2010-04-26(Mon)
アクションへの道(66)
ど~も~
前回『プロたる者は・・・』なんてブログを書いた後に、
『君は人としてどうなの!?』
って怒られて凹んだ武装代表です。
でもこれが成長につながるのは間違いないので、怒って(諭して)くれた方にはただただ感謝しております。
本気で怒ってくれる方こそ恩人ですよね!
僕が現役でキャラクターショーをしていた頃、やはり色んな方々に本気で怒られました。
今考えれば、その全てが恩人・・・
・・・なのかもしれませんが、あいかわらず毒を吐いていこうと思います。
1993年の話もだいぶん進んできましたが、思い出した事があるので少し遡りたいと思います。
1993年2月に、
タ~~~イムスリップ!!(カウントダウンTV風)
キャラクターショーというのは番組開始直後から行なわれるので、ショーパッケージの製作には放送開始前から取り掛かる事になります。
必然的に作り手は、まだ観ていない番組の台本を書き、セリフを録音してパッケージを作ります。
えっ!?
観た事ないのにどうやって!?
疑問に思うでしょう。
さては、関係者向けに試写会があるんだな!?
そう思うかもしれません。
正解をお教えしましょう。
想像して作るのです。
少なくとも僕がいたチームはそうでした。
まぁ企画書ぐらいは手に入るので読んでから作りますよ。
でも企画書の内容なんてほとんど変更されてたりしますからねぇ。
この年、僕は昨年に引き続き戦隊の台本を書くつもりで企画書を読んでいました。
キャラクター設定などを読んでみると少しギャグっぽい展開が似合いそうな気がして、微妙な笑いどころを入れてみたりしました。
それを社員さんに提出して読んでもらうと・・・
『これはダメだな』
一刀両断です。
えぇ~?そうかな~??
ホントにダメかなぁ~??
この社員さんはかつて、僕が初めて書いた台本をわずか10分で捨てた人です。
『アクションへの道(31)』参照(http://busow.blog17.fc2.com/blog-entry-189.html)
正直、僕の台本が悪いんじゃなくてあなたのセンスが古いんでしょ、と思ってました。
不満げな僕に、その社員さんは言いました。
『これじゃな、去年のメタルヒーローのパケの二の舞やぞ』
・・・はぁっ!?
この『去年のメタルヒーローパケ』については、『アクションへの道(40)』http://busow.blog17.fc2.com/blog-entry-211.htmlを参照してほしいのですが、簡単に書くと、
この社員さんと仲がいい社員さんがメタルヒーローパケの台本を書きました↓
それはメンバーの中でも悪評高い面白くない内容でした↓
ある日、現場でクライアントの偉い方から『このパケは面白くない!』と怒られました↓
それをこの社員さんに報告すると、
『怒られたのはパケのせいじゃなくオマエ達の出来が悪かったからだ』
と注意されました。
という事があったのです。
しかし、今回の
『これじゃな、去年のメタルヒーローのパケの二の舞やぞ』
という発言でハッキリしました。
この社員は、去年のメタルヒーローパケが面白くない事に気付いていたのです!
気付いていながら、台本を書いた同僚をかばう為かパケを作り直す手間をはぶく為か分かりませんが、アクターの技量不足のせいにしたのです。
ははぁん、やっぱりあなたはそーゆー性格の人なんだね。
この体質を変えるにはかなり激しい戦いが必要だなぁ、と考えた1993年2月のエピソードでした。
理想のショーを追うのはラクじゃないよ、ホント。
前回『プロたる者は・・・』なんてブログを書いた後に、
『君は人としてどうなの!?』
って怒られて凹んだ武装代表です。
でもこれが成長につながるのは間違いないので、怒って(諭して)くれた方にはただただ感謝しております。
本気で怒ってくれる方こそ恩人ですよね!
僕が現役でキャラクターショーをしていた頃、やはり色んな方々に本気で怒られました。
今考えれば、その全てが恩人・・・
・・・なのかもしれませんが、あいかわらず毒を吐いていこうと思います。
1993年の話もだいぶん進んできましたが、思い出した事があるので少し遡りたいと思います。
1993年2月に、
タ~~~イムスリップ!!(カウントダウンTV風)
キャラクターショーというのは番組開始直後から行なわれるので、ショーパッケージの製作には放送開始前から取り掛かる事になります。
必然的に作り手は、まだ観ていない番組の台本を書き、セリフを録音してパッケージを作ります。
えっ!?
観た事ないのにどうやって!?
疑問に思うでしょう。
さては、関係者向けに試写会があるんだな!?
そう思うかもしれません。
正解をお教えしましょう。
想像して作るのです。
少なくとも僕がいたチームはそうでした。
まぁ企画書ぐらいは手に入るので読んでから作りますよ。
でも企画書の内容なんてほとんど変更されてたりしますからねぇ。
この年、僕は昨年に引き続き戦隊の台本を書くつもりで企画書を読んでいました。
キャラクター設定などを読んでみると少しギャグっぽい展開が似合いそうな気がして、微妙な笑いどころを入れてみたりしました。
それを社員さんに提出して読んでもらうと・・・
『これはダメだな』
一刀両断です。
えぇ~?そうかな~??
ホントにダメかなぁ~??
この社員さんはかつて、僕が初めて書いた台本をわずか10分で捨てた人です。
『アクションへの道(31)』参照(http://busow.blog17.fc2.com/blog-entry-189.html)
正直、僕の台本が悪いんじゃなくてあなたのセンスが古いんでしょ、と思ってました。
不満げな僕に、その社員さんは言いました。
『これじゃな、去年のメタルヒーローのパケの二の舞やぞ』
・・・はぁっ!?
この『去年のメタルヒーローパケ』については、『アクションへの道(40)』http://busow.blog17.fc2.com/blog-entry-211.htmlを参照してほしいのですが、簡単に書くと、
この社員さんと仲がいい社員さんがメタルヒーローパケの台本を書きました↓
それはメンバーの中でも悪評高い面白くない内容でした↓
ある日、現場でクライアントの偉い方から『このパケは面白くない!』と怒られました↓
それをこの社員さんに報告すると、
『怒られたのはパケのせいじゃなくオマエ達の出来が悪かったからだ』
と注意されました。
という事があったのです。
しかし、今回の
『これじゃな、去年のメタルヒーローのパケの二の舞やぞ』
という発言でハッキリしました。
この社員は、去年のメタルヒーローパケが面白くない事に気付いていたのです!
気付いていながら、台本を書いた同僚をかばう為かパケを作り直す手間をはぶく為か分かりませんが、アクターの技量不足のせいにしたのです。
ははぁん、やっぱりあなたはそーゆー性格の人なんだね。
この体質を変えるにはかなり激しい戦いが必要だなぁ、と考えた1993年2月のエピソードでした。
理想のショーを追うのはラクじゃないよ、ホント。
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