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2018-05-30(Wed)

「1を聞いて10を知る」って言葉がありますが、

これはすごく優れた事の例えであって理解力に関するベーシックな考えではありません。

現実には、1を知ってもらう為に10の言葉、100の言葉を費やす事がほとんどで、そっちの方が普通です。

1を知る為にどれだけの言葉を必要とするか、

これは100の人もいれば50の人も20の人もいます。

5とか3ぐらいの人もいるでしょう。

それは各々の個性であって優劣ではない、と僕は思います。

ただ、状況的に

「今のこの人に100使うぐらいなら、あの人に50を2回使った方がいいな…」

なんて事があるのも現実でして。

「この人には100必要だけど、それを費やす価値がある!」

って思ってもらえるかどうかが大切だと思うんです。

「言ってもらえるうちが花」

ってそういう事なんでしょうね。



殺陣教室・参加者募集中!

明日5月31日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20180524

福岡市南区大橋にて19時~22時30分、

未経験者大歓迎!参加者募集中!

参加希望、お問い合わせは

busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武

までお気軽にご連絡下さい♪
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2018-05-30(Wed)

上手くなった人

殺陣教室をやっていて一番に願う事は

「生徒さんを上達させてあげたい!」

って事です。

あくまで僕を基準にしたレベルの範囲で、という事になりますが、その中でも胸を張って「良し!」と言ってあげられるぐらい生徒さんには上手くなってほしい、上手くしてあげたいと思うのです。

今のところ胸を張って「良し!」と言える生徒さんはいません。

7年もやっていていないのだからそれは指導者である僕の力不足でしょう。

かなり惜しい人は何人かいるんです。

例えば芸能を志していて東京に行ってしまう方なんてのは上京直前の伸び率がすごかったりします。

福岡を離れる事が決まってからの取り組み方が目に見えて違うんです。

ラスト1~2ヶ月での成長が著しいんです。

でもそこはやはり1~2ヶ月。そんな短期間では完成に至る事は出来ません。

もっと、もっと早く真剣に取り組んでいてくれたら…!!

本当に口惜しいです。


「このままいけばいずれは上手くなるハズ…!」のままで終わっちゃう人もけっこういます。

ある程度出来るようになった所で満足しちゃうんでしょうね。

「自分は出来る」「自分は上手い」なんて勘違いしちゃったらもう成長はないですからね。

これに関しては口惜しいよりも「あらら~」って気持ちになってしまいます。

「素人に毛が生えた程度のレベルで調子乗っちゃったのね~、残念、さよなら~」と思いながら見送る事にしてます。

「やる気あります!」「上手くなりたいです!」「頑張ります!」なんて言葉はもう信用していません。

何も言わなくていいからやる気を見せて頑張ってくれたらそれでいいです。

なんて色々言ってますが、

基本的にはただの習い事でしかないので頑張るか頑張らないかは生徒さんの自主性に任せるしかありません。

上手くなりたい人は頑張って!そうでない人はマイペースに楽しんで!

僕はそれに見合った指導で応えるから!

そう思っています。


殺陣教室・参加者募集中!

明日5月31日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20180524

福岡市南区大橋にて19時~22時30分、

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2018-05-28(Mon)

Giant Step

殺陣教室に参加して下さってる方のほとんどは、

まったく未知の世界に意を決して飛び込んできて下さった方々です。

どんな練習をするのかも分からない、

どのぐらいキツいのかも分からない、

どのぐらい厳しいのかも分からない、

自分の体力、運動能力でやっていけるのかも分からない、

「趣味としてやりたいだぁ?そんな甘っちょろい考えの奴は帰れ!」なんて怒鳴られたらどうしよう、

そんな不安をたくさん抱えつつ、それでも連絡をくれて、そして足を運んでくれた勇敢な方々です。

実際来てみたらあまりのユルさに驚いたと思いますが…(武装の殺陣教室はかなりユルいです)

実際に参加する時もそうだとは思いますが、おそらく問い合わせの連絡をする時が一番勇気を必要とするんじゃないでしょうか。

その気持ち、すごく分かります。

僕もキャラクターショーを始める時、面接希望の電話をするのに3日ほど悩んだからです→詳しくはコチラ


でも、最終的に背中を押してくれたのは

「この1歩を踏み出さなかったら死ぬ時に後悔する!」

という気持ちでした。

面接に行って練習に参加して「オマエ使えねぇなぁ!帰れ!」って言われたんだったらあきらめもつきます。

でも何も行動しないままでは後々「あの時電話しておけばもしかしたら…」と思い続ける事になります。

可能性を残したままあきらめてしまったら後悔はすごく大きくなると思ったんです。

バイトもした事ない、運動も出来ない、アクションなんて出来そうもない、人付き合いなんて怖くて出来ない…

そんな僕ですがその時に勇気を振り絞ったおかげで今があります。

どんな長い道のりも最初の1歩がないと始まりません。

死ぬ間際に後悔しそうな事には飛び込んでみた方がいいんじゃないでしょうか。

~ここから少し上のレベルの話~

1歩を踏み出しただけで何かをやり遂げたような勘違いをする人も多いです。

何かを始めたばかりなのに、どこかに所属しただけなのに、ちょっと活動しただけなのに、

まるでベテランのように全てを分かったような言動をする人。

まぁ勇気を出して1歩を踏み出したんだから安堵と期待でテンション上がるのは分かるけど、

まだ何も成してないからな!!

調子に乗るなよ!!

(↑昔の自分に言ってやりたい)


未経験者大歓迎、参加者募集中!

明日5月29日(火)は久留米での殺陣教室です。
20180522

…顔が死んでますね…どんな練習をしたんでしょうか…

アトラクションチーム武装 殺陣教室

福岡県久留米市にて18時~21時、

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2018-05-24(Thu)

敵と味方

「なんで敵を作るような発言をするんですか」

ってたまに訊かれるんですが、

敵を作る発言をしてるわけじゃないんです。

敵と味方を分ける発言をしてるんです。

敵と味方って言うと良くないですね。

自分が付き合っていくべき人とそうでない人、ですね。
敵と味方

プライベートでも仕事でも「ここから先は譲れない!」ってラインがあります。

敵を作る発言をしているワケではなくて、そのラインを明確にする発言をしているだけなんです。

すると意見が合わない方にはケンカを売ってると受け取られてしまいます。

そんなつもりはないけれど、それならそれでいいかなぁと。

意見が合わない同士が表面上仲良く付き合う努力をしてもお互い時間や労力の無駄だと思うし。

「こいつの言ってる事むかつくな」と思って最初から距離を取ってもらえたら非常に楽だなぁと。

ただひとつ言っておきたいのは、「譲れる譲れない」と「好き嫌い」は全然関係ないです。

好きな相手でも譲れない(許せない)事はあります。

逆に嫌いな相手でも同じ意見で共に歩んでいく事が出来たりします。

僕は思考のベースがプライベートよりも仕事優先の人間なので、「好き嫌い」という感情よりも「プロとして信頼出来るか否か」を重視しています。


殺陣教室・参加者募集中!

本日5月24日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20180517


福岡市南区大橋にて19時~22時30分、

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2018-05-22(Tue)

楽しい仕事

若い頃、よく父親から言われていた。

「仕事とは嫌いな事をするものだ」
「嫌いな事をするのが仕事だ」
「好きな事をするのは仕事じゃない」

父親は仕事が嫌いな人間だった。
思い返したら昔からろくに働いていなかった。
働くのが嫌でしょうがなかったんだろう。
「本当はこんな仕事はしたくない」
「好きな趣味に没頭して生きていけるならそうしたかった」
そう言われた事がある。

「仕事とは嫌いな事をするものだ」
「嫌いな事をするのが仕事だ」
「好きな事をするのは仕事じゃない」

この言葉は呪詛だ。
自分の苦しさを子供達にも背負わせて自分の生き方を正当化しようとした呪いの言葉だ。
兄はよく言っていた。
「仕事なんて嫌いだ」
「好きな事を仕事にしたらいい、なんて言われるけど好きな仕事なんてない。仕事が嫌いなんだから」
弟は言っていた。
「仕事なんて嫌いだ」
「好きな事を仕事にしたらいい、なんて言われるけど、仕事にしたら好きな事じゃなくなってしまう」

嫌々働いている親を見て育ったら、渋々仕事をしている親を見て育ったら、仕事の愚痴ばかり言っている大人を見て育ったら、
子供は働く事への希望や楽しみなんて持てないだろう。

僕は父親の言葉を全く受け入れる事が出来なかった。
世の中、嫌々働いてる人間ばかりじゃないと思っていたからだ。
プライドを持って、苦しみながらも楽しんで仕事をしている大人達がいる事を(情報として)知っていたからだ。

なので僕は好きな仕事をしていこうと決めた。
認められなくても一人前の生活が出来なくても楽しんで働いていこうと決めた。
そうして今の自分がある。
当初の予定通り(?)認められもせず、一人前の生活も出来ず、人様に迷惑をかけながら働いている。
当然色々と苦しい事や悔しい事もある。
夜中に絶叫したくなるぐらい悩んで追い詰められる時もある。
でもストレスはない。楽しんでいる。

父親に「好きな事だって仕事に出来るはずだ」と反論した時に言われた言葉。

「楽して食っていけるハズがない」

父親にとっては「楽しい仕事=楽な仕事」だったのだろう。
どうりで働かなかったわけだ。

でも、これは極端だとしても同じような考えの人は多いんじゃないだろうか。

好きな事を仕事にする=好きな事だけやればいい=嫌な事はやらなくてもいい

みたいな。

そんな馬鹿な。

役者や声優なら大変なレッスンもあるだろう。
漫画家なら何日も睡眠不足で原稿と向き合う事もあるだろう。
頑張った結果を観客や視聴者や読者や演出家に完全否定される事もあるだろう。

好きな事っていうのは嫌な事やツラい事を内包している。
それを理解しなければ何をやっても挫折する。
間違いない。

「学校に行きたくない~」「仕事に行きたくない~」という声をよく聞く。
何の為にその学校に行き始めたのか、何の為にその仕事を始めたのかを考えたら本来出るはずがない言葉だと思う。
何かの目的があって行き始めた学校や仕事なら喜んで行くべきだし、何の目的もないならやめてしまえばいい。
理由があってやめないのなら、その理由を優先してる時点で「行きたくない~」なんて言う権利はないのだ。
それでも「行きたくない~」と思うんだったら目的なんて捨ててしまえ。※義務教育は除く

綺麗事だと思われるだろうけど、仕事の楽しさって結局は人に喜んでもらう事じゃないだろうか。
自分が好きなジャンルで、自分が楽しめる職種で結果を出して人に喜んでもらう。
こんなに幸せな事はない。

僕は自分が関わっている仕事でそれを噛み締めている。


未経験者大歓迎、参加者募集中!

本日5月22日(火)は久留米での殺陣教室です。
20180515


アトラクションチーム武装 殺陣教室

福岡県久留米市にて18時~21時、

参加希望、お問い合わせは
busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武
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2018-05-18(Fri)

上手くなりたい

「上手くなりたいんです!」
「頑張ります!」

これ、よく言われるんです。

で、それを信じて「こっちも頑張って教えるぞ!」なんて意気込むんだけど、

そーゆー人はえてして頑張らない(ってパターンが多い)。

頑張らない事に理由をつけるのは簡単で、

「練習したけど時間が…」
「練習したいけど体調が…」
「練習するつもりだったけど予定が…」

なんとでも言える。

やらない事を優先するんなら上手くなるのは無理なのであきらめた方がいい。

上手くなる人ってのは時間がなくても体調が悪くても予定が立て込んでても練習したり勉強したりするんですよ。

さて、あなたはどちらを優先するタイプかな?
2018-05-17(Thu)

小説・さやか見参!(281)

爆風が木々を揺らした。
落ち葉がばちばちと爆ぜながら舞った。
ほんの一瞬の出来事ではあったがその大きな大きな炎は操られた人々の意識を奪った。
血飛沫鬼と血塗呂も、ほんのわずか、かすかにではあったが隙を見せた。
だがそれでも、さやかと心太郎が危機を脱するには充分だった。
炎から現れた甲冑の男二人はさやかに得意気に顔を向ける。

「山吹さやか!久しぶりだぜぇ!」

勢いだけのがさつな喋り方。
炎一族の次兄、炎丸だ。

「山吹さやか、ずいぶん楽しそうに遊んでるじゃないですか」

慇懃だがイラつく喋り方。
炎一族長兄、紅蓮丸だ。

さやかが少しだけ嬉しそうな顔をした。

「あんた達!炎の馬鹿兄弟!!」

その言葉を聞いて紅蓮丸と炎丸がずっこける。
こういう所が芝居がかっているからシリアスが似合わないのだ。

「ちょっとあんた!せっかく助けてやったのにそれは酷いんじゃないの!?」

紅蓮丸の口調が変わる。興奮した証拠だ。

「相変わらず気持ち悪い奴ね」

軽口を叩いているさやか達の前に血飛沫鬼と血塗呂がゆらりと立った。

「炎一族、何しに来た。山吹を助けに来たか、それとも俺らにやられに来たか」

血飛沫鬼がそう言うと同時に一角の忍び達が周囲でかまえ直した。
だが何故か紅蓮丸は動じなかった。

「あんた達を倒しに来たのよ。イバラキ様の命令でね」
「えっ」

さやかと心太郎が声を上げた。

「二人とも、幻龍組の手下になったっシュか?」
「節操がないというか何というか…イバラキも何でこんな連中を…」
「うるさいわね!あんた達に言っても納得しないでしょうけど、イバラキ様はホントすごい人よ」
「俺達は心からイバラキ様に惚れたんだぜぇ」
「ま、いずれは寝首を掻いてやるんだけどね」

「おもしれぇじゃねぇか」

血飛沫鬼が会話を遮った。
さやか達が身構える。
血飛沫鬼も血塗呂も愉快そうな表情をしていた。
この二人は愉しそうな時が最も危険なのだ。
神経を研ぎ澄まして臨まねば勝ち目はない。

血飛沫鬼が歩を進めながら肩に担いでいた刀を振った。
空気を切り裂く鋭い音が辺りを一瞬で緊張させる。
血塗呂は鉤爪をひらひらと動かしながら迫ってくる。
一角の忍び達も囲みを狭めてくる。

さやかと、心太郎と、そして炎兄弟も戦闘態勢を取った。

「あんた達みたいな馬鹿兄弟と手を組むのはまっぴら御免だけど」
「幻龍組の手下ならなおさらっシュね」
「お互い様よ。そっちはそっちで勝手にやってちょうだい」
「とりあえず俺達幻龍組はこいつらと戦うぜぇ!」

心太郎が炎兄弟の背後に目を向けるといつの間にか幻龍の忍び達が集まっていた。
幻龍は本当に組を挙げて戦うつもりなのだ。

びりびりした緊張感の中で刹那、時が止まった。
炎丸が大きく息を吸った。
そして、

「兄者!いくぜぇ!!」
「炎丸!いくわよ!!」
「心太郎!!」
「はいっシュ!!」

山吹さやかと心太郎、
紅蓮丸と炎丸、
血飛沫鬼と血塗呂、
一角の忍びと幻龍の忍び、

それぞれが一斉に動いた。

静かな森は瞬く間に凄惨な戦場へと姿を変えた。
2018-05-16(Wed)

目的

練習というのは手段であり途中経過。

上達する、完成させるというのが目的であり目的地。

手段にこだわり過ぎて、途中経過に囚われ過ぎて、目的を見失ってる人がたくさんいる。

基本練習の積み重ねの先に完成があるのは間違いないけど、

漠然と基本練習を積み重ねてれば完成するワケじゃない。

目的を、完成を、ゴールをしっかりと見据えて、そこに向かって練習を積み重ねなきゃいけないんです。

勘違いしてる人にこれを上手く伝えてあげたいな。


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明日5月17日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20180510

福岡市南区大橋にて19時~22時30分、

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2018-05-14(Mon)

FIREBALL

前々回のブログに書いた事。

上手くいかなくて当たり前
裏切られても当たり前
一人ぼっちで当たり前

これはいつも自分自身に言い聞かせてる言葉でもある。

仲間がいてくれる事は当たり前じゃない。
味方がいてくれる事は当たり前じゃない。

だからこそ力を貸してくれる人達に本当に感謝出来るんだな。


自分の道を歩くというのは他人と違う道を進むって覚悟を持つ事だと思う。

自分一人の道だから、そこからの景色を見る事が出来るのは自分一人。

近くにいてくれる仲間にも、隣にいてくれる仲間にも同じ景色を見る事は出来ない。

自分の選んだ道を進むというのは本当に孤独だ。

たった一人で道の先を見据え、たった一人でその道を進む孤独。

でもそれは自分が選んだ自分の進む道。

なのでその孤独は幸福なんだ。


…と、チームを作ってからずっと考えている。

誰にもよりかからないでやっていく事は
信用するなとか友情捨てろって事じゃなくて
クジが外れてもネチネチ愚痴らず前に進めるかどうか、だろ

未経験者大歓迎、参加者募集中!

明日5月15日(火)は久留米での殺陣教室です。
20180508

アトラクションチーム武装 殺陣教室

福岡県久留米市にて18時~21時、

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2018-05-09(Wed)

君たちはどう生きるか

前回の「メンタルがナイーブ」って話と同根かもしれない。

「嫌いな人」や「苦手な人」とどう付き合うかについて、だ。

人が集まればそこに「嫌いなタイプ」「苦手なタイプ」が1人や2人はいるもので、それがすっごいストレスになったりする。

学校だって職場だって、芸能のお仕事だって同じ。

そーゆー時メンタルがナイーブな人は、嫌いなものから逃げようとしたり苦手なものを排除しようとしたりする。

まぁ本当にツラかったら逃げるのもアリだとは思うけど、そこが本当に大好きな職場だったら?それが絶対にやめたくない仕事だったら?

たとえば役者さんがね、出演する事になった舞台で苦手な共演者がいたとして、これから3ヶ月一緒に稽古していかなきゃいけないってなった時にどうするかって話ですよ。

逃げる、排除するってのは「あの人とは一緒に出来ません」って出演をやめちゃうか、もしくは「あの人を外して下さい!」って嘆願するかって事。

もし仮にどちらかが上手くいったとして、じゃあ次の舞台にまた別の苦手な人がいたらどうするのか。

また同じ事を繰り返すのか。

毎回毎回「あの人とは出来ません!」って降板しちゃってたら役者は出来ない気がする。
毎回毎回「あの人をやめさせて下さい!」なんて面倒な事を言ってる奴は今後使ってもらえない気がする。

結果的に自分の夢である役者の道を諦めざるをえなくなっちゃうんじゃないか。

それなら、嫌いな人・苦手な人との付き合い方を考えた方が建設的だよね、当たり前だけど。

我慢して付き合う、とかではないよ。そんなんストレス溜まるばっかりだし。

じゃあ我慢せずに言いたい事を言っちゃえばいいのか?というと、それは半分正解。

言いたい事を言えばいいんです。

ただ感情のままに言っちゃ駄目。言葉を選ばず言っちゃ駄目。

「おまえが苦手だ」「おまえが嫌いだ」

そんな事なら子供でも言える。

「あなたが苦手だ」「こーゆー所が苦手だ」「ちょっと気をつけてもらえないか」「そうすれば今よりも上手く付き合えると思うから」


苦手や嫌いの先にある「もっと上手く付き合おう」という気持ちを伝える事が大切なんだと思う。

「そんな事言われても別に上手く付き合いたいと思ってねーし」
「そんな事言われても上手く言葉に出来ねーし」
「そもそも言いたい事が言えないシャイな性格だし」

なんて言ってる人はですね…

幼稚な自分を恥じて反省して下さい。
上記3つなんて全部自分の都合でしかないからね。
その幼児性のせいで人間関係が上手くいってない可能性があるからね。

仲良しだけで集まっていられる社会なんてないんですよ。
学生だって人間関係で悩んでるでしょ。
仕事が絡めばなおさらよ。
逃げる・排除するって選択をするのが難しい事が多くなる。
だから、ストレスを軽減する為にも上手く付き合う方法を考えた方がいいんです。

じゃあ自分で団体なり会社なりを立ち上げて、自分の好きな人だけを集めたらいいのでは?
そう思う人もいるかもしれないけど、
その集まりの中で色んな問題が起きたりするし、
外部との接点があれば苦手な人とも付き合わなきゃいけなくなるし、
結局は人間関係のストレスからは逃れられないんです。
嘘だと思ったら試してみて。

さて、こんな事を長々とほざいてる武装代表ですが、好き嫌いが非常に激しい性格です。
嫌いな人はとことん嫌い。付き合いたくないし付き合わない。

「言ってる事とやってる事が違うじゃねーか!」

と思うかもしれないけど、僕はそれで生じる不利益を全面的に受け入れる覚悟をもって人間関係を断ってます。
僕と同じように考えられる人は嫌いな人を排除してもいいと思います。

ただ僕は、苦手な人に関しては上手く付き合う努力を怠らないようにしています。
嫌いと苦手は根本的に違う。苦手は努力で克服出来る。
苦手なタイプなんてこれからの仕事、これからの人生でたくさん出会うハズだし、今よりもっとレベルの高い「苦手な人」が登場する可能性だってある。
いま頑張っておけば人付き合いスキルが上がって次に出会う人と上手く付き合える気がするからです。
自分の成長の為にも努力していきたいと思ってます。


苦手だ嫌いだって、自分もどこかで同じように言われてるかもしれんからね。
(武装代表はあちこちで言われてると思う。言われている自信がある)


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明日5月10日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20180503

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2018-05-07(Mon)

ナイーヴ

メンタルがナイーブな若者によく会う。

知り合う人のジャンルが限られてるからだと思うが、芸能を目指してる若者にはそのタイプが多いように思う。

とにかくちょっとした段差にすぐつまずいて倒れちゃう、起き上がれなくなっちゃう、起き上がる事を放棄しちゃう。

芸能だけじゃなく、仕事や社会ってそんなもんだぞ。

上手くいかなくて当たり前、
上手くいかない事を怒られて当たり前、
上手く出来てるつもりの事を否定されて当たり前、
裏切られても当たり前、
一人ぼっちで当たり前

それでいちいち「もう嫌だ!」って落ち込んで立ち止まっちゃう人をよく見るんだ。

自分の殻を破れない、積極的に破ろうとしない人にもよく会いますね。

こーゆー演技をやってみて、ってリクエストに

「いや、ちょっと恥ずかしいんで…」

って答える役者志望とか。

役者ムリじゃね?

殻ってのは自然に破れるもんじゃないよ。

いつか自然に良い方向に進むハズ、
いつか自然に上手くなるハズ、

そんな幻想はさっさと捨てて自力で頑張った方がいいと思うよ。

芸能を目指してるほとんどの人は自分の意思でそれを決めたハズ。

自分で決めた道だったらもっと頑張れば?

って思う事、けっこうあるよ。


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明日5月8日(火)は久留米での殺陣教室です。
20180501
(先週は参加者少なかった)


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2018-05-02(Wed)

熱中 ~勝手なたわごと~

最近よく「プロ目線」と「マニア目線」みたいな事を考える。

同じものを見て似たような事を考えて一生懸命に頑張ったとしても、この2つの目線の間には大きな隔たりがあるように感じたからだ。

プロとしてやっていくには絶対に「プロ目線」が必要だと思う。

じゃあ2つの違いは何なのか、と訊かれると実はまだ明確に言葉に出来ていない。

「熱量」と「熱中」なのか、

「熱意」と「熱中」なのか、

分からないけど、マニア目線の正体は「熱中」だという気がする。

好きな事に対する熱の中にいる状態。熱中。

好きな事をやってるから一生懸命になれる、頑張れる。

むろんプロだって好きな事をやっているから頑張れているわけなんだけど、それは結果を出す為の努力だと思う。

熱中というのは何だか、自分が楽しむ為に頑張ってるように思えるんだよな。

そして好きなものが変われば熱中の対象も変わる。

これ僕の勝手なイメージと思い込みね。

まだ全然まとまってないけど、今のところ「客観性と責任感と使命感」、この3点において隔たりがあるのかなぁというのが結論です。

今後も考えていきます。

もしかしたら「違いなんてなかった!!てへっ♪」ってなるかもしれませんが。


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明日5月3日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20180426

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プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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