2012-06-24(Sun)
台本について(1) ハード or ほんわか

昨日はさやか見参!の『声入れ』でした!
あ、ショー用のセリフを録音する事を僕らは声入れと呼んでるんです。
音響のプロ、H先輩に協力していただいて、声優のナナコさんに喋ってもらうんだから仕事が早い早い!
いつも声をお願いしてる織田先生も喋りを学んでる人だし。
おかげで僕は安心してNGを出せるってワケです。
なはははは♪
画像はナナコさんと織田先生♪
さて、僕は今回も『さやか見参!』の台本を書いたのですが、珍しく難航してしまい、台本が完成したのは前日の深夜でした。
難航した理由は色々ありますが、その中で1つだけ原因を紹介。
ご覧になった事がある方はご存知かもしれませんが、この『さやか見参!』、お子様向けというにはかなりハードな内容です。
「身内を殺された敵討ち」だの「腕を斬り落とされた」だの、明るさやポップさとは正反対の作風。
加えて、ヒロイン山吹さやかが毎回壮絶なリンチ(?)を受けたり。
ショーを観た大人達からは
『これホントに子供向け!?』
と言われるのが常なんです。
なので今回は、
『もっとチビッコに愛されるストーリーを書こう』
と考えたのです。
実際保育園などでのショーもありますしね。
という事で、たまに披露宴や保育園でやる感じの
『ほんわかさやかショー』
を書き始めました。
しかし書きながら、
『そんなさやかショー、本当に求められているのか?』
と疑問が湧いてきました。
僕の中にあるテーマを曲げたら、それはもう『さやか見参!』とは呼べないんじゃないのか!?…と。
なので、ほんわか路線は中止。
いつも通りハード路線に戻しました。
ただし、子供達へのメッセージはいつも以上に分かりやすく込めましたけどね。
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