩が間違ってる所、及ばない所も多かったでしょう。
しかしそれは当たり前です。
先輩と後輩では立ってる位置が違います。
キャリア10年の目線キャリア3~4年の目線は違って当然。

自分が3~4年の頃はどうだったか?
何も間違えていなかったか?努力を怠っていなかったか?
それを考えながら導いてやるべきでした。
しっかり話し合うべきでした。後輩の立場に立って。

僕は話し合いは嫌いではありません。批判されるのも嫌ではありません。
話し合いをしない事が一番嫌いなのです。

だから、影で僕を批判している後輩がいると知ってこう思いました。

「だったら何で堂々と言わないんだよ!言えば納得いくまで話し合うのによ!」


話せるワケないんです。
だって向こうは後輩で僕は先輩です。

「気軽に接していいよ~」
なんてのは先輩からの一方的な意見で、後輩が簡単に気軽になれるワケはないんです。

当時の僕はそれすらも分からず、
「文句があるのに言わなかったアイツらが悪い」
と思っていました。
両者の溝は大きくなる一方でした。

やがて批判は批判を呼び、伝言ゲームのようにデマや中傷が飛び交いました。
僕は
「そんなデマ、信じる奴がいるワケない」
と高をくくっていましたが、多くの人達が信じていたようでした。

僕は、自分の意に反して、そこまで信頼を勝ち得ていなかったのです。

そのぶつかり合いの結果、練習には参加禁止を言い渡され、ショーには入れてもらえなくなり、3週間ほど遠方の現場で「頭を冷やしてこい」と言われました。

「何に対して頭を冷やせばいいんですか?自分では分かってないので良かったら教えて下さい」
そう言うと
「それは自分の胸に聞いて考えろ」
と言われました。
おそらくこの人も具体的な理由はなかったのでしょう。
僕を含めてみんなが感情的になっていました。

僕は遠方の現場に出発し、毎晩ビジネスホテルの1室で考えました。

最初の数日は考える度にイライラし、腹が立ち、情けなくなり、眠れない日が続きました。
しかしある日思いました。

「ここでイライラして自分を正当化していても何も変わらない。だとしたら事態を好転させる為には何をしたらいいか考えよう。その為にまず、こうなった理由を考えよう」


ここが僕のターニングポイントになったと思います。
この瞬間があるから今の僕があると思ってます。

だとしたらあの時のゴタゴタは僕の人生にとって必要だったのでしょう。
そして、もしそれを受け入れきれてなかったら今の僕はなかったのでしょう。
つまり、武装代表としての現在はなかったという事です。


↓↓1993年の僕。道場にて。
当時の戦隊が中国武術モチーフだったので、座盤式といわれる歩形を
身体に馴染ませようとしています。

1993

さて、こうして立派な建前を書いてみたところで僕が聖人君子になったワケではありません。
今でもやっぱり感情的になり、自信過剰になり、他人のアラを探して批判するあの頃の僕が潜んでいます。


僕は何よりも武装メンバーを大切にしたいと思っています。
こんな海の物とも山の物ともしれない先の見えないチームで頑張ってくれているのですから。

でも、僕が暴走した時、一番被害をこうむるのはメンバー達です。

僕は代表としてどうあるべきか、過去の失敗を糧にして考えていかなければいけないと常々思います。

では僕はメンバーに対して何を与えるべきなのか?
現場数、環境、技術、ギャラ・・・
色々なものが思い浮かびますが、最終的にはやはり

やり甲斐
これに尽きるのではないでしょうか。

努力が認めてもらえる事。
努力して良かったと思える事。

ショーだけではありませんが、どんな仕事でも最も不幸なのは
「一生懸命頑張るのが馬鹿らしく思える」
そんな環境を与えられる事ではないでしょうか。

メンバーが汗にまみれて泥にまみれて、それでも笑顔で頑張れるチームを作りたい。

僕はそう思っています。


まだまだ駄目駄目な代表ですけどね(汗)


スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード