30年以上前の作品なんだけど、
「ヒーロー志願」ってマンガがあって、
主人公がスタントマン(スーツアクター)を目指す話なんですが、
当時の僕は「ヒーロー」とか「アクション」とか「スタントマン」とかいうワードに無条件に食いついてたので当然買ってました。
まぁ話自体は「おもしれぇ!」って事もないんですけど
(個人の感想です)。
でも、改めて読むと唸らされるシーンもあったりして。
スタントチームに入った主人公、すぐに活躍出来るかと思いきや来る日も来る日も前転などの基本練習をやらされて業を煮やします。
「なんでこんな事ばっかりやらなきゃいけないんだよ!俺はこんな事だって出来るんだ!」
バク宙を決める主人公。
先輩のイケメンベテランスタントマン(性格悪い)はその着地の足を払って転倒させます。
「なにすんだよ!」と激怒する主人公に先輩は
「失敗して命を落とすのに1秒もかからない」
「俺達スタントマンは監督に命を預けてギャラをもらうんだ。金をもらう以上無茶をしなきゃいけない事もある。消耗品になりたくなけりゃ自分の命の守り方ぐらい何ヶ月かけても覚えとけ」
と言うのです(台詞は全部うろ覚えです)。
僕はスタントやらないからアレですけど、
消耗品になりたくなけりゃ何ヶ月かけても技術を身につけておけって事ですよね。
改めて心にとどめておきたいと思います。
さて、福岡よしもと、じぎょう浜一座10月公演
「博多を愛する戦士」
本日31日(土)千秋楽です!

今回アクションシーンの指導で少々参加させていただきました。
※最終日なのでネタバレします。
主人公のヒロイン3人(別府あゆみさん、ツジカオルコさん、服部さやかさん)と悪役(カイキンショウ・ショウきんさん、マンダリン・男気サトシさん)の立ち回りを中心に短時間での練習だったのですが、皆さん集中して取り組んでくださって見事にものにされてました。
やはり人前で表現される事に慣れてらっしゃるし、人前に立つ事の責任感を知ってらっしゃるんだなぁ、と、
ご本人達にとっては当たり前でしょうけど感激しました。
稽古の最後に、
「立ち回りが演出に見えない、なんならアドリブに見えるのが一番いいと思うのでそれを目指してください」
って話をしたんですが、
お芝居とキャラクターと融合した素敵な立ち回りになっていました。
もちろんお芝居も楽しいので当日でも行ける方は是非♪
福岡PayPayドームの隣にありますBOSS E·ZO FUKUOKAの7階、
よしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場にて
11:00~と14:00~の2回です。

座長の松下笑一さんと20年ぶりにご一緒出来てすごく嬉しかったです♪
そしてミーハーですけど、マジピンク・別府あゆみさんと立ち回り出来たのも嬉しかったですね!
(当時マジレンジャーショーもやってたので)