明日10月26日(木)はアトラクションチーム武装の不定期殺陣練習です。

福岡市南区にて19時〜22時。
未経験者歓迎・参加者募集中ですが要予約となってむすので参加ご希望の方はお問い合わせください。
次回は久留米教室が10月31日(火)、福岡殺陣練習が11月2日(木)となってます。
たまに「説明が下手な人」に会うんです。
本人は的確に説明したつもりだと思うけど、こちらには全然伝わってなかったり間違って伝わってたり。
で、こっちが間違った時に「あれ?自分の説明分かりづらかったかな?」って思ってくれたらいいんだけど「ちゃんと説明しただろ!?なんで出来ねぇんだよ」なんて思う人もいるかもしれなくて、
そういう人はきっと
「あぁ、自分の周りは仕事出来ねぇ奴ばっかりだな!」
みたいに思ってるんじゃないか、
なんて邪推したりして。
まぁ邪推の部分はさておき、説明が下手、または説明が足りてない人って、
自分が理解してるから周りも分かってるハズ
って思い込みがあるんじゃないかと考えたりするんですよ。
それって作劇する時も同じで、
例えば台本書いたりみんなでお芝居作ってたりすると、
自分達は細かい設定とかキャラクター同士の繋がりとか時系列とか色んな事を考えてディスカッションして理解してるので、
第三者に対してその説明をするのを忘れてしまったりする事があるんですよ。
自分達の世界の常識について考え過ぎて、世間の常識との齟齬に気付かなくなる、って感じですかね。
肝心の設定を劇中で説明していないので観てる人は
「なぜこの人はこうなった?」
「なぜ急にこんな展開に?」
って戸惑ったり。
その感想に対して「あっ!肝心の部分をきちんと説明してなかった!」って反省出来ればいいんですけど
「観る側にも理解力が必要」
なんて開き直ったり、
「それぞれの台詞をきっちり聞いてたら分かるハズ」
なんて説明不足を棚に上げたり。
そんな事をしていたら、せっかく物語を作ってまで伝えたかった事が伝わらなくてもったいないですよね。
僕もテンションが上がってしまった時などは説明不足な説明を熱弁してしまって、
「いま何について話してんの!?主語がないから分からないんだけど!」
なんて叱られる事があります。
自分の中で「これについて話したい!」という気持ちが強すぎて、肝心の「これ」が何かって言い忘れるんですよね。
プライベートでも作劇でも、一度客観的な視点に戻る事が必要なんだな、と毎回反省します。
2週間前の動画だけど、10月12日(木)の立ち回り。
シンをやってるのは参加3回目の女性です。
当然基本なんてまだまだ出来てません。
基本が身に付いていないと立ち回りを覚えるのも大変です。
でもしっかり覚えてやり遂げてくれてますね。
僕は基本が出来ていない人に立ち回りをさせるのは抵抗があります。
巷には基本なんて知らなくて見様見真似でアクションやってる人もいて、そういうアクションはだいたいカッコ良くないし何より怪我しそうで危ない!!
だから素人さんに「アクションの振り付けだけお願いします」っていう依頼をされるのはちょっと困ってしまうんですが、
練習の中ではそれもアリかなと考えています。
基本を理解する為に立ち回りを経験しておくというのは有効だと思うし、
アクションに慣れてきた人でもビギナーさんに絡む事で学べる事があるからです。
この動画の時もカラミの小学生達に
「慣れてない人がシンをやって慣れてる俺らがカラミをする。その立ち回りを観た人が『あぁ、これは慣れてない人の立ち回りなんだな』って思ったら絡んでる俺らがダメだったって事だぞ。慣れてない人でも輝かせるカラミを目指せ!」
って話をしました。
慣れてない人に合わせてあげながら合わせてあげてる感を出さない。
自分の出せる技術を全て使ってシンを輝かせる。
それを学んでもらう為にも、慣れてない方にシンをやってもらう事は僕の中では必要なんです。