2009-11-27(Fri)
アクションへの道(9)
高校2年の夏休み、僕は友人と神奈川へ旅行に行きました。
中学時代の友人の1人…文化祭でショーの企画を進めてくれた親友が神奈川の高校に通っていたのです。
人生初の!神奈川茅ヶ崎湘南海岸!
住宅地の中をサーフボード抱えて歩いてるおニィちゃんにびっくりしたりして。
しかし、やはり関東に行ったなら必ず行きたいと思っていたのが、キャラクターショーの聖地
『後楽園遊園地』!!
だって!
JAC(ジャパンアクションクラブ)の動きがナマで観れるんですよ!?
水道橋に向かいながら心踊りましたねぇ。
ここでオマケエピソードを1つ。
後楽園遊園地の前を中学の同級生・K君がジャージ姿で歩いているのを発見!
『あれ?K君じゃね?』
長身でイケメンのK君は雑踏でも目立ちます。間違いありません。
『間違いない。K君だ。何してるんだろ?』
僕はハッとしました。
K君の卒業文集に書かれていた将来の夢を思い出したのです。
『JACに入る』
確かにそう書かれていたのです!僕は興奮しました!
『JACだよ!K君は夢を叶えてJACに入ったんだよ!きっと後楽園のショーに出てるんだよ!』
まさか自分の知り合いがJACに入るなんて!
僕はショーを観ながら
(この中にK君がいるのか…まだ新人だろうから戦闘員かな?)
なんて思ってました。
(ふふふ、観客の皆さん、あの中に僕の知り合いがいるのですよ。ふふふ…)
何故か得意気でした。
数年後K君に会った時にこの話をすると彼は、
『あぁ、部活の試合が東京であった時かな?』
ギャフン!
俺の興奮を返せ!
…何て勝手に勘違いして憤った話はさておいてショーの話。
僕らが観たのは
『ターボレンジャー・仮面ライダーBLACK RX・機動刑事ジバン』
が登場するショーでした。
司会のヒロちゃんのテンションや、声をアテている益田てつさんの独特の声など印象に残るものはいっぱいありましたが、後々の僕の考え方の基盤になったものを2つ。
●テレビでは使わないカンフー(棍法)を使うイエローターボ。
それを観て
『テレビの設定を守るよりも、目の前の観客を盛り上げる方が大事なんだ!』
って考えに至りました。
●観客席に登場し、自分の隣りを駆け抜けて行くピンクターボ。
『観客が喜ぶのは細かいテクニックじゃない!キャラクターが目の前に立っているという距離感なんだ!』
という思想を身に着けました。
実際、ショーをナマで観るのとビデオで観るのは大違いです。
正直、キャラクターの存在感はビデオでは伝わりません。
特にアクション関係者はビデオだとテクニック鑑賞に終始する事が多く、それゆえ子供の気持ちを考えずに技巧に走るアクターが増えるようです。
ショーはナマで観て欲しい!
キャラクター7年目の僕が後楽園で、ステージに5人並んで登場したメガレンジャーを見た時、思わず
『かっ…こいい~っ!』
と声をあげて涙してしまったあの感動を味わってほしい!
野外劇場は現在なくなってしまい、屋内でのショーになってるのが残念ですね。
野外劇場には結局
『ターボレンジャー』2回
『カクレンジャー』1回
『メガレンジャー』3回
『ギンガマン』2回
『タイムレンジャー』1回
と観に行く事が出来ました。
どれも素晴らしいステージで、かけがえない勉強になったのは言うまでもありません。
~つづく~
中学時代の友人の1人…文化祭でショーの企画を進めてくれた親友が神奈川の高校に通っていたのです。
人生初の!神奈川茅ヶ崎湘南海岸!
住宅地の中をサーフボード抱えて歩いてるおニィちゃんにびっくりしたりして。
しかし、やはり関東に行ったなら必ず行きたいと思っていたのが、キャラクターショーの聖地
『後楽園遊園地』!!
だって!
JAC(ジャパンアクションクラブ)の動きがナマで観れるんですよ!?
水道橋に向かいながら心踊りましたねぇ。
ここでオマケエピソードを1つ。
後楽園遊園地の前を中学の同級生・K君がジャージ姿で歩いているのを発見!
『あれ?K君じゃね?』
長身でイケメンのK君は雑踏でも目立ちます。間違いありません。
『間違いない。K君だ。何してるんだろ?』
僕はハッとしました。
K君の卒業文集に書かれていた将来の夢を思い出したのです。
『JACに入る』
確かにそう書かれていたのです!僕は興奮しました!
『JACだよ!K君は夢を叶えてJACに入ったんだよ!きっと後楽園のショーに出てるんだよ!』
まさか自分の知り合いがJACに入るなんて!
僕はショーを観ながら
(この中にK君がいるのか…まだ新人だろうから戦闘員かな?)
なんて思ってました。
(ふふふ、観客の皆さん、あの中に僕の知り合いがいるのですよ。ふふふ…)
何故か得意気でした。
数年後K君に会った時にこの話をすると彼は、
『あぁ、部活の試合が東京であった時かな?』
ギャフン!
俺の興奮を返せ!
…何て勝手に勘違いして憤った話はさておいてショーの話。
僕らが観たのは
『ターボレンジャー・仮面ライダーBLACK RX・機動刑事ジバン』
が登場するショーでした。
司会のヒロちゃんのテンションや、声をアテている益田てつさんの独特の声など印象に残るものはいっぱいありましたが、後々の僕の考え方の基盤になったものを2つ。
●テレビでは使わないカンフー(棍法)を使うイエローターボ。
それを観て
『テレビの設定を守るよりも、目の前の観客を盛り上げる方が大事なんだ!』
って考えに至りました。
●観客席に登場し、自分の隣りを駆け抜けて行くピンクターボ。
『観客が喜ぶのは細かいテクニックじゃない!キャラクターが目の前に立っているという距離感なんだ!』
という思想を身に着けました。
実際、ショーをナマで観るのとビデオで観るのは大違いです。
正直、キャラクターの存在感はビデオでは伝わりません。
特にアクション関係者はビデオだとテクニック鑑賞に終始する事が多く、それゆえ子供の気持ちを考えずに技巧に走るアクターが増えるようです。
ショーはナマで観て欲しい!
キャラクター7年目の僕が後楽園で、ステージに5人並んで登場したメガレンジャーを見た時、思わず
『かっ…こいい~っ!』
と声をあげて涙してしまったあの感動を味わってほしい!
野外劇場は現在なくなってしまい、屋内でのショーになってるのが残念ですね。
野外劇場には結局
『ターボレンジャー』2回
『カクレンジャー』1回
『メガレンジャー』3回
『ギンガマン』2回
『タイムレンジャー』1回
と観に行く事が出来ました。
どれも素晴らしいステージで、かけがえない勉強になったのは言うまでもありません。
~つづく~
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