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2017-12-27(Wed)

最後のキャラクターは、フォード

昨日は今年最後の久留米教室でした。

「本気で殺せ!」なんて物騒な怒声が響く凄惨な練習でした(笑)

昨年はマンツーマンでしたが今年は3人。

1日遅いクリスマスプレゼントを持って年内最後の記念撮影。
20171226


そして今日は今年最後の福岡教室!

いつもと違って水曜日の開催です!

参加者募集中です!

福岡市南区大橋にて19時~22時30分です!
20171221

2018年は
1月4日(木)…福岡
1月9日(火)…久留米
から開始いたします。

参加希望、お問い合わせは

busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武

までお気軽にご連絡下さい♪


「ギルティー!」のキャスト、最後は…

フォード!

優しさゆえに闇落ちした剣士です。

過去フォードの項でも書きましたが、名前の由来は「努力」を意味する英語 effort(エフォート)から。

演じてくれたのは髙橋来人さん。

普段はトリッキーな役が多く、そういうイメージで見られている来人さんですが(おそらく本人もそれを楽しんでる)僕は全然別のイメージを持っています。

僕の中ではストイックで真剣で熱い男なんですよ、髙橋来人は。

「ギルティー!」で初めてシリアスな来人さんを見たって方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

来人さんは久留米の殺陣教室での生徒さん第1号です。

2012年からのお付き合いになります。

おそらくこれまでに来られたどの生徒さんよりも厳しい練習をしてこられました。

そんな来人さんとガチでぶつかりたいと思ってフォードという役を作りました。

クライマックス、全力のお芝居をぶつけられた時は…幸せだったぜぇ…♪

僕は一方的に来人さんを一番弟子だと思っていますが、正直こんな頼りない師匠もいないと思います。

なのでギルティーの物語の中で来人さんは僕を叩きのめし、更に素晴らしい師匠に会って成長します。

ジン先生という最高の師に。

遠からず来人さんが成長したあかつきには悔しいけれど僕では力不足になると思うのです。

そこでもっとレベルが高い人達と知り合って学んでもっと高みに進んでくれたら、という思いも込めました。

僕の個人的な感情も込めつつ、フォードが登場する4幕はとても良い、大好きなストーリーになりました。
20171126ギルティーN

そこらの勘違いした若造が「自分も来人さんみたいなナルシストキャラで…」なんて簡単に言いますが、

恐れ多い!

君らは来人さんの爪先ほども努力しとらんわ!
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2017-12-25(Mon)

シアン

未経験者大歓迎!参加者募集中!

明日12月26日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20171219

福岡県久留米市にて18時~21時。

年内の最終日はそれぞれ
26日(火)…久留米
27日(水)…福岡
となっております。
福岡はイレギュラーの水曜日となってますので間違えないように気をつけて下さいね!!

2018年は
1月4日(木)…福岡
1月9日(火)…久留米
から開始いたします。

参加希望、お問い合わせは

busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武

までお気軽にご連絡下さい♪
2017夏告知



さて、「ギルティー!」に関して…
20171126ギルティーM

観てない人にはさっぱりでしょうけど、この作品は傍若無人だった最低の主人公・ギルが「罪の意識」を知ってそれに苛まれる物語です。

これは完全に僕自身をモデルにしたお話です。

ギルは最強の力を持って生まれてきたが為に思い上がって人々を傷つけていくわけですが、何の力も持ってないくせに思い上がって同じ過ちを犯してきたのが僕です。

僕の両親は人を貶す事はあっても褒める事をしない人達で、そのせいか僕は「褒められたい」「認められたい」という欲求を強く持っていました。

たいした事も出来ないくせに自分アピールがすごかったし、自分を認めてくれない人には敵意を感じるぐらい重症だったと思います。

知り合いが褒められてたら「俺の方がすごいぜ!」と言わずにいられない、みたいな。

自分のこんな性格に気付いたのは30歳前後の頃でした。

キャラクターショーを始めて10年、そこそこのキャリア、そこそこの技術、そこそこのプロ意識、周りは後輩ばかり。

誰を見ても自分が上に思えてしまう。

そりゃそうです。長くやってるんですから。

自分がみんなより長けているのは単に早く生まれて早くショーを始めたというだけの事。

そこに気付かず思い上がって偉そうな先輩になってしまったんです。

当然たくさんの人達から反感を買い、心無いデマを流され、最後は仕事を干されるまでに。

ここではまだ自分を傷付けられた被害者だと思っていました。

2002年の秋、そんな状況の中で僕は県外のイベントに行くよう命じられました。

2週間泊り込みのお仕事です。

会社としては僕を厄介払いしたかったんだと思います。

後から聞いた話だと、そのイベントが終わったら僕はクビになる、という話も出ていたそうです。

「2週間、頭を冷やして考えて来い」

出発前に社員にそう言われました。

僕はプロとして正しい主張をしてきたと思ってるし、噂になってるような悪い事は言ってもないしやってもない。
デマまで流されて、何に対して頭を冷やしたらいいのか。

仕事が終わってビジネスホテルに帰って考えてみても「自分は悪くないのに!」「悪いのは周りのみんななのに!」とイライラしてばかり。

そんな事が数日続いたある日、ふと

「自分が悪いか悪くないかはいったん置いておこう。どうしたら現状を解決出来るか考えよう」

と思ったんです。

「自分が言った事は間違ってない」「素直に受け取ってくれなかった後輩が悪いんだ」「じゃあ何故素直に受け取ってもらえなかったのか?」「自分の言葉に説得力がなかったからだ」「何故説得力がなかったのか?」

解決策を考えようとすると自然に原因究明になっていきます。

途中途中で「俺は悪くないのに!」というイライラが湧き上がってきましたがそれを黙殺して考え続けた結果、

「俺は後輩を否定してばかりで認めてあげてなかった」

という事に気付いたんです。

両親の教育を受け継いでいたんでしょうね。

良い所は「出来て当たり前」、悪い所は厳しく指摘する。

それが普通だと思っていたんです。

自分は認めてほしい、褒めてほしい人間なのに他人の事は認めない。
否定して優位に立とうとする。

こんな先輩の言葉に説得力があるはずがない。

尊敬されるはずが、好かれるはずがない。

流されたデマは酷い嘘ばかりだったけど、もし僕に人望があったなら

「内野さんはそんな人じゃない」

って声を上げてくれる後輩がたくさんいたはず。

結局今の状況を作り上げたのは自分自身だったんだ。

2週間で辿り着いた結論はそれでした。

あくまで自分の中での仮定なので真実は分かりませんが…

それからは人の良い部分を見るよう、認めてあげられるよう気をつけて生きていますが上手く出来ているかどうか…

(でも不思議なもので、そう見ようとしていたおかげで今は人の良い所が自然にたくさん見えるようになりました)

この経験で僕は

「人の良くない部分をきちんと指摘(批判じゃなく)してあげる事」
「指摘されたら真摯に受け止めて改善する努力をする事」

が大切だなぁと思ったんです。

しかし改善する努力をしたからといって、改善出来たからといって一度ダメになった人間関係が修復出来るとは限りません。

「俺は改善したんだからみんなも態度を改めてくれよ!」

なんて言ってるうちは改善出来ていないも同然です。

それ以降の生きざまを見て、みんなが許してくれたならそれが改善出来た証しです。

「素直に謝る事」「でも許しを求めない事」

これを自分のルールにしました。

そう考えて、それ以降はそう生きるよう決意しましたが

「自分に味方は一人もいない」

と思うと何度も心が折れそうになりました。

味方というのはかばってくれる人でも甘やかしてくれる人でもありません。

「変われると信じてくれる人」
「変わる努力を見てくれている人」

です。

本当なら自分一人で頑張らなきゃいけないんでしょうけど、でも人間はそんなに強くない。

「ギルティー!」のヒロインはそんなたった一人の味方です。

ギルを信じてくれる、でも決して甘やかさない女の子です。

どんなにツラくて心が折れそうになっても、彼女が信じてくれているという一点を頼りにギルは立ち上がる事が出来ます。

「ギルティー!」のヒロイン、シアン。

名前の由来はコンシャンス(conscience)→コンシアンス→シアン

良心という意味です。

シアンがいるからギルは良心を取り戻して、良心に従って生きる事が出来るのです。

シアンの少女時代を演じてくれたのは佐舗琉愛ちゃん。

昨年舞台で共演させていただいて「なんてお芝居が上手い子なんだぁ!」と驚きました。

舞台の経験も豊富だし努力家だし、これは出演をお願いするしかない!と声をかけさせていただきました。

20171126ギルティーK

ボロボロになったギルが弱音を吐いている所にあらわれるシアン。

本当は優しい言葉を期待しているギルに対してシアンの言葉は容赦がありません。

このシアンは意識を失ったギルが見ているイメージなので、シアンの言葉=ギルの心の声です。

本当にギルの良心の声なんです。

表面上の優しさではなく、本当の優しさでギルを叱咤してくれる、菩薩のような、女神のような、天使のような、そんなシアンを演じられるのは琉愛ちゃんしかいなかったと思います。

そして成長したシアンを演じてくれたのが川田栞里さん。

まつり草ヶ江のギルティー!第2話からシアンを演じてくれてます。

川田さんと出会ったのは第1話が終わった後でしたが、

「ええ!シアンのイメージにぴったり!!」

と思ってずっと気になっていた役者さんでした。

出来れば2話以降のシアンをお願いしたいな…と思いながらも、怪しいオッサンと思われるのが怖くてなかなか声をかけられず、でも意を決してお願いして今に至ります。

最初に見た川田さんの役は、メインの登場人物の周りで右往左往するようなサブキャラで、でもいなければ話が進まないような大切な役で、なおかつ観客と作品の橋渡し的なポジションで、そこで魅力と存在感を発揮していた川田さんに僕は一目ぼれしてしまったわけです。

現在のシアンは完全にアテ書き。

台本の段階で川田さんの声や喋り方をイメージして書いてます。

もし川田さんがいなければ今回の「ギルティー!」はなかったかもしれない、ぐらい僕にとって大切な役者さんです。

「しょせん俺は偽りのヒーローだ。でもさ、それでもやっぱり守りたいんだ、おまえの事を。だから今はヒーローのふりをさせてくれ」
20171126ギルティーL
2017-12-20(Wed)

めちゃくちゃかっこいい、ジン先生

前回の投稿で「後ほど追記します」と書いておきながら出来なかった私の有言不実行をお許し下さい…


殺陣教室・参加者募集中!

明日12月21日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20171214

福岡市南区大橋にて19時~22時30分、

未経験者大歓迎!参加者募集中!

参加希望、お問い合わせは
busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武
までお気軽にご連絡下さい♪
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ちなみに年内は
26日(火)…久留米 18:00~21:00
21日(木)・27日(水)…福岡 19:00~22:30
となってます。
(※最終日のみ水曜日になってますのでお間違えないようお気をつけ下さい!)
そして年明けは
1月4日(木)…福岡
1月9日(火)…久留米
からスタートです。
2017夏告知


さてさて、ギルティーの出演者紹介もあと少しとなりました。

今回唯一の「声の出演」
キルクルス四天王・グロータスの声を演じてくれたのが山下優里亜さん。
普段はMCをなさっている関係でお仕事でよくご一緒させてもらっていて、喋りはもちろんセリフも上手いと分かっていたので声をかけさせてもらいました。
まつり草ヶ江のギルティーでは第1話でシアンの声を、第2話でグロータスの声を演じてもらっています。

少年剣士・サクを演じてくれたのはゲスト出演の渡辺伊吹くん(エレガントプロモーション)。
普段はキッズモデルを中心に活動してます。忍者大好き、身体を動かす事が大好き!
実は伊吹くんのお母さんは昔一緒にキャラクターショーをやってた先輩なんです。
そんな縁もあって出演をお願いしました。
演技経験は少なくとも「あの人の息子ならいけるやろ!」という謎の信頼感(笑)
お母さんの厳しい指導の甲斐もあって立派なお芝居をしてくれました。
出演許可を下さったエレガントプロモーションさんにも御礼申し上げます。ありがとうございました!
サクの名前の由来は後継者successor(サクセサー)から。
剣の達人・ジン先生の後継者だったので。

そのジン先生を演じてくれたのはカミナリジロー氏。
もう四半世紀の付き合いになるけどこの名前で一緒にやったのは初めてだなぁ。
彼も昔のショー仲間。努力を怠らない信頼出来る男です。
俳優としても尊敬しているし殺陣の技術も僕なんかより全然すごいので、剣の達人・ジンをお願いしました。
正直、彼が出演してくれなかったらジン先生のエピソードは丸ごと変更するつもりでした。
ギルティーという物語のメインはジンとその弟子フォードのエピソードだと思って台本を書きました。
そんな重要なキャラクター・ジンですが、名前の由来は達人のジン、老人のジンです。
けっこういいかげんなネーミングですね(笑)
20171126ギルティーJ
2017-12-18(Mon)

とりあえず告知だけ

未経験者大歓迎!参加者募集中!

明日12月19日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。


福岡県久留米市にて18時~21時。

年内の殺陣教室は
19日(火)・26日(火)…久留米
21日(木)・27日(水)…大橋
となっております。

参加希望、お問い合わせは

busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武

までお気軽にご連絡下さい♪
2017夏告知


ギルティーの感想は後程追記します。
2017-12-13(Wed)

重要な、人々

殺陣教室・参加者募集中!

明日12月14日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20171207

福岡市南区大橋にて19時~22時30分、

未経験者大歓迎!参加者募集中!

参加希望、お問い合わせは
busou_00@hotmail.co.jp
090-9479-0922
アトラクションチーム武装
代表・内野 武
までお気軽にご連絡下さい♪

ちなみに年内は
19日(火)・26日(火)…久留米 18:00~21:00
14日(木)・21日(木)・27日(水)…福岡 19:00~22:30
となってます。

最終日のみ水曜日になってますのでお間違えないようお気をつけ下さい!

2017夏告知

ギルティー!の感想。

今回は「人々」を演じてくれた方々。

人々、なんてざっくり書いてますが、出てくる度に別の役だったりそこそこ台詞もあったり最後は機械生命体も演じてくれたり単なるモブではない重要な役どころでした。

岡本康平さん
出会ったのは殺陣教室を始めてすぐの頃なのでもうけっこう前になります。
岡本さんが在籍していた大学の演劇部に殺陣指導に行ったのが出会いのきっかけでした。
皆さん熱心だったのですが岡本さんは寡黙ですごく集中して取り組まれていた印象があります。
その時の僕は指導のみで一緒に舞台に立つ事はなかったのですが、(機会があったら何か出来ないかなぁ)なんて思っていたので声をかけさせていただきました。
大学を卒業して、おそらくお芝居から離れていたと思うのですが快諾してくれてすごく嬉しかったです。

ヒカルさん
一時期、数回だけ大牟田で殺陣教室を開催していましたが、その時の唯一の生徒さんです。
キャラクターショーとも縁があり、初心者ながらアクションも非常にカッコ良かったので、勝手ながら(何もしないのはもったいない!)と思ってました(←余計なお世話)。
台詞を言ったりはあまり経験がなかったかもしれませんがすごく良いお芝居をしてくれました。

田中優也さん
舞台「爆走里見八犬伝」で共演させていただいてからずっと大好きな役者さん。
その前にも出演されてる舞台を観ていたので共演出来るのはすごく光栄です。
人々役のメンバーをまとめて引っ張ってくれて、本当に感謝しかありません。20171126ギルティーH
中段左端から岡本さん・ヒカルさん・優也さん
2017-12-09(Sat)

兵士Hがあんな事やこんな事を

一日早いけど告知しておきます!

未経験者大歓迎!参加者募集中!

12月12日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20171205

福岡県久留米市にて18時~21時。

年内の久留米教室も残り3回!

参加希望、お問い合わせは

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アトラクションチーム武装
代表・内野 武

までお気軽にご連絡下さい♪
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またまた「ギルティー!」の感想です。

今回は兵士役の皆さんを紹介。

ギルティーで僕がやりたかった事のひとつが「兵士をいっぱい出す!」でした。

兵士がたくさんいた方がアクションシーンが映えるから、という理由ではありません。

とても勝ち目がないものにも向かっていかなきゃいけない時がある、というのを表現したかったからです。

まぁ当然アクションが出来なければいけない役どころではあるのですが、素晴らしいキャストが集まってくれたおかげで僕の夢が叶いました♪
20171126ギルティー集合B

兵士A…中村舜太郎くん
8月から久留米の殺陣教室に参加してくれている大学生です。
お芝居は勉強中で経験はあまりなかったのですが、熱心で覚えも早いのでお願いして出演してもらいました。
シャイな所もありますが、セリフやきっかけの多い兵士Aと作業員Aを堂々と演じてくれました。

兵士B…namiさん
福岡の殺陣教室ではもう長いお付き合いになるnamiさん。
とにかく勉強熱心で舞台の経験も豊富。
そんな方が「出たい」と言ってくれたのだからそれは出ていただくに決まってる!
作業員Bのお芝居も素敵でした。

兵士C…田島将英くん
福岡教室のマスコットボーイ(?)
趣味として殺陣を学んでいてお芝居も初心者なんですが、練習熱心で覚えも良いので出演をオファーしました。
最初はぎこちなかった台詞も本番ではかなり迫力が出てましたね。
最近こっそり色んな経験を積ませた甲斐がありました(笑)
台詞のない通行人Bの演技も光ってました。

兵士D…平山晃孝くん
もう20年以上の付き合いになるショー仲間です。
現場を離れて久しいのに要所要所でアクロバティックなリアクションを入れてアクションシーンを盛り上げてくれました。
台詞を言う事なんてこれまでほとんどなかったのに良いお芝居をしてくれていたので実は驚いてました。

兵士E…下枝聖治くん(R-JeNeraTIonS)
兵士F…野田敢くん(R-JeNeraTIonS)
イケメンコンビ。正直兵士という顔を隠す役で使うのは非常にためらわれました。
途中通行人コンビとして素顔のシーンを作って自由に演じてもらったのでファンの方は許してね!!
下枝氏はショー仲間でもありますがそちらではあまり接点がなく、どちらかというと俳優としての彼のファンだったりします。
社交辞令かもしれませんが「ギルティーやる時は声かけて下さいよ」って言ってくれたのが嬉しくて本当に声かけちゃったっていう…
野田氏はタレント・俳優・パフォーマーとして活躍してるのは知ってたし殺陣教室にも何度か来てくれたのですが、まさか出演していただける事になるとは…かなり恐縮でした。
お2人ともアクション・お芝居はもちろん稽古場の雰囲気を良くしてくれて本当に助かりました。

兵士G…島フリオ太一郎くん
5月から福岡教室に参加してくれている高校生。
やる気の波が激しいけど乗ってる時は周りを引っ張ってくれるパワーを持っています。
忙しかったり色々大変だったりの中で時間を作って参加してくれました。
村人との2役でした。

兵士H…鶴田純一郎くん
キャラクターショーの仲間で現役バリバリのアクションマンです。
実は以前「さやか見参!」にも参加してくれました。
そんなワケで彼が動けるのは当然知っていたんですが、今回声をかけたのは
「なんかやる時は呼んで下さいよ」って言ってくれたから。
「なんで心を開いてくれないんですか」って言ってくれたから。
そんな彼と絡んだシーンはとても楽しかったです。
20171126ギルティーE

兵士I…池田理絵さん
昨年11月から福岡教室に参加してくれています。
以前はお芝居をなさっていてしばらく離れていたそうなのですが最近復帰されました。
とても素敵なお芝居をなさっていて、笑わされて泣かされました。
他の場所でも「すごい役者さんだ」って話を聞いたりもしていたので出演をお願いするのは僕の中で必然でした。
フォードのお母さん役もやってもらったんですが、今回も笑わされて泣かされました。
おそらくみんなが大好きなシーン。
20171126ギルティーF

兵士J…田中ユさん
4月から久留米教室に参加してくれてます。
お芝居経験がある事は知っているのですがあまり詳しく語りたがらないので聞いてません。
でも殺陣に対する取り組み方や上達の度合いを見ればどのぐらい信頼出来るか分かります。
そんなワケで出演していただきました。
村人との2役で少し殻が破れてたらいいなぁ。

兵士K…宮嶋三枝子さん(グロータス様の項を参照)

兵士L…阿部聖二さん
ショーの大先輩!!25年以上もお世話になっている大恩人です!
新人の頃色々教えてもらったし、新人が楽しめる雰囲気を作ってくれてた素敵な先輩でした!
武装が殺陣教室を始める前、「忍者ライブショーさやか見参!」をやっていた頃にもメンバーとして力を貸してくれてました。
10周年にこの先輩を呼ばないワケにはいかない!と思って声をかけさせていただきました。
人々役もやってもらいましたが、久しぶりに一緒にショーが出来て嬉しかった!

兵士M…大嶋久美さん
こちらもショーの先輩!
新人の頃(27年前)からお世話になってる素敵な女性です!
キャラクターショーだけじゃなく演劇もやっていたという事で是非共演させてもらいたかった!
お仕事が忙しいのに無理を聞いて出演してくれました。
稽古の時もアドバイスをくれたり周りをサポートしてくれたりと本当に助けられました。
一番重要な冒頭の村人(母)をお願い出来たのもそういう方だから。

兵士の皆さん、本当にありがとうございました!!
20171126ギルティーG
2017-12-06(Wed)

恨む人々

殺陣教室・参加者募集中!

明日12月7日(木)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20171130

先週は移動に重点を置いた練習を行いました。

下半身は移動と体重移動に専念、

上半身は刀を振る事に専念、

その為にはリラックスが必要、

一番良くないのは足が居ついたままの立ち回り、

なんて説明をしたり。

そんな殺陣教室は

福岡市南区大橋にて19時~22時30分、

未経験者大歓迎!参加者募集中!

参加希望、お問い合わせは

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「ギルティー!」の続き

主人公ギルは最低最悪のクソ野郎なのでたくさんの人に恨まれて嫌われて復讐されるワケですが

20171126ギルティーD
右端、オサーナ。
その隣の白衣はオサーナの父。
オサーナの父は科学者で、家族を人質にされて軍事兵器の開発に協力させられます。

オサーナ父を演じているヨシダジュンジ氏は僕のショーの先輩です。
高校生の時にこの先輩が出演しているショーを見なければ僕の運命は少し変わっていたかもしれません。
そして僕にアクションを教えてくれた恩人のひとりでもあります。

オサーナはヒロイン・シアンの幼なじみ。
おさな(なじみ)→オサーナという単純なネーミングです。
父親を助けなかったギルを恨んでいます。
が、もしかしたらシアンに恋心があるのかも?
そのシアンがギルを慕っているのも許せないようです。

演じている上条拳斗さんは若くして経験豊富なフリーの俳優さん。
昨年の舞台で共演させていただいて、その素晴らしいお芝居とストイックな姿勢に惚れ込みました。
僕は上条さんとは正反対のテキトー野郎なので(絶対嫌われてるよな…)と思いましたが、どうしても出演して欲しくてお願いしたところ快諾して下さいました。
他の舞台をいくつか掛け持ちされていて大変だったハズなのに全てが完璧で、そのプロ意識にますます惚れてしまいました。

左端、ティム(女性)。
左から2番目、ヴィック(男性)。
戦乱の中で結婚を誓い合った恋人同士。
思い描いていた幸せな暮らしはギルとの出会いで砕け散ります。
この2人がクソ野郎ギルの一番の被害者のような気がします。
名前の由来はヴィック・ティム→ヴィクティム→victim (被害者)

ティムを演じてくれた根岸美利さんはフリー(当時)の女優さん。
現在は非・売れ線ビーナスさんという劇団に所属してらっしゃいます。
オサーナの上条さんと同じく昨年の舞台で共演させていただいて、出演されてる舞台もいくつか観に行かせていただいて、やはりお芝居に惚れこんでしまいました。
美人さんで硬軟合わせたお芝居が出来て、ティムのイメージにぴったりでした!

ヴィックの永友大寛さんも昨年の舞台での共演メンバー。
僕は永友さんと一緒のシーンがほとんどで、それがすごく楽しかった!
役としても個人としても本当に大好きで、ギルティーでもどうしても声をかけたかったんです。
ティムとのやり取りもすごく良かった!


右から3番目の紳士はライオネル。
資産家で、ギルに濡れ衣を着させられキルクルスに捕まります。
全面的な資金援助を条件に奴隷にならずに済みましたがギルの事は恨んでいるようです。

名前の由来は、資産家→金持ち→リッチ→ライオネル・リッチー→ライオネルという…
一番ふざけたネーミング!!

ちなみにライオネル・リッチーってこの人
ライオネルリッチー
ダイアナ・ロスと歌った「エンドレス・ラブ」は名曲!!

演じてくれた中山ヨシロヲさん(さくら組)は大ベテランの俳優さん!
ショー関係での繋がりで無理を承知でお願いしました。
実際断られる覚悟だったし、引き受けて下さった後も、台本読んで「こんなんやれるか!」って怒られたらどうしよう…とびくびくしていました。
でも僕の中ではこの役は中山さんぐらいのベテランさんじゃないと駄目だと思っていたんです。
下手をするとただの面白キャラになって面白シーンで終わっちゃう危険性があったので、きちんと人生の深みを感じさせてくれる役者さんじゃなきゃ嫌だったんです。
中山さんのおかげで理想通りのシーン、理想以上のキャラになりました。


左から3番目の少年はフォード。
フォードには青年時代(現在)と少年時代(過去)があって、少年時代のフォードを台本上「過去フォード」と呼んでました。
まっすぐで優しい少年で、お母さんとお父さんをキルクルスから守る為に剣術の特訓に励んでいます。
ところがクソ野郎のギルにその努力を全否定され、両親を見殺しにされたせいでギルを恨み闇落ちしてしまいます。
名前の由来は「努力」を意味する英語 effort(エフォート)から。

本来の30分ショーではギルの「怠惰」に対して登場する予定だったキャラクターで、「努力しないと駄目だよ~」みたいな説教臭い話になるハズでした。
(こりゃ面白くないストーリーになるかもしれないぞ~)と覚悟していましたが、今回子供向けという縛りをなくしたおかげで一番テーマ性のある魅力的なキャラになったと思います。

過去フォードを演じてくれたのは野上天翔くん(イメージフィールド福岡)。
昨年キッズ向けの殺陣教室を開催した際に知り合いました。
その時おそらく殺陣初体験だったと思うのですがかなり上手くて「いつか一緒に戦いたい!」と思っていたのでした。
ギルティーで戦う事はなかったけど、天翔くんとのシーンはホント楽しかった!!

天翔くん主演の「なつやすみの巨匠」、DVDレンタル中です。
社交辞令じゃなく、本当に素敵なお話ですよ!
なつやすみの巨匠

さて、センターはヒロインのシアンです。
シアンも過去の少女時代を「過去シアン」と呼んでいました。
シアンに関してはまたいずれ…
2017-12-04(Mon)

四天王

これからの時期、会社の忘年会やらクリスマスやら何やらかんやらでお忙しい方が多いので、参加者が少なそうですねぇ…

でもそれならそれでかまわないさ。

未経験者大歓迎!参加者募集中!

明日12月5日(火)はアトラクションチーム武装の殺陣教室です。
20171128

福岡県久留米市にて18時~21時。

参加希望、お問い合わせは

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2017夏告知

いつも言ってるんですけど、上手くなるには練習と勉強が必要だと思うんです。

勉強って何かと言うと情報のインプットですよね。

上手い方ってのは常にアンテナを張って勉強してらっしゃいます。

ところが、あまり上手くならない方はそれを怠ってる事が多い。

おそらく本人は「やってるよ!」と言うかもしれませんが、僕の私見だと「好きなもの」「興味があるもの」ばかりを見てるだけで、それを勉強だと思ってる方が多い、気がします。

とにかく受信範囲が狭い。

おまけに大して勉強していない。

「見てどう思いました?」って訊いても「すごかった」とか「かっこ良かった」とかそんな感想しか出てこない。

「何故すごいのか」「どうすれば自分も同じように出来るのか」などは全然考えていない。

観て楽しむのも大切だけど、見る=勉強ではないという事を理解しないといけない。

まぁそういう人はまず練習量も足りてないんですけどね。

練習不足で勉強しない人がどれだけ上手くなれるのか…

考えたら自分が何をすべきか見えてくると思います。


「ギルティー!それは罪と罰を背負いし偽りのヒーロー!!」
20171126ギルティーA

11月26日に公演した「ギルティー!」の感想その2です。

ブログを読んで下さってる方は知ってくれてると思いますが、僕は「ヒーローショー」に関してかなりひねくれた考えを持ってます。

「ヒーローとは何か」というテーマが自分の中でかなり大きなテーマとなっているからです。

20171126ギルティーB

主人公の機械生命体ギルは自称「正義のヒーロー」「無敵のヒーロー」として登場します。

でも彼はヒーローではなかったしヒーローにはなれなかった。

なので「ギルティー!」はヒーローショーじゃなくキャラクターショーなんです。

性格が最低最悪なギルの周りは敵だらけです。

みんながギルを恨んで、憎んで、嫌っています。

そんな中でも敵らしい敵はキルクルスという独立軍です。

ティー将軍率いるキルクルスには四天王と呼ばれる幹部達がいて、この4人がギルの直接の敵となります。
20171126ギルティーC

右端、シザック。サウスシティを支配しています。
名前の由来は南を司る四神の霊獣・朱雀から。
すざく→しゅざく→シザック。

演じてくれたのは以前殺陣教室でもアシスタントをしてくれていた後輩の織田氏。
仕事の都合で本番直前からの参加でしたが、「任せておけば大丈夫」と安心させてくれる頼もしい男です。
2014年まつり草ヶ江「ギルティー!第1話」でもシザックを演じてくれました。
今回はシザック、通行人、フォードの父、機械生命体と4役やってもらいました。
こき使いすぎや!!


左端、グロータス。ノースシティを治めています。
悪役とは思えない人格者で被支配層の人々からも慕われている女性幹部。
北を司る霊獣・玄武から。
玄武→黒い亀→黒いトータス→グロータス。

演じてくれたのは殺陣教室(福岡)の最古参、宮嶋さん。
役者でもスーツアクタ-でもなくただ趣味として教室に来て下さっているのに僕の無茶振りで色んなショーに参加させられています。
本当に申し訳ない限りです。
迷惑だと思いますが僕が最も信頼している方です。
まつり草ヶ江の第1話では兵士を、第2話ではグロータスを演じてくれました。
今回はグロータスと兵士の2役をお願いしました。


中央左(白い方)、ウエストシティのワイドガルド。
西を司る霊獣・白虎から。
白虎→ホワイト・ベンガルトラ→(ホ)ワイト(ベン)ガルト(ラ)→ワイドガルド。
イケイケなワイルド系、だけど出番は短かった…
愛すべきキャラ(笑)

演じてくれたのは殺陣教室(福岡)の高校生・大谷くん。
演技の経験はまだあまりないのですがとても熱心に練習してくれていました。
このキャラで壁をぶち破ってほしかったけど…
もっと吹っ切れば更に良かったのにな!
冒頭の村人とワイドガルド、そして機械生命体の3役をお願いしました。

中央右(青い方)、イーストシティのラセイド。
東の霊獣・青龍から。
青龍→青(セイ)龍(ドラゴン)→セイドラ→ラセイド。
四天王のリーダー。
その素性は他の3人も知りません。
全てを知っているティー将軍から四天王のリーダーを命じられています。
将軍に対する発言権も多少はあるらしく、それゆえのスタンドプレーが目立ち、他の3人からは煙たがられています。

演じてくれたのは那伽けん氏。
もう四半世紀の付き合いになるショー仲間です。
経験の豊富さはもちろん周囲への気配りも忘れない男で、今回の舞台は9割8分ぐらい彼が作ってくれたと言っても過言ではないでしょう。
プロフィール

武装代表・内野

Author:武装代表・内野
福岡・久留米を中心に、九州全域で活動している『アトラクションチーム武装』の代表です。

1972年生まれ。
1990年にキャラクターショーの世界に入り現在に至る。

2007年に武装を設立。

武装の活動内容は殺陣教室、殺陣指導、オリジナルキャラクターショー等。

現在は関西コレクションエンターテイメント福岡校さんでのアクションレッスン講師もやらせてもらってます。

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