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2023-10-31(Tue)

シンの責任感


本日10月31日(火)は久留米での殺陣教室です。
20231024久留米

18時〜21時、久留米市野中町での開催です。


今日はハロウィンですね!

先週の久留米教室、施設の入口が可愛いハロウィン仕様になっていて何だかほっこりしました。
202310久留米教室ハロウィン


こちらは10月29日のKCEアクションレッスン。

初参加の少年を交えて立ち回りをしてみました。

武装の殺陣教室でもそうですが、練習の時はお芝居について話す事が多いです。

殺陣・アクションとお芝居は切っても切り離せないんですよね。

キャラクターショー時代には「俺はアクションがやりたいんだ!芝居なんか興味ない!」って人もいましたけど、それではやっぱり上手くなるのにも限界があります。

今回は斬られて倒れるまでのお芝居を中心に教えたんですが、女性達は照れがあって芝居になってませんでしたね。

意外にも初参加の少年がすごく良かった!

アクションが何かもよく分からないまま参加してくれていて芝居の経験もないらしいんですが、思い切りよく演じてくれたしセンスがありました。

彼には「やり切る」「やり遂げる」という気持ちがあるのだと思います。

本人は意識してないでしょうけどね。

動画の立ち回り、シンはまだ2、3回しか参加した事ないビギナーさんなんですが、

「いい?シンっていうのは立ち回りの主役の事。カラミはみんなシンを輝かせる為にお芝居するんよ。シンが気を抜いて何度もNGを出したりしたらカラミは何度も付き合わされる事になるんよ。その責任感を持って集中して臨んでね」

って話をしたら本番では集中して頑張ってくれました。
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2023-10-30(Mon)

王道ってとても大切だと思う


明日10月31日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20231024久留米

福岡県久留米市にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。

次回は
11月2日(木)…福岡殺陣練習
11月7日(火)…久留米教室
の予定となっております。


こちら10月26日(木)の福岡で天ちゃんにやってもらった立ち回り。


アクロバットが得意な天ちゃんですが今回はあえてそれを封印し、王道の剣殺陣をやってもらいました。
時間の都合もあり、カラミ1人に対して2手と決めたのでトータル12手。

1手目で合わせたりはじいたりして2手目でとどめを刺すので

「必ず1手で絶命させるつもりで斬って!」

とリクエストしました。

単に刀を振るだけなら難しくありませんが、「敵を一撃で倒すつもりで振る」となるとなかなか上手くいかないものです。

アクロバットや蹴り技がカッコいい天ちゃんが王道の剣殺陣まで出来るようになったら最高ですよね!


むかし読んだ中国武術のトレーニングの本で、チャンピオンが

「跳躍の練習ばかりしていると重心が浮いてくる。バランスを取る為に站樁功で重心を沈める練習もしなくちゃいけない」

みたいな事を言ってましたが、やはりそういったバランスの取れてる人が上手くなるんでしょうね。
2023-10-29(Sun)

今回はどんな役なのか?


気付けば本番まで約1ヶ月。

城島こどもフェスティバル
『フィルタンス 〜契約の娘〜』

城島フィルタンスチラシA

城島フィルタンスチラシB

2023年12月3日(日)

開場13:30 開演14:00

久留米市城島総合文化センター インガットホール

チケット前売り(自由席)こども500円 高校生以上1000円
(当日券+500円)


今回もメインとなる子供達が頑張っています。

ジャンルとしてはファンタジー…ダークファンタジーかもしれないな。

架空の世界のとある村。
そこにある森には犯してはならない禁忌があった。
鍵となるのは「契約の娘」。

みたいな感じで、僕も少しだけ出演しています。


城島キッズカンパニーさんに関わらせてもらうのは4回目。

最初は妖怪の役で。
20191123風のまつり唄キョウとサクラ

2回目は娘にデレデレな王様。
20220320城島 王様と姫

前回は魔界の門番でした。
20221127城島ゆう太C

今回はどんな役かなー?

着ぐるみ出身でほとんどお芝居経験のない僕をこうして使ってもらえるのはありがたいし子供達から学ぶ事もたくさんです。

この感謝の気持ちは、観に来てくださる方に楽しんでもらう為の努力にして還元したいと思います!

…ちなみに会場まで公共の交通機関だと行きづらいのがネックなんですよね…
2023-10-27(Fri)

show must go on


昨日10月26日(木)は福岡での不定期殺陣練習でした。

久しぶりに人数が多くて嬉しい!
20231026福岡

レギュラーメンバーの成長が見えたし3ヶ月目の方も全然動けるようになってるし、練習していて非常に頼もしいですね。

5年ぶりに参加してくれた方もいて。

こうして久しぶりに参加していただけるという事は少なくとも悪い思い出にはなってなかったんだろうと、ひとまず胸を撫で下ろしています。

前回はこれかな?
20180802
2018年8月2日。
コロナ禍前ですね。参加者がいっぱい。

そんな5年ぶりの参加者さんに代表が付けた立ち回りがこちら。

ちょっと面倒な立ち回り。35手ぐらいありますかね。
ブランクのある方に付けるには酷な立ち回りかもしれません。

が、

実際にやってくれたのがこちら。


お見事!

5年のブランクで感覚を取り戻せていない所はあるかと思いますが、これだけ出来ればひとまずは充分です。

まぁ手を付ける時点で「彼女なら久しぶりでもこれぐらい出来る」という確信があってやらせたわけですが。

僕は以前から彼女の事をすっげぇ信頼してるんですよ。

これは彼女だけじゃなくお芝居やショーを真剣にやってる方々に言える事なんですが、覚悟が違うんですよね。

たとえ練習の中だとしても「本番」というものに対する覚悟。

自信がなかろうが失敗しようが「最後までお芝居をやり通すぞ!」という覚悟。

本番とはそういうことだ、という覚悟。

演劇の舞台でもキャラクターショーのステージでも開演してしまったら途中でやめる事は出来ません。

ミスをしようがキャストが怪我をしようが最後までやり遂げなければならないんです。

そういう経験をしてきた人達は本番だけでなく練習を大切にします。

きちんと練習していないと本番が完成しない事を知っているからです。

なので練習中はめちゃめちゃ集中しますしキツいメニューでも文句言わないんですよね(本来はそれが当たり前ですが)。


なんとなーく練習をやって、なんとなーくの本番をやっていたら分からない世界があると思います。
2023-10-25(Wed)

作劇中の罠


明日10月26日(木)はアトラクションチーム武装の不定期殺陣練習です。
20231012福岡

福岡市南区にて19時〜22時。

未経験者歓迎・参加者募集中ですが要予約となってむすので参加ご希望の方はお問い合わせください。

次回は久留米教室が10月31日(火)、福岡殺陣練習が11月2日(木)となってます。


たまに「説明が下手な人」に会うんです。

本人は的確に説明したつもりだと思うけど、こちらには全然伝わってなかったり間違って伝わってたり。

で、こっちが間違った時に「あれ?自分の説明分かりづらかったかな?」って思ってくれたらいいんだけど「ちゃんと説明しただろ!?なんで出来ねぇんだよ」なんて思う人もいるかもしれなくて、

そういう人はきっと

「あぁ、自分の周りは仕事出来ねぇ奴ばっかりだな!」

みたいに思ってるんじゃないか、

なんて邪推したりして。

まぁ邪推の部分はさておき、説明が下手、または説明が足りてない人って、

自分が理解してるから周りも分かってるハズ

って思い込みがあるんじゃないかと考えたりするんですよ。

それって作劇する時も同じで、

例えば台本書いたりみんなでお芝居作ってたりすると、

自分達は細かい設定とかキャラクター同士の繋がりとか時系列とか色んな事を考えてディスカッションして理解してるので、

第三者に対してその説明をするのを忘れてしまったりする事があるんですよ。

自分達の世界の常識について考え過ぎて、世間の常識との齟齬に気付かなくなる、って感じですかね。

肝心の設定を劇中で説明していないので観てる人は

「なぜこの人はこうなった?」
「なぜ急にこんな展開に?」

って戸惑ったり。

その感想に対して「あっ!肝心の部分をきちんと説明してなかった!」って反省出来ればいいんですけど

「観る側にも理解力が必要」

なんて開き直ったり、

「それぞれの台詞をきっちり聞いてたら分かるハズ」

なんて説明不足を棚に上げたり。

そんな事をしていたら、せっかく物語を作ってまで伝えたかった事が伝わらなくてもったいないですよね。


僕もテンションが上がってしまった時などは説明不足な説明を熱弁してしまって、

「いま何について話してんの!?主語がないから分からないんだけど!」

なんて叱られる事があります。

自分の中で「これについて話したい!」という気持ちが強すぎて、肝心の「これ」が何かって言い忘れるんですよね。

プライベートでも作劇でも、一度客観的な視点に戻る事が必要なんだな、と毎回反省します。


2週間前の動画だけど、10月12日(木)の立ち回り。


シンをやってるのは参加3回目の女性です。

当然基本なんてまだまだ出来てません。

基本が身に付いていないと立ち回りを覚えるのも大変です。

でもしっかり覚えてやり遂げてくれてますね。

僕は基本が出来ていない人に立ち回りをさせるのは抵抗があります。

巷には基本なんて知らなくて見様見真似でアクションやってる人もいて、そういうアクションはだいたいカッコ良くないし何より怪我しそうで危ない!!

だから素人さんに「アクションの振り付けだけお願いします」っていう依頼をされるのはちょっと困ってしまうんですが、

練習の中ではそれもアリかなと考えています。

基本を理解する為に立ち回りを経験しておくというのは有効だと思うし、

アクションに慣れてきた人でもビギナーさんに絡む事で学べる事があるからです。

この動画の時もカラミの小学生達に

「慣れてない人がシンをやって慣れてる俺らがカラミをする。その立ち回りを観た人が『あぁ、これは慣れてない人の立ち回りなんだな』って思ったら絡んでる俺らがダメだったって事だぞ。慣れてない人でも輝かせるカラミを目指せ!」

って話をしました。

慣れてない人に合わせてあげながら合わせてあげてる感を出さない。

自分の出せる技術を全て使ってシンを輝かせる。

それを学んでもらう為にも、慣れてない方にシンをやってもらう事は僕の中では必要なんです。
2023-10-24(Tue)

ズレているのかしていないのか


本日10月24日(火)は久留米での殺陣教室でした。
20231024久留米

しょっちゅう話しているけど、今回も「努力の方向性」の話をしました。

自分では頑張っているつもりでも努力の方向性が違っていたら結果に繋がりづらいし、努力している事すら認めてもらえなかったりもします。

そのズレを第三者が強制的に矯正する事は出来なくて、出来るのはせいぜい「ズレてるよ!」ってヒントを出す事ぐらい。

周りが出したヒントを手がかりに自力でズレに気付けたらそれが一番いいなって思います。


…とはいえ正直な話、これまで見てきた感じだとそういう人が自分のズレに気付くパターンは少ないです。

ヒントに気付く事もほとんどありませんしストレートに伝えてもあまり変化はありません。

当然上手くもならないのですが、上手くならない事への葛藤も感じられません。

客観的に、あまり努力しているようには見えないんです。

そうなってくると「努力の方向性が違ってて努力してるように見えない人はやっぱり努力をしていなかった」なんて事にもなりかねないので、

出来れば少しでも早く自分のズレに気付いてもらえたら、

と思います。


今回の立ち回り↓


シンの西ぽんに手を付けてもらいました。

前半で練習した「受け身からの攻撃」だけは入れるようにと要求しました。
2023-10-23(Mon)

欠点は直そうと思ってもなかなか直らないもので…


明日10月24日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20231017久留米

先週はマンツーマンだったけど、今週はどうなるかなぁ?

福岡県久留米市にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。

次回は
10月26日(木)…福岡殺陣練習
10月31日(火)…久留米教室
の予定となっております。


こちらは先週の久留米教室。

1対1の立ち回りです。


シンは教室に来始めて間もない方ですが、動けるしお芝居出来るしで、気持ち良く戦えました!


他人の事をいじって、落としたり下げたりして場を盛り上げようとするのって最悪だなぁと思うんですよ。

もしそれで場が盛り上がっても、それは決して良い空気ではないですよね。


ヒーローショーの事務所にいた時の僕はそれをやってしまってる人間でした。

「とにかく場を盛り上げたい!」という気持ちと「自分はいじられても大丈夫だから!」という気持ちが悪い方に突っ走ってたんだと思います。

その場が盛り上がってみんなが楽しめるなら自分を犠牲にするぐらい平気だろ?みたいな。

いや〜、よろしくないですね!!

これ、後輩に一度注意されたんですよ。

30歳ぐらいの時だったかな?

「人を落として笑いを取ろうとするの、正直見ていて不愉快ですよ」

って言われたんですけど、それでも尚

「なにを器の小さい事言ってんだよ、場を盛り上げて士気を高める為なら自分の事なんて犠牲にするべきだろ?」

なんて思ってましたからね。

そんな奴が団体で上手くやっていけるワケがないんです。

いじって落として盛り上げる、

それを成立させる為には少なくともいじる側といじられる側にしっかりとした信頼関係がないといけませんよね。

当時の僕は人に信頼されるような人間ではなく、当然誰とも信頼関係なんて築けてませんでした。

ただ一方的に相手の事を好きだったので「向こうも俺の事を好きなハズ!信頼してくれてるハズ!」という勘違いと思い上がりがあったんです。

今はそれを反省して同じ失敗をしないように気をつけてはいますが…

きっと今でも同じような事をしでかしてるんですよね…

突然だけど自戒を込めて書いてみました。
2023-10-21(Sat)

刹那


10月12日(木)福岡での不定期殺陣練習。

小学生男子による立ち回り。


この少年はヒーローアクションが大好き。
なので素手のアクションをやってもらってます。
※もちろん剣殺陣でもしっかりやってくれますよ♪

たくさんの先生のところでアクションを学んでいるおかげで年齢に見合わないぐらい上手くなってきてます。
特に蹴り技のキレなどは素晴らしいですね!
武装代表の20倍ぐらいはカッコいい。

ただ課題をあげるとするならば、技と技の合間が気になります。

ひとつの動作が終わって次の動作が始まるまでの間が素に戻ってしまってるんですね。

これは技のクォリティーが高いからこそ余計に浮かび上がってしまう課題で、技のレベルが高くない人ならばそんなに気にならないと思うんですよ。
「全体的にゆるいなぁ」って思われるだけで。

では何故合間で素に戻ってしまうのかというと、原因はいくつかあると思いますが、ひとつには

「立ち回りの中でカッコ良く見せたいと想っている部分とそう思ってない部分がある」

ではないかと思うんです。

つまり「パンチはカッコ良く見せなきゃ」「キックはカッコ良く見せたい」という意識があるけどその合間に関しては全く意識してない、みたいな。

実際カッコ良く見えるかどうかは別として、立ち回りというのはお芝居ですから途中で素に戻るっていうのはあってはいけないんですね。
最初から最後まで芝居をし続けなければいけないんです。

ちなみに僕はヒーローショーをしている時、「どの瞬間を撮影されてもヒーローに(または悪役に)見えるように演じよう!」と思ってやってました。

それが出来てたかどうかは分かりませんが。


「カッコいい技」と「カッコいい立ち回り」は違います。

カッコいい立ち回りをしたい人は、立ち回りの間一瞬たりとも気を抜かないように演じてみてくださいね。
20231012福岡
2023-10-19(Thu)

緊張と緩和


10月12日(木)福岡での立ち回り。


普段に比べると手は少なめに付けてみました。

その代わりテンポ良く動いて、っていうリクエストで。

でもこちらが望んだようなテンポにはならなかったな。

原因は「力の入り過ぎ」だと思います。

しっかり動かなきゃと思った結果、筋肉に力が入り過ぎたのか。

木刀の重さを制御しようとしたからかもしれませんね。


速く動く為には筋力も必要だけど「脱力」も必要なんです。

筋肉の余計な所に力が入ってたら速くは動けないですからね。

かくいう僕も10年以上前に友人から言われた事があります。

「気付いてる?本番よりもリハーサルの方が速く動けてるよ」

と。

その友人はアクション経験とかなかったですけど見る目ありましたね。

要するにリハーサルではリラックス出来てるから速く動けてるけど、本番ではちゃんとやらなきゃって意識が強くて余計な力が入って遅くなってたんですね。

今でもあまり変わってないかもしれないけど、

まぁ速けりゃいいってワケでもないんだけど、

速く動くところと力を込めるところがあるから立ち回りにメリハリが生まれるんだし、

リラックスして動けるようになっておいた方が良いと思います。
20231012福岡
2023-10-17(Tue)

サササッと手を付ける


本日10月17日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室。
20231010久留米

福岡県久留米市にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。

次回は
10月24日(火)…久留米教室
10月26日(木)…福岡殺陣練習
の予定となっております。


こちらは10月5日(木)の練習動画。


動画前半は参加者さんがシン、後半は代表がシンで同じ立ち回りをやってます。

この時は練習終了まで残り15分ぐらいしかなくて、

そんな中で参加者さんに

「自分で立ち回りを付けて(振り付けを考えて)」

なんて無茶振りをしたんですが、

前半を付けたところでギブアップ。

後半は代表が付けました。

もっと時間があれば参加者さんも最後まで付けられたハズですが、やはり

「時間がかかると周りに迷惑をかけてしまう!」

という焦りがあると上手く頭が回らなくなるんでしょうね。

動きや技のバリエーションが多くなれば手を付けるのも楽になってきますので、バリエーションを増やしてアイデアをストックして、

サササッと立ち回りを付けられるようになってほしいですね。

※舞台や映像用の立ち回りだとプランを練っておく必要があったりもします。
2023-10-16(Mon)

用意、スタート


明日10月17日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室。
20231010久留米

福岡県久留米市にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。

次回は
10月24日(火)…久留米教室
10月26日(木)…福岡殺陣練習
の予定となっております。


「用意、スタート!」の「用意」は用意をする為の「用意」なんです。

なんてものすごく当たり前の事を言ってますが。

殺陣教室で立ち回りの動画を撮影する際に「用意、スタート」と合図を出すのですが、

用意をしないままスタートしちゃう人もたまにいるんですよね。

この「用意」というのは刀を持って立ち位置についてたらOKなんて事じゃないんです。

「スタート!」から始まる物語と「スタート!」までの過去の物語を繋げる為のお芝居をしておく、

それが「用意、」だと思うんです。

なので「用意、」と言われてるのに素のままだったり関係ない動きをしていたり前後が繋がらない芝居をしていたりというのは反省して改善しなくちゃいけないんですね。

そんな事を先日の練習で話したんですよ。

話しながら自分自身も気をつけなくちゃいけないなって思いましたけどね。



僕がこのブログに書いてる事ってほとんど教室や練習の参加者さんに向けてなんですけど、参加者さんほどブログを読んでくれてないので全然意味がないのかもしれません(笑)
2023-10-15(Sun)

ダラダラしてた数日間


ここ数日は時間と体力に余裕がなくてブログをサボってました!

いけませんね。

毎日更新してる人はすごい!

前回の更新は11日(水)でしたね。

その日の夜は舞台の稽古でした。
20231011城島フィルタンス稽古

12月3日(日)の本番に向けて子供達を中心に頑張ってます。

「フィルタンス 〜契約の娘〜」

という作品です。

場所は久留米市の城島町にある「久留米市城島総合文化センター インガットホール」という施設で、時間は13:30開場・14:00開演です。
城島フィルタンスチラシA
城島フィルタンスチラシB


翌日は福岡での不定期殺陣練習でした。

今回も参加者少なくてちょっと凹みました。
20231012福岡
参加者が少なくて落ち込むのは主催の力不足で自業自得なのですが、やはり参加してくださる方々に申し訳なく思ってしまいます。

人数少ない方がやりやすい!って方もたまにいらっしゃいますけど、やっぱり雰囲気が寂しくなりますからね。

とはいえ練習内容が薄くなってはいけないのでそこはばっちりやってますよ!

3人の参加者さんにそれぞれ立ち回りをやってもらってので、追々動画を紹介しますね。

そして昨日14日(土)もフィルタンスの稽古でした。
20231014城島フィルタンス稽古

普段がダラダラしてるのでちょっと忙しくなったたけですぐキャパオーバーしちゃいます。

ブログ更新は毎日と決めてるワケではないので何日空けても別にかまいやしないんですが、

もう少し頑張らなきゃ、と思ってます。
2023-10-11(Wed)

時間がないので手短に


明日10月12日(木)はアトラクションチーム武装の不定期殺陣練習です。
20231005福岡

福岡市南区にて19時〜22時。

未経験者歓迎・参加者募集中ですが要予約となってむすので参加ご希望の方はお問い合わせください。

次回は久留米教室が10月17日(火)、福岡殺陣練習が10月26日(木)となってます。


今日も「フィルタンス〜契約の娘〜」の稽古でした。
20231011城島フィルタンス稽古

本番は12月3日(日)です。
城島フィルタンスチラシA

城島フィルタンスチラシB
2023-10-10(Tue)

油断大敵


本日10月10日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20231003久留米

未経験者歓迎・参加者募集中ですが、要予約となってますのでお問い合わせください。

久留米市野中町にて18時〜21時です。


昨日は久しぶりにイベントのお仕事でした。

僕が行くようなイベントは内容を詳らかに出来ないものがほとんどなのでわざわざブログに書くような事もないのですが、

楽しかったですね。

欲をいえばもっと暴れたかったかな。

とはいえ久しぶりにこんな仕事させてもらえるなんて思ってなかったから油断しまくってて、

10日前ぐらいから慌てて準備した次第。

反省ですね。

仕事関係の画像はお見せ出来ないので、

帰りに見た景色を。
20231009競輪場
2023-10-09(Mon)

立ち回りをどう構成するか


明日10月3日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室。
20230926久留米

福岡県久留米市にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。

次回の予定は
10月5日(木)…福岡殺陣練習
10月10日(火)…久留米教室
の予定となっております。


「15手の立ち回りを付ける」

って、本当は簡単なんですよ。

ちょっと慣れた人なら、それまでに習った動作を無理なく組み合わせれば15手なんてすぐに付くんだから。

でも殺陣教室や殺陣練習に参加してくれる慣れた方々は手を付け終わるまでけっこう時間かかっちゃう。

それは能力が不足しているからではなくて、

きちんと立ち回りを作ろうとしているから

なんですよね。

これは単なる僕の好みなんですが、

僕はシンがセンターで動かなくてベタ足で技を繰り出すような立ち回りが好きじゃないんですよ。

複数のカラミがいるのに1人に対する1回の手数が多すぎて1対1の連続みたいになってる立ち回りとか。

そんな事を常々話してるせいで参加者さん達もそうならないように考えてくれてるみたいです。

嬉しいですね。


先日はKCE(関西コレクションエンターテイメント)福岡校でのアクションレッスンでした。

おなじみのマンツーマン。

2023-10-08(Sun)

台本も小道具も捨てられて


昨日は早朝からの仕事を終えて、舞台の稽古に向かいました。
20231007城島フィルタンス稽古A

20231007城島フィルタンス稽古B

稽古が終わって帰る前に、演出家さん、共演者さん、共演者の保護者さんと4人で雑談。

その中には台本や小道具の事なども。

僕が初めて台本を書いたのは中学時代の自主映画でしたが、多くの人の目に触れる作品を書いたのはキャラクターショーを始めて半年ぐらいの時。

当時の戦隊ショーの台本でした。

それまでに観てきたショーや自分達がやっていたショーを参考にして見様見真似で書いたものでしたが、

社員に提出して30分後ぐらいには捨てられてました。

誤字があったのを思い出して書き直そうと社員の所に行ったんですが

「捨てた。あんなもん使えん」

とだけ言われて返却もなかったので修正も出来ませんでした。

まぁどんな出来でも使う気はなかったんでしょうけど、こっちも「てめぇ今に見てろよ!」って闘志が湧きましたし、台本を書きたいという僕の熱意は伝わったと思うので結果オーライです。

その半年後に書いた台本は採用してもらいましたしね(かなり手直しされたけどな!)。

小道具に関しては入って1年目ぐらいの時に

「今年のヒーローが使う銃を3つ、出来れば9つ作ってくれ」と言われて、

そんなんどうやって作るかも分からないし材料も支給してくれないし材料を買うお金もくれないし貧乏で自腹も切れなかったし。

それでも締め切りまでに造らなきゃ!と頑張って造った結果、

「捨てたぞ。あんなもん使えん。う◯この方がまだ使える」

と言われましてね。

まぁ確かにそう言われても仕方のないシロモノでしたけど、

すごく悔しかったですね。

何週間も頑張ったし家賃とか払えないぐらい自腹切ってたし。

その時も会社に対して「てめぇこの野郎、今に見てろよ!!」と憤慨しましたが、

今になってみればそれが今の自分に繋がっています。

今の自分に繋がってはいますが、これは単に自分が努力して繋げただけであって会社に感謝もしてないし許してもいません!!


ただこれを教訓として若者達に伝えたいのは

「頼まれた事や命じられた事だとしても、一生懸命の結果が必ず認められるとは思わない方がいいぞ!」

って事ですね。

何度も挫折してトライ&エラーを繰り返してようやく認めてもらえるものが出来るんです。

「やってみたけど認めてもらえんかった!あーもうやってられるかー!」

ってやめてしまうようじゃ成長はないし、「一生懸命やってくれたから仕方ないか」って認めてくれる感興でも成長はありませんね。

世の中はそんなに優しくも甘くもないです。


ここから告知

城島こどもフェスティバル
『フィルタンス 〜契約の娘〜

城島フィルタンスチラシA

2023年12月3日(日)
開場13:30 開演14:00
久留米市城島総合文化センター インガットホール
チケット前売り(自由席)こども500円 高校生以上1000円
(当日券+500円)
城島フィルタンスチラシB

子供達が主役のファンタジーです(ダークファンタジーかも?)。

僕は村長の役で少しだけ出演してます。

会場まで、車じゃないと行きづらいのが玉にキズです。
2023-10-06(Fri)

キャラクターショーで培われたもの


キャラクターショーのお芝居と演劇などでのお芝居は全然違うけど、

キャラクターショーをやってて良かったなぁと思うのは、

否応なく色んな役を演じられた事。

演じなければならなかった、と言えるかもしれませんが。

そして完パケ(録音された音源)に合わせてお芝居しなければならなかった事。

完パケの台詞を自分達で録音した事も貴重な経験だったと思ってます。

少なくとも僕自身は。


役者としての訓練をしていない自分が、たま〜にとはいえどうにか舞台に立たせていただけているのもそれらの経験があるからだと感じています。


テレビキャラクターは毎年新しくなるものが多いですし常に新キャラが登場したりするのでショーでもたくさんのキャラクターを演じる事になります。

そしてたくさんのキャラクターにはそれぞれの性格があり、性格によって表現も変わってきます。

それを録音された台詞に合わせて動いたり、逆に動きを想定して台詞を録音したりというのはなかなか貴重な経験というか。

自分がお芝居をする時にはその経験を糧にしてるなぁ、と

常々実感してしまうのです。


昨日10月5日(木)は福岡での不定期殺陣練習でした。

20231005福岡
…参加者少なっ!!

でも天ちゃんの参加は久しぶりでしたね。

今回は素手のアクション・剣殺陣ともども、応用を含めた基本を練習しました。

バシッと当たって「いてっ!」ってなったらそれはアクションじゃないですよね。

でも当てないように、痛くないようにとそればかり考えて迫力が出ないのもアクションじゃない。

迫力と「痛くない」を両立させるのがアクションだと思うので、その為の練習をしてみました。

後半の立ち回りは天ちゃんがシン。

シンついでに1対2の立ち回りを考えてもらいました。

普段は1対1が多いという事で手こずってましたが、3人で話し合いながら完成させました。


アクロバットは使い方が難しいんですが、上手く使えたら映えますよね!!

2023-10-04(Wed)

人間としてのお芝居


明日10月5日(木)は福岡での不定期殺陣練習です。
20230921福岡

福岡市南区にて19時〜22時。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。

次回は
久留米殺陣教室…10月10日(火)
福岡殺陣練習…10月12日(木)
となってます。


「スーツアクターにまず必要なスキルは?」

と尋ねられ、出た答えは

「人間のお芝居がある程度きちんと出来る事」

でした。

「演じて伝える」というのは人間のお芝居でも着ぐるみのお芝居でも変わらないわけで、

動きにくい、動作が表に出にくい着ぐるみでは普通のお芝居よりも「演じて伝える」が難しい場合があるんです。

普通のお芝居が出来ない人には着ぐるみのお芝居で何かを伝えるっていうのはちょっと厳しいかもしれないですね。


僕がヒーローショーのチームにいた頃、たまにですが「ヒーローになりたい」「ヒーローの近くに行きたい」だけのヒーローマニアが入ってきてました。

スーツアクターのお仕事について今以上に知られていなかった時代、

チームに入ればヒーローの衣裳を着させてもらえて人前に出させてもらえると甘く考えてた人もいたのでしょう。

ましてやマニアですから、設定やストーリーは完全に頭に入ってますし変身ポーズ・名乗りポーズだってバッチリです。

「お!君すごいね!?ライダーに入ってみる!?」なんて夢のような展開を考えてたかもしれません。

ところが実際はポーズや知識を披露したところで

「あぁ分かった分かった。それより練習しな?」

なんて言われてキツくて痛い練習やらされてショーでは悪の下っぱ・戦闘員をやらされて、客席から声援を送られる事はなく、ショーの後はジャージに着替えてサイン会や撮影会のお手伝い。

マニアのほとんどは

「自分がやりたかったのはこんなんじゃない」

とすぐにやめていってました。


キャラクターが好きなだけでは駄目なんです。

ヒーローになりたいとか、ヒーローについて詳しいとか、

そりゃそういう情熱もあった方がいいんですけど、

まずはお芝居をする意欲がある事。

演じる事への情熱がある事。

それが必要だと思います。


スーツアクターになりたい方はまず人間としてのお芝居をやってみてください。

それから顔にすっぽりと不透明の袋をかぶせ、表情を使わず声も出さず、自分のお芝居が観ている人に伝わるかどうか試してみてください。

きっと難しいと思いますがその難しさがスーツアクターの醍醐味だし、きちんと観ている人に伝えられた時はお芝居がやみつきになってしまうかもしれませんよ。
2023-10-03(Tue)

上手くなるのは何十年後?


「1万時間の法則」というのがよく言われます。

物事を極める為には1万時間の練習や努力が必要だという説ですね。

これは様々なエキスパートのデータから導き出されたものらしいですが、なかなか信憑性がありそうだなぁと思ってます。

やっぱり練習量とか努力の量って必要なんですよ。

たいして練習してない人が「自分なりに頑張ってます」なんて言っても認めてもらえないですよね。

ちなみに1万時間というと、一日2時間の練習を毎日欠かさずやって14年ぐらい。

一日3時間の努力を毎日続けて9年ぐらい。

それだけの努力が出来る人ならそりゃエキスパートにもなれますわ!と納得です。

ちなみに僕はアクション始めて30数年ですが、おそらく1万時間には到達出来てない気がします。

リハーサルとか本番まで含めれば分からないけどそれは含めるべきではないと思うので。

純粋な練習だけなら足りてないかなぁ。

30数年なら、一日1時間毎日やってたら余裕で1万時間越えるのになぁ。

どうりでいまだにこの程度なワケだ、と反省しかありません。

一流の方についてうかがうと「とにかく毎日時間を作って練習してた」って話が必ず出てきますもんね。

「上手くなりたい!」「プロになりたい!」って言ってる方々、

今のペースで努力を続けてたら1万時間に到達するのはいつになるか計算してみてはいかがでしょう?

50年後とか60年後とかだったらちょっと考え直した方がいいかもしれませんよ?

…あ、殺陣やアクションに関しては、純粋な練習や稽古のみに限定しておきましょうね。

アクション動画を見ていた時間とか、ヒーロー番組を観ていた時間とか、アクションについて考えてた時間とかはノーカウントで。


本日10月3日(火)は久留米での殺陣教室です。
20230926久留米
2023-10-02(Mon)

やめなかったら終わらない


明日10月3日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室。
20230926久留米

福岡県久留米市にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので参加希望の方はご連絡ください。

次回の予定は
10月5日(木)…福岡殺陣練習
10月10日(火)…久留米教室
の予定となっております。


昨日は大切な日だったのにブログ更新してませんでした!

毎年書くので飽き飽きでしょうけど、10月1日はアトラクションチーム武装の結成日なんです!

2007年結成なので16年目!

まぁ「やめなきゃ続く」ってだけだったりもするので大した事ではないんですが、「やめずに続ける」っていうのは大切ではあるよなーと思ったりします。

いざとなればスパッとやめる事も必要ですけどね!


あ、告知しときます。

城島こどもフェスティバル
『フィルタンス 〜契約の娘〜

城島フィルタンスチラシA

2023年12月3日(日)
開場13:30 開演14:00
久留米市城島総合文化センター インガットホール
チケット前売り(自由席)こども500円 高校生以上1000円
(当日券+500円)
城島フィルタンスチラシB

子供達が主役の作品です。

僕は毎度の事ながらほんの少しだけ出演させてもらってます。

場所がですねー、車じゃないと厳しいかなって所なんですよね。

きらきらした子供達に会いたい方は是非♪
プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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