2012-01-14(Sat)
アクションへの道(312)
前回までの流れで…
新年会でスタッフさんと話してまして、
その方が『当時は本当に楽しかった』って言われてたんですよ。
『スタッフも出演者も、全員が1つのチームだった』って。
確かにロケでは、『みんなで番組を作ってる感』がありましたね。
まぁ僕みたいな、テレビ業界を知らん奴の言う事なんでアレですけど。
僕はキャラクターの事しか分からないんでそこだけを語りますが、まずは着替えの場所をキチンと考えてもらってました。
こちらの方が広いんじゃないか、とか、
ここだと移動が大変なんじゃないか、とか、
外から覗かれない場所にしよう、とか。
我々からすると、これは本当にありがたい事なんです。
キャラクター(着ぐるみ)って、ぞんざいに扱われる事が多いんですよ。
一部のクライアントさんにとってキャラクターはただの『客寄せパンダ』。
動きが悪かろうが中身が人間だとバレようが、会場をウロウロしてる事が大事なんです。
『そこのトイレで着替えて』
とか
『5分ぐらい歩いたら俺の車が路駐してあるからその中で着替えて』
とか平気で言われるんですよ。
トイレは断りましたけどね。
着ぐるみが汚れそうだし。
もちろん『番組のマスコットキャラクターだから』というのもあるでしょうけど、ハケ(着替え・待機場所)に気を使ってもらえたのはすごく嬉しかったなぁ。
ちなみに以前も書きましたけど、その『5分歩いて車内で着替え』の現場、
確かに、人間なら歩いて5分の距離でした。
そこに着ぐるみで行くんです。
5分以上かかりますね。
子供達がついてきます。
握手や写真を求められます。
ますます時間がかかりますね。
車に到着したら、覗かれないよう窓に目隠しをします。
時間がかかりますね。
狭い乗用車の中でデカい着ぐるみを脱いでジャージに着替えます。
時間がかかりますね。
脱いだ着ぐるみをもう1人が着ます。
狭い車内で。
時間かかりますね。
車を出ると子供達が群がってきます。
相手をしながら歩きます。
5分以上かかりますね。
結局、会場を離れて着替えて(中身をチェンジして)戻って来るまで30分近くかかってたんです。
クライアントさんは怒りました。
『着替えにかかる時間は15分ぐらいだと聞いてます!!』
そりゃあんた、会場のすぐ隣りに着替えのテントがある場合の話だよ。
会場外まで歩いて、路駐の乗用車で着替えるなんてありえねーよ。
ちゃんと説明しましたが、完全にサボりだと思い込んでるので聞いちゃくれません。
『ちゃんと15分で戻って来て下さい!』
出来ねーつーの。
しかもウチの営業担当に
『アクターがサボってばかりで仕事をしてなかった』
なんて連絡してやんの。
もう言わせてもらうぞ。
ばーかばーか。
ちゃんと説明してない営業担当もばーかばーか。
佐賀県の某建設会社め!!
その会社の社長さんが最後にやって来てスタッフさん達に言いました。
『今日は大盛況で良かった!あんな客寄せパンダ(僕らの事です)のおかげじゃなくて、君達の努力の賜物だ!』
僕は完全にキレまして、社長の目の前でブースを破壊してやろうとしたんですが、現JAEの縄田君に止められてしまいました。
『縄田!机ぐらいへし折ってもいいよな!?』
『内野さん!ここはちょっと堪えましょう!』
止めてくれたおかげで大問題にならずに済んだよ。
ありがとう、縄田君。
…話は完全に逸れましたが、キャラクターの扱いなんてこんなもんだったりするんですよ。
比べるのも失礼ですが、いかに番組のスタッフさんが気を使って下さってたかが分かりますね。
新年会でスタッフさんと話してまして、
その方が『当時は本当に楽しかった』って言われてたんですよ。
『スタッフも出演者も、全員が1つのチームだった』って。
確かにロケでは、『みんなで番組を作ってる感』がありましたね。
まぁ僕みたいな、テレビ業界を知らん奴の言う事なんでアレですけど。
僕はキャラクターの事しか分からないんでそこだけを語りますが、まずは着替えの場所をキチンと考えてもらってました。
こちらの方が広いんじゃないか、とか、
ここだと移動が大変なんじゃないか、とか、
外から覗かれない場所にしよう、とか。
我々からすると、これは本当にありがたい事なんです。
キャラクター(着ぐるみ)って、ぞんざいに扱われる事が多いんですよ。
一部のクライアントさんにとってキャラクターはただの『客寄せパンダ』。
動きが悪かろうが中身が人間だとバレようが、会場をウロウロしてる事が大事なんです。
『そこのトイレで着替えて』
とか
『5分ぐらい歩いたら俺の車が路駐してあるからその中で着替えて』
とか平気で言われるんですよ。
トイレは断りましたけどね。
着ぐるみが汚れそうだし。
もちろん『番組のマスコットキャラクターだから』というのもあるでしょうけど、ハケ(着替え・待機場所)に気を使ってもらえたのはすごく嬉しかったなぁ。
ちなみに以前も書きましたけど、その『5分歩いて車内で着替え』の現場、
確かに、人間なら歩いて5分の距離でした。
そこに着ぐるみで行くんです。
5分以上かかりますね。
子供達がついてきます。
握手や写真を求められます。
ますます時間がかかりますね。
車に到着したら、覗かれないよう窓に目隠しをします。
時間がかかりますね。
狭い乗用車の中でデカい着ぐるみを脱いでジャージに着替えます。
時間がかかりますね。
脱いだ着ぐるみをもう1人が着ます。
狭い車内で。
時間かかりますね。
車を出ると子供達が群がってきます。
相手をしながら歩きます。
5分以上かかりますね。
結局、会場を離れて着替えて(中身をチェンジして)戻って来るまで30分近くかかってたんです。
クライアントさんは怒りました。
『着替えにかかる時間は15分ぐらいだと聞いてます!!』
そりゃあんた、会場のすぐ隣りに着替えのテントがある場合の話だよ。
会場外まで歩いて、路駐の乗用車で着替えるなんてありえねーよ。
ちゃんと説明しましたが、完全にサボりだと思い込んでるので聞いちゃくれません。
『ちゃんと15分で戻って来て下さい!』
出来ねーつーの。
しかもウチの営業担当に
『アクターがサボってばかりで仕事をしてなかった』
なんて連絡してやんの。
もう言わせてもらうぞ。
ばーかばーか。
ちゃんと説明してない営業担当もばーかばーか。
佐賀県の某建設会社め!!
その会社の社長さんが最後にやって来てスタッフさん達に言いました。
『今日は大盛況で良かった!あんな客寄せパンダ(僕らの事です)のおかげじゃなくて、君達の努力の賜物だ!』
僕は完全にキレまして、社長の目の前でブースを破壊してやろうとしたんですが、現JAEの縄田君に止められてしまいました。
『縄田!机ぐらいへし折ってもいいよな!?』
『内野さん!ここはちょっと堪えましょう!』
止めてくれたおかげで大問題にならずに済んだよ。
ありがとう、縄田君。
…話は完全に逸れましたが、キャラクターの扱いなんてこんなもんだったりするんですよ。
比べるのも失礼ですが、いかに番組のスタッフさんが気を使って下さってたかが分かりますね。
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