2012-07-24(Tue)
ハードメニュー

月曜日は久留米で殺陣教室でした!
参加者は徳永潤さんと、劇団・博覧演記の朱治凛角さん。
凛角さんは劇団の今後に活かせる技術を習得する為に来て下さってます。
武装の殺陣教室には色んな目的を持った方がいらっしゃいますが、大きく分けると以下の2つになります。
『プロとして通用する技術を求めてる方』
『趣味の範疇として殺陣を身に付けたい方』
体力をつけたいとか運動したいって方は後者ですね。
で、目的が違うとメニューも変わってきます。
趣味の方には広く浅く経験してもらい、そこから少しずつ深く掘り下げていきます。
進行速度は緩やかで、無理な事はさせません。
対してプロ仕様のメニューは、狭く深く。
まずはきっちり基本を身に付けてもらい、それが出来たら少しずつ幅を広げてまた掘り下げていく。
進行速度は速く、多少の無理は我慢してもらう事になります。
そして何より、自主性が大切になってきます。
自主性とはどういう事かと言うと、
『練習時間は習う時間、自主練習は身に付ける時間』
を実践するって事。
つまり、今週の教室で習った事を、翌週までに(自主練習で)身に付けておくって事ですね。
自主練習は本当に大切なんですよ。
で、凛角さんの場合はプロ仕様なので、わりと厳しいメニューになっております。
厳しいメニューというのは僕の場合、
『地味な反復練習』
って事です。
キツさが同じなら、派手な動きは充実感があるから乗り切れる。
変化のあるメニューなら飽きずに頑張れる。
しかし、地味な反復は本当にキツいものです。
でもそれが一番大切な練習なんですよね。
地味さを嫌い、反復を嫌い、派手で変化のある練習しかしなかった人達がどの程度だったか、僕はたくさん見てきました。
僕は武装の殺陣教室に来てくれた人達は高い志を持っていると信じているので地味な反復をやってもらうのです。
摺り足、素振り、型、立ち回り、
そういった基本を何回も何回もやらせたので、凛角さんは汗だくのヘトヘトでした。
でも動きが身体に浸透し始めてますから、これからが楽しみですね♪
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