fc2ブログ
2022-12-31(Sat)

今年ラストのブログ


感謝シリーズ、ラスト。

天ちゃん(池野竜さん・右側)
20221217日南B

12月のキャラクターショーを手伝ってもらいました。
何回か殺陣教室に参加してくれてたけど、一緒にステージに立つのは今回が初めて!
SNSに「アクションしたい」みたいな事を書いてたんで、これはチャンスと思い声をかけさせてもらいました。
動けるのは知ってたから心配はなかったですけど、これまでと違う感じのキャラクターだったので「どう動くかな?」って楽しみがありましたね。
天ちゃんと初めて会ったのは10年前。
場所は静岡浜松。ほんの短い時間でしたけど。
尊敬する方にお会いする為に行ったんですが、天ちゃんはその方の息子さんなんですよ。

急な誘いに快く応じてくれて、最高のパフォーマンスを見せてくれた天ちゃん、ありがとう!


城島の皆さん
20221127城島ゆう太A

これまで3回お世話になってますが、僕みたいな芝居もろくに出来ない稽古もろくに参加出来ない(サイテーだな!)奴に声をかけてくれて気を使ってくれて一緒にお芝居してくれて本当にありがとうございます!

20221127ゆう太のぼうけんちぃさん
ちぃさんは褒め上手なのでついつい気持ち良くなって芝居しちゃいます。
チーム武装のワガママスケジュールを調整していただく事も多く、ただただ感謝です!
20221127ゆう太のぼうけんかずはちゃん
かずはちゃんは、コミュ障おじさんが周りと上手く接しきれずにあたふたしている所を助けてくれるのですっかり甘えてます。ありがとう!
20221127ゆう太のぼうけんやえちゃん
やえちゃんは武装メンバーみんなの癒やしでした!こちらのふところにスッと入って心をくすぐってサッと去る見事なコミュニケーション能力!ありがとうね!


(劇)池田商会の皆様
20220619夫婦杖A
「夫婦杖〜夢想権之助伝〜」でお世話になりました。ありがとうございました。
演劇素人なので役に立たなかった上に色々とご迷惑かけてしまって、感謝というより申し訳なさでいっぱいです。


そして、殺陣教室でお世話になった皆様。
参加者さん、保護者様も含めて、ありがとうございました。


そんな殺陣教室ですが、11年続けてきた福岡教室を11月いっぱいで終了しました。

コロナの影響もあり参加者が激減。
それをどうする事も出来なかった自分の力不足です。
これまでも何度もピンチを乗り切ってきたんですが、今回は心が折れてしまいました。
参加してくださってた皆様には申し訳ない限りです。
とりあえず月に2回ぐらいは福岡での練習日を設ける予定ですが、これもどうなる事か。
またいつか再開出来たら嬉しいなぁと思います。
完全になくなっちゃうパターンもありうるのですが。

ちなみに1月の福岡練習は12日(木)と26日(木)、19時〜22時。
場所は福岡市南区です。


そんなこんなで2022年もありがとうございました。

色んな事があった年でしたが皆様のおかげで充実した一年になりました。

改めて、ありがとうございました。

来年も何卒よろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えくださいね!
2022ラスト


スポンサーサイト



2022-12-27(Tue)

狂気と感謝


今日は久留米で殺陣教室!

今年最後の殺陣教室!

何をやろうかな!


物語において「狂気を感じさせるキャラクター」が登場する事がありますが、

若い方の舞台を見たりすると時々

「どうよ、俺の狂気」

みたいな芝居に出会う事があって、そのたびに違和感を覚えるんです。

狂気って周りが勝手に感じるものであって、本人が発するものじゃないんじゃないかと。

周りに狂気を感じさせてる本人は多分いたって普通に生きてるつもりじゃないのかと思うんです。

「普通」に対するズレが狂気を感じさせるだけで、本人はズレてるつもりも変わってるつもりもない。

自分の狂気を自覚していてそういう言動を取っているのなら、それは狂気を演じてるだけって事ですもんね。

「狂気を演じてる人に見える」って事は、狂気を演じてる人を演じてるって事で…

なんかよく分からなくなってきたけど、その辺りの不自然さに対する違和感なんだろうなぁ、と。

自分が出来るワケじゃないけど、ナチュラルなお芝居に憧れるなぁ。


まだまだ感謝は続きます。

20221002オクトーバープロジェクト集合B

おとび(森脇佑里さん・一番右の一番下)

オクトーバープロジェクトで音響という名の総合演出をやってもらいました。
これまでの作品も手伝ってもらってたけど今回が一番苦労かけたかな。
僕がポンコツなのを知ってるからあれもこれもとやってくれました。
そういえば今回は声の出演も!
以前一度だけ共演した時に勝手気ままな夫とそれを支える器の大きな妻という夫婦役だったのですが、そんな感じで今も支えてもらってます。

おとび、いつもありがとう。


ちよさん(豪さんとイモトさんの隙間)

オクトーバープロジェクトでは二日間受け付けなどを手伝ってくれました。
わざわざ遠方から来てくれて貴重な休みを費やしてくれて!
殺陣教室に参加の際も遠方からなので申し訳なくて。
こちらからは何もしてあげれてないのに気持ち良くスタッフをしてくれてありがとうございました!


西ぽん(左端)

ちよさんと同じく二日間お手伝いしてくれました。
僕に代わって軽トラ運転してくれたり買い出しに行ってくれたり。
実はパネルなどの製作も手伝ってくれてました。
いつもいいようにこき使ってごめん。
ありがとう。


あーゆんちゃん(明吉晏由さん・おとびのななめ上)

おとびが照明として手配してくれたあーゆんちゃん。
演出がポンコツで何も定まってない作品を、おとびと一緒に作り上げてくれました。
さぞやりづらかったと思います!
次は役者さんとして声をかけたいな♪

ありがとうございました!


瀧本先生
20220619夫婦杖D
(右側・画像は(劇)池田商会「夫婦杖〜夢想権之助伝〜」より)

言わずと知れた(劇)池田商会の瀧本先生。
廣渡舞羽さんを紹介していただきました。
大切な生徒さんをこんなワケ分からん奴のワケ分からん舞台に送り込むのは躊躇われたと思いますが、おかげで作品の成功につながりました。
いつもありがとうございます!


劇団偽物科学の皆さん

劇団のスケジュールも忙しいというのに、10月、11月、12月と劇団員・吉瀬くんの出演を快諾してくださいました!
劇団員の皆さん、主宰ご夫婦、ありがとうございます!


りんかちゃん・殺陣教室の小学生達

声だけですがオクトーバープロジェクトに出演してくれました。
セリフの量としては少ないのですがどれも非常に重要で、このセリフなくして物語の完成はなかったと思います。

個別じゃなくて申し訳ないけど、みんな本当にありがとう!
2022-12-26(Mon)

タイムリミットと感謝その3


明日12月27日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室!
20221220

日程的に言うまでもありませんが、今年最後の殺陣教室です。

久留米市野中町にて18時〜21時。

未経験者歓迎、参加者募集中。

要予約ですので参加希望の方はお問い合わせください。
メール…busow@softbank.ne.jp
電話…090-9479-0922 ※出られない場合があります

来館前の検温と館内でのマスク着用をお願いしています。
37.5℃以上の熱がある方、体調が良くない方、マスクをしていない方は入館出来ません。


「時間内に立ち回りを付ける」という練習をたまにします。

ってか、立ち回りを付けてもらう時はほとんどタイムリミットがあるんですが。

それを考えずに「あーでもないこーでもない」とダラダラやってると、結局完成しないまま終了時間を迎える事になってしまいます。

完成させる事が大切なんです。

完成させる事が大前提なんです。

その為には「自分がやりたい事」と「時間内で出来る事」のバランスを考えなきゃいけないんですね。

例えば天地や山形、千鳥などは王道過ぎて避ける方もいるんですが、時間がない時はそんな事言ってられません。

難易度を上げてクォリティーを高めたい気持ちは分かりますが、そういう時に考え方を切り替えられるといいですね。


ここから感謝シリーズ。

20221002オクトーバープロジェクト執行一家

的場翔平氏(左)

通称まっとん。
会って話すようになって5年ぐらい?
アクションの話はよくしてたけど、「いつか何か一緒に出来たらなぁ」と考えていたので無理を言ってオクトーバープロジェクトに出演してもらいました。
作品ではとにかく彼を「面白くてダサくてカッコ悪くてカッコいい」キャラにしたくていじり倒しましたね。
まっとんもそういう役は好きだと思うんですよ!
勝手な思い込みだけど!

クライマックスのアクションシーンが良かったと言ってもらえるのはまっとんのおかげです。

ありがとう。


イモトサチエさん(右)

尊敬する役者さん。
今年もっともお世話になって、もっとも迷惑をかけた方のひとり、
10月はオクトーバープロジェクトのキャスト、11月はゆう太のぼうけんの殺陣キャスト、12月はキャラクターショーの着ぐるみと、立て続けに色んな事をやってもらいましたからね。
なんなら4年前には武装の第2回公演「もっけのさいわい」にも出てもらってますし。

とにかく熱心な方!
自分のお芝居だけじゃなく、周りの事や全体にまで常に気を配ってくださる方です。

お忙しいのにこちらの都合に合わせてもらってばかりで本当に申し訳なかったです。

ありがとうございました!

ちなみに5年前、初めてお会いした時のイモトさんがおちらです。
2017喜劇御村騒動イモト
(※イモトさんのTwitterより勝手に拝借)


大谷豪さん(中央)

福岡の怪優と評される事もあるベテラン俳優さん。
お芝居に関する造詣の深さには唸らされてばかり。
お芝居が好きだし役者さんとしても好きだし、何より人間として大好き。
オクトーバープロジェクトで柱となる重要な役をやってもらったんですが、キャストが豪さんでなかったら台本が変わってたと思います。

いつも思うんですが、僕みたいな舞台の事をな〜んも知らない奴の作品に出てもらうのは役者さんに対して失礼な気がするんです。
それでも出てほしくて声をかけさせてもらうんですが、豪さんにも
「僕のような演劇素人が作る自己満足のような作品に出てもらう事は可能ですか!?出てもらう為には何をしたらいいですか!?」
と連絡しました。
そしたら
「素人?自己満足?いいじゃないですか!」
と、すぐに承諾してくださったんです。
まだ作品の内容なんて何も分からない状況でですよ!
もう一撃で惚れましたよね。
そして稽古から本番まで、豪さんがいてくれる安心感がすごくて、おかげでのびのびとお芝居出来たという気持ちはキャスト全員が共有していると思います。

一緒にお芝居出来て本当に光栄でした、
ありがとうございました!

2022-12-24(Sat)

今年最後の福岡練習と.感謝その2


昨日は福岡での殺陣練習日でした。

年内ラストの練習日でしたが、西ぽんとマンツーマン!

久留米在住の2人による福岡での練習!

意味ある?(笑)

久留米でやれば良かったね!

21時ぐらいにテルがDVDを返しに来てくれたので立ち回りに絡んでもらいました。
20221222A

相変わらず良い背落ち!
20221222B

残念ながら立ち回りは完成に至らなかったのが残念でしたが、それも来年への課題って事かもしれません。


ここからはお世話になった方への感謝シリーズ。

20221001オクトーバープロジェクトザコダー


浅田修治さん(中央)

久留米の殺陣教室に参加してくださってた浅田さん。
ストイックで、かつセンスが良いのでイベント等があるといつも頼ってしまいます。
オクトーバープロジェクトでは敵組織の手下3人組のリーダーを演じてもらいました。
ものすごく馬鹿馬鹿しい役で、なおかつ隣にはずっと好き放題な芝居をする織田と、最後の最後でキャスティングされて緊張してる吉瀬くんがいたので何かと大変だったかと!
でもお芝居、立ち回りともこちらの期待以上の事をやってくれる、そんな人です。

11月の「ゆう太のぼうけん」でも力を貸してもらいました。
こちらは殺陣がメインでしたが、自分のお仕事をしっかりやるだけでなく現場の雰囲気作りでも頼りにさせてもらってました。

ありがとうございました!

最近はお忙しくてなかなか一緒に練習したりも出来ないけれど、これからも何か一緒に出来たら嬉しいなぁと思います。


織田康寛(右)

キャラクターショーで直の後輩という事で呼び捨てしてますが(笑)

彼はアクションだけじゃなくお芝居も上手くてですね、
なので初期の殺陣教室ではアシスタントをお願いしていました。
当時の参加者さんにとっては「織田先生」としてお馴染みですね。
武装の「忍者ライブショー さやか見参!」や「武装10周年記念公演 ギルティー」にも参加してもらっていたので、今回も是非…と考えていたんですが、いかんせんお仕事が忙しい人なので一度諦めたんですよ。
でもやっぱり諦めきれなくてダメモトで声をかけさせてもらったら奇跡的にOKをもらえて!
嬉しかったなぁ〜。

敵の手下3人組のひとりという役でしたが、この役はどうにでも動かせるように台本上でもきっちり書いてなくて、織田ならいい感じに暴れてくれるんじゃないかというこちらの期待を更に上回って暴れてくれました。

あの「ギリギリアウトになるかならないか」を攻められるのは経験とセンスのなせるわざなんですよね。

織田、ありがとう!


吉瀬尚登くん(左)

劇団偽物科学の劇団員。
実はこの公演で初めて会ったんですよね。
敵の手下3人組のひとりで、最後の最後に参加してくれたんです。
偽物科学の主宰に「誰か参加してくれる人いないかなぁ!?聞いてもらえない!?」ってお願いして、そこで名乗りを上げてくれたのが吉瀬くんだったんです。
その時点では、どんな作品でどんな事をやるのかほとんど分かってなかったのに参加を決めてくれたんですよ!
すごいありがたかったし嬉しかった!

前述の通り、手下3人組はどうにでも動かせるように台本もきっちり書いてなかったんで、キャスト3人が揃ってから口立てで台詞や動きを決めていったんです。
初めてのアクションもあるし、ホント不安しかなかったでしょうね。
でもこちらが求めてる事をきちんと理解して演じてくれる、なにより不安な中でも楽しんでくれる。
信頼出来る役者だなぁと思いました。

11月の「ゆう太のぼうけん」でも殺陣キャストとして最後の最後に参加してもらって、12月のキャラクターショーでもほとんど稽古出来ないまま初めての着ぐるみをお願いして、大変なお仕事ばかり頼んでるなぁと申し訳なく感じています。

でも今では長い付き合いのような気持ちになってて、吉瀬くんと一緒にお芝居出来て良かったなぁって思っています。

きっちゃんありがとう!


2022-12-22(Thu)

練習しなきゃ & 感謝その1


さて、今日は福岡で練習です。

福岡での殺陣教室はやめてしまったけど、月に1、2回は練習したいな、と思っていて。

今後どうなるか分かりませんけどね。

福岡じゃなくて久留米での練習に切り替えるかもしれないし。

どちらにしても練習は続けたい。


練習しない言い訳はいくらでも出来るんですよね。

仕事が忙しくて練習する時間がない、とか、近所に練習出来る場所がない、とか、身体の具合いが良くないから、とか。

それらはもちろん仕方ない理由です。

ただ、それを仕方ないで片付けてしまう人には「上手くなりたい」「出来るようになりたい」なんて言ってほしくないんですよね。

「理由があるから練習出来ないのは仕方ない」と「練習出来ないんだからあきらめなくちゃ仕方ない」はセットだと思うんです。
練習しなきゃ上手くなれないってのは大前提ですからね。

そもそも上手い人、上手くなった人は、忙しい中でどうにか場所を確保して、多少の体調不良でも無理をして練習してきた人達です。

時間に余裕があって身近に練習場所があっていつも元気な人なんてなかなかいないもんですよ。

無理をしない範囲での努力では出せる結果も目に見えています。


2022年も残りわずかって事で、これからしばらく

お世話になった方への感謝シリーズ

を書いていきます。

主に10月〜12月の舞台で力を貸してくださった方の事を。

まずは鈴木玄人さん(左)。
20221002オクトーバープロジェクト武と弾次

福岡での殺陣教室に参加してくださってた玄人さん。

教室では数少ない「僕より歳上」のひとり。

以前イモトサチエさんが出演されてる舞台を観に行った時に共演されていて、それからしばらくして殺陣教室に参加してくださるようになりました。

殺陣に対しても熱心で、普段マラソンをやってたりしてとにかくお若い!

物腰も柔らかく、周りを安心させてくれる大人って感じ。

自主公演「オクトーバープロジェクト」をやろうと考えた時に、

これは玄人さんしかいないな!

と思って声をかけさせてもらいました。

玄人さんはナチュラルなお芝居をするイメージだったので、要所要所に入るキャラクターショーならではの大袈裟な芝居や不自然な芝居はやりにくかったと思いますが、とても素敵な「古賀弾次」を演じてくれました。

出演を快諾していただいた直後に転勤が決まってしまい、スケジュールの面でも苦労しながら参加してくださった事にもただただ感謝です。

本番終わって、打ち上げでもますますの愛され紳士になった「音速のシグマ」こと鈴木玄人さん!

ありがとうございました!


ヒロイン「ミリオン」を演じてくれた坂本燈ちゃん(左)。
20221001オクトーバープロジェクト武とミリオン

たびたびお世話になってるクラーク記念国際高等学校福岡キャンパスの卒業生で福岡の殺陣教室にも参加してくれてました。

やっぱり卒業して普通の暮らしをしてしまうと舞台に立つ機会も減ってしまうし、在学中頑張ってた燈ちゃんが芝居やらないのももったいないよなーという思いもあり自主公演「オクトーバープロジェクト」で声をかけさせてもらいました。

オクトーバープロジェクトという作品はとにかくデタラメだったので、これまできちんとしたお芝居をやってきた彼女には戸惑いがあったかも?

「遠慮せずにもっと馬鹿な芝居をして!」みたいな事ばかり注文してた気がします。

それでもこちらの意図してるところを汲んで芝居してくれるので安心してお任せ出来ましたね。

翌11月には武装が殺陣で参加する「ゆう太のぼうけん」に出演してもらいました。
20221127城島ゆう太B

殺陣キャストなので台詞などはなかったのですが、殺陣=芝居なので、きちんとお芝居が出来る人じゃないと殺陣キャストも難しいんです。

そして12月には、詳細は書けませんがキャラクターショーでの着ぐるみをお願いしました。

これこそこれまでとは全然別ジャンルのお芝居ですよね!

動きはもちろん、根本的なお芝居が人間のそれとは変わってきます。

それでも練習の甲斐あってとても可愛いキャラクターになっていました。

3ヶ月連続で、デタラメな作品、殺陣キャスト、着ぐるみと慣れないお芝居に取り組んでくれた燈ちゃん。

本当にありがとう!


オクトーバープロジェクトで中学生時代の京本武、っつーか中学生時代の僕を演じてくれた廣渡舞羽くん(右)。
20221002オクトーバープロジェクト武と武

クラーク記念国際高等学校福岡キャンパスの在学生なので燈ちゃんの後輩になりますね。

クラークの瀧本先生に「お芝居が出来て中学生男子を演じられる方っていませんかねー?」と相談したところ紹介していただいたのが舞羽くんです。

いやー、ホントにしっかりしてた!

オクトーバープロジェクトのキャストの中で一番しっかりしてたかも!?

大人になって現場に慣れてくるとダラッとしちゃうところもあるんですけど、舞羽くんがきちんとしてくれるから大人も背筋が伸びました。

僕が役に求めていた「若さの持つキラキラ感」が溢れるぐらいに出ていて、そのおかげで物語が成立したと言っても過言ではありません。

「クラークの生徒さんで関わるのは燈ちゃんが最後かなー」と思っていたけど、舞羽くんと一緒にお芝居出来て良かった!

卒業してこれからどう進んでいくのかは分からないけど、オクトーバーのキャストみんな応援してるよ!

ありがとう!!

2022-12-21(Wed)

パッション


明日は福岡で練習!
20221215

年内の福岡は明日がラスト。

何しようかな〜♪

久留米教室は来週27日(火)まで開催しますよ〜。


演劇の事は全然知らないので、

学生演劇

というジャンルに関してもさっぱり分かってないんですけど、

これ勝手な想像と妄想ね。

学生の時ってしっかりしたプロ意識を持つのが難しいと思うし、若さゆえの色々な事があると思います。

プロだったらあり得ないような色々な事が。

例えばクラスメイトとギクシャクしちゃってそれがお芝居に出てしまったり、

恋愛のアレコレで稽古が上手く行かなくなったり周りが気を使ったりイライラしたり、

とにかく、本来の作品作りとは関係ない所に情熱を注がざるを得ない状況ってのがあるんじゃないかなー、と。

…想像と妄想よ!

ただこれは勝手な想像で学生演劇をディスりたいワケじゃなくて。

そういう青春のモヤモヤを抱えて、色々な歪みを生じさせながら作り上げた舞台というのは学生ならではというか、

そのパッションまで含めて学生演劇の素晴らしさじゃないのかなぁ、なんて思ったんです。

想像と妄想で。

まるでプロみたいなクォリティーの作品を見せられても、学生演劇としては物足りなく感じちゃうんじゃないかなぁって。

もちろん当人達が「自分達は学生だからそれでいいんだ!」とは思ってほしくないですよ。

まるでプロみたいなクォリティーを求めて頑張ってほしい。

求めて頑張っても辿り着けないだろうけど、そこでもがいてるパッションも観てる人には伝わりますからね。

当事者である学生さん達はその時点では悩んだりイライラしたりするかもしれませんけど、数年経って振り返ったら「それもアリだったな」って思えるかもしれませんよ。

それが青春。

それがパッションってやつです。


大人になってそんな事してる奴、プロになってそんな事してる奴がいたらガッカリしちゃいますけどね。

※全部想像と妄想です

2022-12-20(Tue)

尊敬する方々と


本日12月20日(火)は久留米での殺陣教室。
20221213

参加希望の方はご連絡ください♪

場所は福岡県久留米市野中町、時間は18時〜21時。

未経験者大歓迎です。

とか言いながら、開始までもう時間がないんですけどね(笑)


昨日は11月の舞台の打ち上げ的な食事会でした。
20221219
お世話になった方々と。


11月だけじゃなく、10月も12月もたくさんの方のお世話になって、感謝とお詫びの言葉をどれだけ述べても追いつきません。

力を貸してくださった皆さん、本当に気持ちの良い尊敬出来る方ばかりで、お話をしても楽しく刺激を受ける事ばかり。

そういう方々と一緒に舞台やショーが出来た事は素敵な財産です。

また何かでご一緒したいなぁ〜、また何かをお願いしたいなぁ〜、と思いながら

もう迷惑かけたくないなぁ〜という思いもあって、

葛藤を感じますね。

2022-12-17(Sat)

宮崎に来ています


日南の夜。

僕にとっては今年最後のステージかな。

今年はいっぱい舞台に立たせていただいた。

3月と11月は城島で。
20220320城島集合写真

20221127城島ゆう太A

6月は太宰府で。
20220619夫婦杖A

10月の自主公演を含めたら1年に4回の舞台。
20221002オクトーバープロジェクト集合A

普段役者をやってるわけでもない僕には身に余る光栄です。

そして今回は本業とも言えるステージ。

明日は本番。

楽しんで頑張ります!
20221217日南A

2022-12-17(Sat)

自分の事は棚に上げ


基本が大事、とか言いながら、

先輩から「お前は基本が間違ってるな!正しくはこうだ!」と指摘されても

「そんなどこの誰が考えたかも分からねぇ、どれだけ効果があるかも分からねぇ基本なんて知った事かよ」

とシカトこいてたのは若い頃の俺です。

みんなはマネしちゃ駄目よ。

頭ごなしに「これはこうだ!」って言われると反発しちゃう性格なんで、「これはこういう理由があるからこうだ!そうするとこういう時に使える!」みたいな言われ方をしてたら納得したかもなぁとは思いますが。


天気悪いけど久しぶりにイベントのお仕事。

これから博多へ。
20221217JR久留米駅

そして日南へ。

2022-12-16(Fri)

当たり前だけど、基本が基本


昨日の練習で痛感したのは、

ものすご〜く当たり前の事なんですけど

基本の大切さ。

基本通りの動きが出来てるか否か。

重要なんです当たり前だけど。


その大切さを意識せずに練習してきた人は、自分の癖=間違った動きが身に付いてしまってる。

そうなると修正は大変です。

修正出来てもしばらくは

「気を付ければちゃんと出来る」
「気を抜くと間違った動きが出ちゃう」

って事になると思うんです。

「無意識だと間違った動きが出ちゃう」

というのは本来目指すべき

「無意識でも正しい動きが出来るように」

とは真逆の状態ですよね。

マイナスからのスタートになるので、ゼロスタートの人よりもある意味大変かも。

間違ったままの練習を続けているとそういう事になってしまいます。

だから基本は特に集中して練習しておかなきゃいけないんですね。

のちのち苦労するから!


基本が出来ていないと、まず形がカッコ悪くなります。

形が悪いと間合いがおかしくなります。

タイミングがズレます。

身体のコントロールが出来ないので流れが悪くなります。

それで無理矢理に動くので余計に疲れます。


今回は形を整える練習だけじゃなく上手くタイミングを取って動く練習もしましたが、

やはりすべては

「基本通りに動ける」

が大前提なのだなぁと思いました。
20221215

2022-12-14(Wed)

考えも変化する


福岡での殺陣教室はやめちゃったけど、明日15日は福岡での練習!

月に1回か2回、自分自身の練習はやっておきたいと思ってます。

ただでさえ身体動かんのに、練習回数減ったら本当に鈍ってしまう!

ちなみに来週22日も練習予定です。

参加者を募る事はしませんが、殺陣教室と同じ条件で参加可です。

興味がある方は下記方法でお問い合わせください。

こちらのブログへのコメント、Twitter・Instagram・Facebook等へのDM、メール(busow@softbank.ne.jp)、電話(090-9479-0922)
※電話は出られない事があります


若い頃、

といっても30歳ぐらいまでですが、

僕は手数が多くスピードのある立ち回りをやりたがってました。

周りもそんな感じだったと思います。

速く、かつ手数を多くすると細かい動きになりがちなので、大きなステージにそぐわなかったりします。

実際大きなステージでのショーで舞台監督さんに

「客席から見たら何やってるか分かりにくい!スピード落としていいからもっと分かりやすくやって!」

と言われました。

が、当時の我々は

「俺達が見せたいアクションは、何やってるか分からないぐらい速くて手数が多いアクションったい!」

なんて言って舞監さんの意見を無視したりして。

いや、今の自分なら舞監さんの言う通りにしますよ。

そっちの方が絶対にいいと思いますし。

でも当時は自分達の考えが正義だったんですねぇ…

恥ずかしいけど、それも若さなんですねぇ…


年齢や経験と共に自分の中の正義も変わっていきます。

若い方はそういう変化も楽しむといいと思いますよ♪

▼調子に乗ってた頃
2001年調子に乗ってた頃

2022-12-13(Tue)

とめはね


先週は諸事情でお休みさせてもらった久留米教室。

本日は開催。

20221129

アトラクションチーム武装の殺陣教室。

本日12月13日(火)は久留米での開催です。

18時から21時。

未経験者歓迎、参加者募集中です。

要予約なので事前に連絡くださいね。

来館の際には検温とマスク着用をお願いします。

37.5℃以上の熱がある方や体調が良くない方、マスクをしていない方は入館出来ませんのでお気をつけください。

お問い合わせはこのブログへのコメントや、Twitter、Instagram、FacebookへのDMなど。

メールはbusow@softbank.ne.jp、電話は090-9479-0922となってます。
※お電話には出られない事があります


前述の通り先週は久留米教室をお休みさせていただいたワケですが、

殺陣教室を始めて11年10ヶ月、久留米教室を始めてからは10年5ヶ月ぐらい経って、

自分の都合で休みにさせてもらったのは初めてです。

これまではどんなに体調が悪くても当日までに回復したり、怪我の痛みを我慢したりしながらやってきたんですが、

ホント、情けないですね。


我々が普段文字を書く時、漢字の「はね」とか「とめ」とか意識しなかったりしますよね。

そこまで気を付けなくても文字になるし読めるし伝わるし。

僕が殺陣やアクションを教えていて思うのは、殺陣・アクションの技術の中にはこの「はね」や「とめ」みたいな、スルーしてしまいそうなポイントが色々あるなぁって事です。

そしてそのポイントは、ものすごく大切で重要なポイントだなって事です。

たとえば「腕をどこまで上げるかの角度」とか「どちらの足に体重を乗せるか」とか「どのタイミングでどこを見るか」とか「爪先をどちらに向けるか」とか、

不慣れな方が、なんとな〜くテキトーにやってしまいがちな、「別にそこまで気にしなくていいっしょ」と思ってしまいがちな、

そういう所がめちゃめちゃ大切で、そこをテキトーにしたら全然上手くならなかったりするんですよ。

なので練習中にもけっこう指摘したりするんてすが、気にしない人はいつまでも改善されない。

そしてそういう人はいつまでも上手くならない。


まぁ、そういう人は「自分出来てる」って勘違いしてる事があるので改善の必要性を感じてないのかもしれませんが。

これ、何回か書いてきましたが、

例えば高い所を見て「あ、このぐらいの高さなら飛び降りれそう」って思って登ってみて、実際にそこから地面を見たら意外に高くて「高い!やっぱ無理!」って諦めたなんて経験ありませんか?

下からみたらそんな高く感じないけど、上からみたら地面までけっこう距離がある。

これ、技術的なギャップも同じだと思うんです。

下手な人が上手い人を見てもあまり距離を感じない。

あぁ、そんなにレベルの差はないなって思っちゃう。

でも上手い人が下手な人を見たら、あぁ、まだかなり下にいるなって思っちゃう。

下手な人は自分も出来てるつもりになっちゃって勘違いするからいつまでも上手くならなくて上手い人との差は開く一方。

これは本当によく見るしよく感じます。

※もちろん僕自身もたびたび反省してます

「自分はまだまだ出来てない」と思えば細かい所まで気を付けて練習したくなるので「はね」や「とめ」も意識出来るはず。

慢心せず、勘違いせず精進したいですね。


本当にいつまでも上手くならない人は、「はね」「とめ」どころか、基本の線すら書いてない事があります。

何回「大」を教えても「ナ」しか書かない人とか。

線が足りないよ、ここにもう一本ないと大にならないよ、ってどれだけ言っても「ナ」。

つい忘れちゃうんですよ、ここで止めちゃう癖があるんですよね、なんて言われても。

忘れないようにする為の練習。

良くない癖を修正する為の練習です。

2022-12-11(Sun)

段取りは、分かっていても知らない顔で


例えば

「刀で斬りかかるがよけられる」

とか

「殴りかかるが受け止められる」

とか

「掴みかかろうとしたところを蹴られる」

とか

立ち回りでそういう手があった時に、

不慣れな方は

「よけられる為に斬りかかる」

「受け止められる為にパンチを出す」

「蹴られるのを待つ」

になったりする事があるんです。

それは、よけられる事が、受け止められる事が、蹴られる事が前もって分かっているから。

そうなってしまうとこれはお芝居ではなく、単なる「段取り」になってしまいます。

最初から「これはよけられるから」と考えながら斬りかかったり、「これは受け止められるから」と考えながら殴りかかったり、「掴みかかろうとして蹴られるんだよね〜」と考えながら向かっていったり、

そんなやられる気まんまんの奴が戦っててリアリティとか迫力とか出らんやろーと思います。

そんなんじゃ観てる人が「おぉ〜っ!」って感動せんやろう、って。

斬りかかる時は、よけられた瞬間まで「斬って倒す!」って気持ちじゃないと駄目なんです。

よけられた時にはじめて「よけやがった!?」って思うんです。

殴りかかる時は受けられた瞬間まで「殴って倒す!」って気持ちなんです。
受け止められてはじめて「受けられた!?」って驚くんです。

掴みかかる時は蹴られた瞬間まで「捕まえて動きを封じてやる!」で、蹴られた瞬間に不意にダメージを受けるんです。

立ち回りは段取りを決めてやるものですけど、ただ段取り通りに動けばいいってものではなくて

「段取りを決めて、段取りが段取りに見えないように演じる」

のが立ち回りなんです。


その為にはまず基本動作をしっかり身に付ける事。

役としての感情を考えながらお芝居する事。

それが大切かなぁと僕は思います。
20221210KCE
2022-12-08(Thu)

本気の声


木曜日!

これまでなら福岡での殺陣教室を開催していた曜日ですが、

福岡教室は先月で終了してしまったので、今週も告知する事がないのです。

福岡教室はやめちゃいましたが月に1、2回は個人的にも練習をしたいなと思っていて、

そちらにはこれまで通りの形式で参加希望者を受け入れようかなぁと考えています。

練習メニューや指導のやり方については色々変わるかもしれませんよ!教室ではないので!

でも「参加者が少ない、増えない中で、どういう形で開催するのがベストか」を模索していきたいと思ってます。

以前のように平均して10人とか多い時で20人とか来てた時と同じでは破綻して当然ですからね。


殺陣教室やアクションレッスンで、刀の振り方やパンチやキックを教えるのは決して難しくないんですけど、

声や表情っていうのは教えるのが本当に難しいです。

人を本気で殴る時に出る声、その時の表情。

誰かに殴りかかる時の声と表情。

殴られた時に漏れる声、表情。

憎い相手を刃物で斬る時・刺す時の声と表情。

斬られた時・刺された時の声と表情。

戦いのお芝居の中で出す声のパターンには限りがありません。

演じる人物によって、その人物が置かれた状況によって、攻撃の種類やその強さによって出す声も表情も変わってくるからです。

もちろん最初はテンプレ的なお芝居を教えます。

こーゆー時にはこーしたらリアルに見えるよー、みたいな。

でもこれも、「教える」というよりは「手本を見せる」になってしまう事が多いんですよね。

声や表情に関しての練習は指導者にお手本を見せてもらったり、ドラマや映画、演劇などをお手本にしたりという方法があります。

ただ、どちらも「お手本を見る」だけじゃなくて「完コピする事」が必須です。

完コピしないのならどれだけお手本を見ても無駄です。

たまに「刀を思いっきりお腹に刺されてるんだからさ、絶叫みた悲鳴をあげてよ」なんて指示した時にお手本を求められて「ぐわああぁぁ〜っっ!!」なんて本気で演じてみせるんですけど、

お手本見せてくれって言った奴は

(えっ…こんな声出すんだ…ヤバ…マジ無理…笑)

みたいな半笑いで終わっちゃって、

結局刺されてもか細い声で「わっ」ぐらいしか言わずに倒れたりして、

「何の為のお手本よ」
「君にとっての芝居って何よ」

って愕然としちゃったりね。


最初のうちは恥ずかしさが勝っちゃうから仕方ないだろうけど、いつまで経っても本気の声と本気の表情を出さない奴は、本気で芝居をやる意思がないと判断しますよ。
そーゆー人は口が裂けてもプロを目指してるなんて言わないようにしてくださいね。

※本気でやらない事が必ずしも悪い事とは思いません。
プロを目指してない方、趣味の範囲で楽しく学びたいだけの方もいますからね。
2022-12-05(Mon)

観劇の感想


明日の久留米教室は諸事情によりお休みとさせていただきます!

参加を考えてくださってた方、申し訳ありません!


観劇の感想って難しいなぁと思います。

本当なら「面白かった!」とか「笑えた!」とか「泣けた」とか「考えさせられた」とか「満足した!」とか「ひとつも面白くなかった」とか、それでいいはずなんですけど、

でもやっぱり関係者に聞かれたらそれなりの感想を言わなきゃな、とか考えちゃって、「あのシーンのあのセリフが」とか「あの役者さんのあのお芝居が」とか「あそこでのあの音楽が」とか言おうとしちゃったりして、

でもそれは本当に良い感想なのか?とか考えちゃうんです。

「あぁこの役者さんのこのお芝居!」

とか

「この音楽!」

とか観客が考えちゃった時点で実は失敗しちゃってるんじゃないの?って考えちゃう自分がいるんですよね。

全然物語に入り込めてないじゃん、って。

終わってから「良かった〜、面白かった〜」を経て、それは何故だろうを改めて考えた時に芝居や演出まで思い至るのは良いと思うんですけどね。

最初から技術的な感想が出るようだったら作品としてどうなんだろう?ってのが個人的な考えなんですよ。

舞台に関わってる人が勉強も兼ねて観ている場合はその限りじゃないでしょうけど。

以前観た舞台のアンケート用紙に「照明はどうでしたか?」みたいのがあったんですが、観劇中に照明の良し悪しが気になってる観客がいたらダメだろって思いました。

一般の観客には照明の良し悪しなんて分からんし。

そのアンケート用紙を見た時、あぁ、この舞台は関係者に評価されたい作品なんだなと思って冷めちゃったんですよね。


僕は芝居とか舞台とか何も分からないけど、芝居とか演出とかテクニカルな事とかは物語よりも前に出ない方がいいよな、って思ってます。

素人考えです。

観る側も観る側で、観客の目線と勉強の目線をきっちり分けられないと失敗するんじゃないかなぁ?って思ってて。

以前ヒーローショーを観に行った時に、前の席で観てたショー関係者数人が

「すごい!足刀が高い!」

って声を上げてたんです。
(※足刀=キックの一種)

子供達の中でそんな声を上げた事自体が関係者として失格だと思いますけど、見ているポイント、評価のポイントがそこだと、自分がやる時にもそれを重視してしまう気がするんですよ。

関係者が「おおっ!?」って言ってくれるような技を見せようとしてしまうんじゃないか、と。

素晴らしい技術を身につけているに越した事はないんですが、それは決して本質ではない、目的ではない。


そこを間違えないように、僕はキャラクターショーなら子供の目線、演劇なら素人の目線を忘れないように気をつけています。



2022-12-02(Fri)

今さらジロー


ホント今さらなんですけど、

「練習に集中しろ!」
「集中して練習しろ!」

なんて言われた時、大人ならどうするべきか分かるだろうけど小さい子には伝わらない場合もあるだろうな、と思い至りました。

小学生ぐらいだとまだ「練習に集中する」という具体的なイメージが湧かないだろうから、まずはその説明をするべきだった、と。


これまで僕は何回も「集中しろよ!」と子供達を叱ってきました。

なんで何回言っても分かってくれないんだ、とイライラしたりもしました。

でもきっと、子供達は子供達なりに集中してたんじゃないかと。

彼らの考える「集中して練習」と大人が考える「集中して練習」にイメージの齟齬があったんじゃないかと。

殺陣教室を始めて10数年、これまでたくさんの小学生に指導してきたのに、そういう大切な事に気付けなかった情けなさ。

なので今さらですが、小学生のひとりとそんな話をしてみました。

「例えばさ、素振りやるじゃん。
真っ向50回、袈裟50回、逆袈裟50回、抜き胴50回とかさ。
で、きっとお前らは、集中して真っ向やって、終わったらダラけて、集中して袈裟やって終わったらダラけて、集中して逆袈裟やってダラけて、だったと思うんだ。
ひとつひとつの練習には集中してるけどその合間にダラけたり遊んだり余計な事をしちゃう。
大人はさ、今から休憩って言われるまではダラけんし遊ばんのよ。
休憩時間以外は練習する。休憩時間以外は余計な事をしない。
それが大人の考える『練習に集中する』って事。
今まで説明しなくてごめんな。
小学生のお前には難しいかもしれないけど、そんな風に練習出来たらいいなと思うよ」

すごく真剣に聞いてくれました。

もう今日で福岡教室も最後やなって言ってたから余計に真剣に聞いてくれたのかもしれません。

この話をもっと前にしておけば、

こういう事にもっと早く気付いていれば、

福岡教室最後なんて言わなくて良かったかもしれません。

ホント自分の未熟さったら。

でも、今さらだったとしても、まだこうやって気付かせてもらえる事があるってありがたい。
20221124


※今さらジロー…1984年に発売された小柳ルミ子の曲。
プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード