2012-07-09(Mon)
あやかしたんてい(6)

『妖師探偵 妖魔鬼神篇』のメイン主人公、厩戸 愛結夢(うまやどあゆむ)。
聖徳太子と大和尊命の魂を宿して、日本を守る為に鬼や妖怪と戦っています。
そして物語後半、戦いで命を落とした勘解由小路 燈九郎(かでのこうじとうくろう)に大和尊命の魂を与え甦らせます。
なので前半部分では剛柔併せ持つ戦闘法を、
後半では柔よく剛を制す戦闘法を、
と思っていたのですが、やはり3ヶ月ではその違いを出せるレベルまで持って行く事は出来ませんでした。
僕の力不足ですね。
その代わり、ではないですが、物語後半の愛結夢はかなり感情的になっているので、それを表現すべく『がむしゃらに』戦ってもらいました。
愛結夢を演じた衝角さんも回を重ねる毎に気迫が増して、迫力ある立ち回りが出来たと思います。
しかし、『愛と夢を結ぶ』と書いて愛結夢、いい名前ですね♪
次は、愛結夢の従者であり教育係の妙懐丸(みょうかいまる)。
台本を読んで思ったのは、妙懐丸は本来、戦闘向きではないんじゃないか、という事。
愛結夢ほどの戦闘力はなく、間人(はしひと)ほどの術も持たない。
式神を使えるようなので、本来は偵察や遠隔攻撃タイプかな、と。
しかし作中では短刀での立ち回りがけっこうあるんですよね。
そこで考えたのが以下のような設定。
●愛結夢に戦闘術を教えたのは教育係でもある妙懐丸
●よって妙懐丸と愛結夢は同じタイプの戦闘法
●実力では、聖徳太子と大和尊命の魂を持つ愛結夢には遠く及ばない
●従者なので、先に斬り込んで愛結夢の為に敵の隙を作ろうとする
こんな感じですね。
そんなに強くないけど、愛結夢の為に迷い無く戦いに臨む妙懐丸。
博覧演記代表の1人、凪流さんが難しい役どころを上手く表現してくれたと思います。
次回は間人(はしひと)と是空について。
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